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#17 平日は4時間しかないと思って働くべし

みなさんこんにちは、お豆腐です。

普段は音声配信アプリ「Stand.fm」にて「豆腐メンタル会社員が毎日を生き抜くチャンネル」を運営しています。

以下は11月25日配信「#17 平日は4時間しかないと思って働くべし」のテキストバージョンです。音声でお聞きになりたい方は、ぜひチャンネルに遊びに来てくださいね。

先輩が授けてくれた教え

タイトルは私が新卒の頃に、当時の先輩に言われた教えです。
当時残業しても残業してもその日の仕事が終わらない私を見かねて授けてくれた教えで、今でも忙しい時期はこの教えを頭の片隅に置きながら仕事しています。

この「4時間」の部分は、一日の労働時間が8時間としたときに半分ぐらいを目安に、っていう意図なので、皆さん思い思いの数字を入れていただければと思うのですが、大事なことは「働いている時間を丸々、自分が思ったとおりに仕事できると思っちゃだめだよ」ってことですね。

先輩が教えてくれたことも含めて、理由は大きく3つあるかなと思っていて、それをお話していきたいと思います。

理由1:他人の時間はコントロールできないから

日々の仕事の中で、自分が思ったとおりに作業が進まないシーンを思い浮かべていただくと、おそらく「他の人から話しかけられて集中が切れた」とか「今やってる業務とは別に、差し込み業務の依頼をされた」とか、自分以外の人から影響によるものが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?

私も、最初に先輩にこの教えをもらったときがまさにそうでした。
・一般ユーザーからの問い合わせ対応
・エンジニアさんやデザイナーさんとのやりとり
・後輩の育成
という、他の人と連携する3種類の業務を並行してやっていた時期があり、その時期一気に自分の仕事がガタガタになったんですね。

その当時は、自分が何か作業をしているときに問い合わせのメールが入ったり、後輩や他のメンバーから話しかけられたりしたときに、内容をしっかり聞く前にまず気持ちがイライラしてしまって「何でこの忙しいときに来るの?」と思っていました。

でも、それって結局お互い様なんですよね。自分も、自分ひとりで仕事を完結できるケースって少なくて、お互いに協力しあっているので、それはお互い様ってことで。
また、仮に話しかけてくるその人の相談内容とか依頼内容がすごく理不尽だったとしても、それも究極的にはその人の自由で、自分にはどうにもできないことですよね。やめてくれと伝えたとしても、やめてくれるかどうかはその人次第で、完全に他人の時間をコントロールすることはできないから、っていうのが理由の1つ目です。

理由2:自分自身のことも完全にはコントロールできないから

これは以前の「気分のムラも考慮に入れて予定を立てるのが大事」っていう配信でもお話したことですが、私は普段からすごく些細なことでモチベーションや集中力が左右されるんですね。だから、以前は2時間でできた仕事も今日は3時間かかるかもしれないし、そもそもエンジンかかるのに1時間かかるかもしれない。そういう自分自身のムラも、意外にコントロールするのが難しいから、っていうのが2つ目の理由です。

仕事終わりに翌日の予定を立てたりすることもあると思うんですけど、そもそもベストコンディションのときを基準に予定を立てない、ちゃんとバッファを読むっていうのが大事だと思います。

理由3:アンコントローラブルな状態はそれ自体がストレスになるから

最後3つ目の理由は、先にお話した2つのコントロールが効かない状態、アンコントローラブルな状態は、それ自体が仕事に悪影響を与えかねないからです。
8時間使える計算で仕事をして、結果6時間分の成果しか出なかったら落ち込みますよね。だったら、最初から4時間分のつもりで組んでおいて、6時間分進んだらラッキーぐらいに思っておくほうが精神衛生上いいんじゃないかってことです。これが3つ目の理由です。

ということで、今日は「平日は4時間しかないと思って働くべし」ということをお話しました。
とはいえ肝心なところ、本当に4時間分の仕事しかできなかったら仕事が増えるばかりで困ってしまうので、あくまで気持ちの面という話ではあるんですが、これをやろうとすると、結果的に「じゃあこの作業は早めに着手しておいたほうがいいな」とか「まず6割ぐらい自分で作業してみて、残りは他の資料で代替できないか検討してみよう」とか、具体的な業務改善の工夫も自然と考えることになるので、あながち現実逃避してるだけの考え方でもないんですよ。よかったら皆さんも試してみてください。

それでは、本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。皆様、お疲れさまでした。

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