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#18 できます!って自分から言うの怖くない?

みなさんこんにちは、お豆腐です。

普段は音声配信アプリ「Stand.fm」にて「豆腐メンタル会社員が毎日を生き抜くチャンネル」を運営しています。

以下は11月30日配信「#18 できます!って自分から言うの怖くない?」のテキストバージョンです。音声でお聞きになりたい方は、ぜひチャンネルに遊びに来てくださいね。

今年も仕事納めの香りがしてきた

11月が今日で最終日ということで、今年も仕事納めの時期に入ってきたなという感じですね。

配信では何度かお話してるんですけれども、私の職場はいつも決まったメンバーで仕事をするわけではなく、プロジェクトごとにメンバーが都度選定されて数ヶ月単位でチームを組んで仕事をするという仕組みなんですね。
その周期でいくと、今年はあともう1プロジェクトあるかどうかという時期になってきて、1年早いなあという印象ですね。

自分の強みを自分で説明することの居心地の悪さ

この仕組み、色んな人と仕事をする機会があって刺激が多い反面、毎回自己紹介をしないといけないという苦労もあります。
まず、組織で新しいプロジェクトに入るメンバーを決めるとき、過去の経験やスキルから選定が行われるんですが、その過程で「こういう案件のハンドリングできますか?」とか「過去の案件でこういう経験があるって聞いたけど、どう?できそう?」って聞かれることがあります。

次に、いざプロジェクトに入ってからも、初めて一緒に仕事をする人がいたら「まず、自分の強みとか得意なことを紹介してもらっていいですか?」って面と向かって言われることもあるんです。これがいつも緊張します。

自分の強みや得意なことを、自分の口で宣言するってすごく難しくないですか…?
そもそも私は性格上、自分で「できる」と自覚してることが少ないんですよね。常に自分に不満があるし、上には上がいるし…って思ってるので。
仮に自分が「できる」って思ってることだったとしても「できます」と言って、相手の期待値以下だったらどうしよう…と考え出すと、ますます宣言するのが怖くなります。

それでも自分で自分をアピールしないといけない理由

でも、一応社会人ですし、実力主義の会社ですし、保険をかけたり謙遜したりして「できません」って平気で言えちゃう人には仕事は回ってこないので、成長しようと思うとできるかどうか分からない仕事にも積極的に手を上げていかないといけないわけです。

加えて、きちんと自分にはどんな経験や能力があって、何ができるかっていうことを説明しておかないと、逆に苦手なプロジェクトや苦手な作業を任されてしまうリスクもあります。

いかに「できます」という言葉を使わずに自分を説明するか

だから、できるだけ無理なく、相手に正確に自分の能力を伝えるために、「できます」という言葉を使わずに、客観的に経験と事実を述べるようにしています。

例えば「ワークショップのファシリテーションが得意です、できます!」じゃなくて「過去のこういう案件では、30名以上が参加する2日間のワークショップを担当し、参加者の満足度はこれくらいでした」とか。

「新商品の企画ができます!」じゃなくて「過去のプロジェクトでクライアントのこういう強みを活かした企画を行って、先方の決済者からこういうコメントと、こういう金額の決済をもらって、今実際に製造段階に入っています」とか。

できる/できないじゃなくて、出した成果、担当したアウトプットを具体的に伝えるっていうのを意識すれば、まず認識のズレは起きづらいのかなと思います。

あとは、チームでの合同作業の場合、自分1人の成果や能力が見えづらかっったり、逆に成果が必要以上に大きく見えてしまったりすることがあるので、その成果の中での自分の担当領域や担当率を付け加えるとなおいいかもしれません。
先ほどのワークショップの例だと、メインのファシリテーターをやって全体を見ていたのか、それはやっていなかったけど各グループの担当者としてきめ細かいサポートをしていたのか、といったことです。

さらにこのとき、一緒にやってた他の人の言葉や判断を借りて説明するのもいいかなって思います。「XXさんがリーダーで、XXさんからXXを任されました」という感じで。そうすると、このXXさんが信用に足る人物だった場合、自分自身の主観的な判断を述べることなく、妥当性や信頼性を担保することができます。

という感じで、いかに自分の主観を交えることなく、かといって不利に映ることなく仕事をもらえるかっていうのを大事にしてます。小手先の処世術ではありますが、仕事と自分の間でのミスマッチは極力減らしたいですもんね。

それでは、本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。皆様、お疲れさまでした。


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