#25 よっこいしょ、が苦手なので本棚を捨てました

みなさんこんにちは、お豆腐です。
普段は音声配信アプリ「Stand.fm」にて「豆腐メンタル会社員が毎日を生き抜くチャンネル」を運営しています。

以下は12月16日配信「#25 よっこいしょ、が苦手なので本棚を捨てました」のテキストバージョンです。音声でお聞きになりたい方は、ぜひチャンネルに遊びに来てくださいね。

よっこいしょ、が苦手

何かをやろうとして重い腰を上げるとき、「よっこいしょ」という感覚があります。
一日の仕事の始まりとか、たまった洗い物を片付けるときとか、何かに手をつけようとするとき、エネルギーが要りますよね。よっこいしょ、って感じです。この、最初の「よっこいしょ」がしんどいんですよね。

よく「やる気が出ないからやりたくない」という悩みへの対処法として「やる気が出てから始めるのではなく、やり始めたらやる気が出てくる」というのがよく言われると思うんですけど、まさにそうなんですよね。だから、怠惰な人間ほど、この最初の「よっこいしょ」の動作を小さくして、自分をやる気が出る状態まで持っていくっていうのが大事だなあと。

本棚を捨てたら、本を読むときの「よっこいしょ」がなくなった

私が今まで「よっこいしょ」の動作を小さくするためにやったことで一番成功したのが、本棚を捨てるということです。

普段私は電子書籍も読むんですが、仕事関連で付箋をつけたい本、写真がたくさん載ってる美術系の図版、編集が気に入ってる雑誌などは紙で読みたいので、紙の本も結構買います。

ただ、本って買ったときが一番読みたいモチベーションが高まっていて、いざ家に届くと読むのがめんどくさくなってしまったりすることも、よくあるんですよね。それで、読むときまで本棚にしまっておくと、それによって余計に読まなくなることがあったんです。
というのも、本を普通に本棚に並べると、本の背表紙しか見えないですよね。私は表紙の装丁デザインや、帯の内容を気に入って本を買うことが多いので、背表紙だけだと最初の「よっこいしょ」を超えるだけの情報がないというか、情報が足りないんですよね。
しかも、本棚に置くと、当然のことながら本が整然と並ぶことになるので、日常の中で目に止まる回数が少ないし、ともすると本を買ったこと自体を忘れてしまうことがあるんですね。

本棚のない部屋で、本をどう収納しているかというと…

ということがあって本棚を捨てたんですが、現在どうしているかというと、持っているすべての本を部屋の床に直置きしています。本を積んだ塊が何個もある状態ですね。
かなり奇妙な状態ではあるんですが、自分の中ではこれがかなりしっくり来ています。

まず、普通に本棚に並べるよりも、一度にたくさんの本の情報が目に入るんですね。少なくとも、一つずつの塊の一番上の本は絶対表紙が目に入る状態です。だから、日常の中でちょっと本が目に止まって、その場で手に取る回数が増えました。

で、手に取ったら、その場でちょっとだけでもいいので気になるところを読むようにします。家の中で立ち読みする感じですね。
それで、読み終わったら、さっき置いてあった場所とは違う塊に戻すんです。そうすると、下に隠れていた本が見えたり、近い距離に置いてある全然関係ないカテゴリの本になんか共通点を感じたり、意図せぬおもしろい発見があったりします。

という感じで、複数の本をちょっとずつ、気になるところから読み進めるという読書法が結果的に生まれました。
もちろん、しっかり腰を据えて一冊の本を読むこともあるんですが、そういう気持ちになれないときに以前は全く読書をしなかったのが、ちょっとだけ読書が進む状態になりました。これで、読書という行為に対する「よっこいしょ」ハードルが下がりました。

生活の中にある「よっこいしょ」ハードルを下げる

あと、他の「よっこいしょ」の話で言うと、何か調べ物をしないといけないんだけど、めんどくさいな…というときは、まずPCかスマホを開いて、そのとき最初に思いついたキーワードを入れて、検索結果画面を表示する、ってとこまではやるようにしてます。
なんとなく検索結果画面を眺めているうちに、興味が湧いてきて、この記事読んでみようかなという気分になるんですよね。これは、インターネットで調べ物ができる時代に生きていてよかったなあと思います。

あとは、これも極端な「よっこいしょ」の例かもしれませんが、外出の予定がある日は、ベッドから起きたら出かけるまで一度も座らないようにするっていうのもよくやります。
これはもはや物理的な「よっこいしょ」の話になっちゃうのですが、一度座ってしまうと立ち上がるのがめんどくさくなるので、普段からメイクも立った状態でしますし、朝ごはんもキッチンのカウンターにおいて、そこで立って食べたりとかすることがあります。これはちょっとお行儀が悪いのでおすすめできませんが…

ということで、今日は「よっこいしょ」ハードルを下げることについて、お話しました。ちょっとお行儀が悪いし、あんまり参考にならないお話が多かったかもしれません。皆さんも「よっこいしょ」ハードルを下げるいい方法があれば、教えてくださいね。

それでは、本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。皆様、お疲れさまでした。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?