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週刊AI神絵師

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進化の速いAI画像生成についての話題を記録すべく、優良な生成AIに関する記事をバインダーさせていただいております。2022年10月より前の基礎知識は拙書「AIとコラボして神絵師に…
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2023年7月の記事一覧

Stable Diffusion v1モデル_H2-2023(更新終了)

Last update 11-25-2023 ▼本記事について概要  独自の基準で選んだ、比較的安全とみられるStable Diffusion v1モデル(と、一部のTI embeddingsとVAE)を紹介します。  安全については情報の正確性が保証できず、妥当性も人それぞれですので、各自でご判断ください。本記事の終わりの方に続きを記載しているので、よろしければご一読ください。 下記の記事もお役に立てたら幸いです。 → Stable Diffusion v2モデル_

【結果発表】Stable Diffusion Life - あなたの活用法大募集!🎉

こんにちは、皆さん。Stability AI Japanです。 先月このようなイベントを開催しました。 その名も「Stable Diffusion Life - あなたの活用法大募集!🎉」 このイベントでは、皆さんがStable Diffusionをどのように仕事や趣味に活かし、日常の中に取り入れているかをお伺いしました。 今回の入賞者にはDreamStudioクレジット20ドル分の特典をプレゼントします。512x512 50stepsの画像を約5000回生成できますので、

中国における生成型AIについての暫定措置法と、その反応

生成式人工智能服务管理暂行办法 2023年8月15日から施行 ChatGPTで翻訳したので共有しておく。 参考URL 第一章 総則 第一条 生成式人工智能の健全な発展と規範的な利用を促進し、国家の安全と社会の共益を維持し、市民、法人およびその他の組織の合法的な権益を保護するため、中華人民共和国の「ネットワーク安全法」、「データセキュリティ法」、「個人情報保護法」、「科学技術進歩法」などの法律および行政法規に基づき、本法を制定する。 第二条 中華人民共和国領土内の一般

夏のイラストのアイデア

せっかくだから季節のイラストを描きたい。 そう思っていてもアイデアが浮かびにくいものです。 今回は夏にピッタリなイラストのアイデアを多くまとめました。 自分用にも今後活用していく内容になっています。 良かったら参考にお使いください。 夏のイラストを描きたい 夏のイメージを表現するためには、明るく鮮やかな色を使うことが一般的です。青や緑の色調を基調としたパレットが夏の雰囲気に合いますが、個人の好みに合わせて色を選んでください。カラフルで鮮やかな色を使って、夏の明るさと活気を

「C.C.レモンAIで擬人化してみた」の舞台裏

「C.C.レモンAIで擬人化してみた」担当スタッフです。2023年7月27日、AIで擬人化したC.C.レモンのお披露目をさせていただきました。 このnoteでは、擬人化C.C.レモン誕生の舞台裏を掘り下げて解説してみたいと思います。ご興味のある方は、ぜひお付き合いくださいませ。 第一章 : 企画の起点①AIはC.C.レモンのブランドイメージを把握していた 時を少しさかのぼり、今年の3月。ChatGPTの話題が私の耳に入った頃でした。"何を聞いても、驚くべき精度で返答して

画像のアップスケールの手段

今回は画像のアップスケールについて検証した アップスケールの手段 画像をアップスケールする場合 1.一度生成した画像をseed値を固定してアップスケールする 2.txt2imgからimg2imgに送り、MultiDiffsionでアップスケールする 1.のメリット ほぼ同じ構図を保ったまま、詳しく書き足してくれる 1.のデメリット 5分くらいかかる seed値が固定されているので、細かい修正はできない 2.のメリット アップスケールの構図を少しずつ変えて繰り返し試せ

3Dモデルを使ったキャラクターLoRA作成フロー

それは7月14日のことでした。 矢木に 電流走る――! 過去の記事でも散々『ハニセレ2』『コイカツ』を買えとダイレクトマーケティングを繰り返してきましたが、改めて言っておきます、買いましょう、今のうちだぞ!(本当に) 今回はILLUSIONに哀悼の意を表するために、ILLUSION製品を使ったキャラクターLoRAの作成方法を具体的に説明します。 作業面の説明のみに絞るので、考え方の部分は過去の記事を見てください。 はじめに現在の作成フローを図に表したものがこちら。

#WebX #STEPN #MooAR で発見した、技術では解決しないシンギュラリティのその先にいる開発者のオシゴト

昨日今日はオシゴトをお休みしてWebXに行ってきた! 「いやーWeb3とかオワコンですわ」みたいなことを言っている人は、おそらくWeb2からも何も学んでいないし、Web3がWeb4になったとしても表層しか見ていない。 OpenAI サム・アルトマンCEOが「技術では解決しない、これからは社会で試すことが価値」とか「価値を作り出すことは価値」とか言って世界中がChatGPTという新興宗教のイニシエーションを受けている横で、いきなりWORLDCOINをリリースしてきたりしてい

【StableDiffusion】全起動オプション

備忘録 GPT先生訳です。ヴァージョン更新等で増減している可能性があります。 全部読むには、自分でテキストファイルにでもコピーした方が読みやすいと思います。 -f: ルートユーザーとして実行することを許可します;webuiの外部で実装されています --update-all-extensions: プログラムを起動するときにすべての拡張機能の更新をダウンロードします --skip-python-version-check: Pythonのバージョンチェックをスキップします -

水墨画風のAIイラスト

今回は水墨画風のAIイラストを試してみた。 twitterの画像投稿の地形 久方ぶりにtwitterを投稿した。140字なので、生成文は入れられないかと思っていたが、このようにaltにコメントとして入れることができる。 1 woman,50years old, in the forest,ink sketch <lora:zyd232_InkStyle_v1_0:1>, dynamic torso closeup, wearing a kimono Negative p

StableDiffusion webuiが地味だけど確実に使いやすくなるスタイルシート

追記:2023.09.01 webui 1.6 で構造が少々変わったのでそれに合わせて調整しました。 追記:2023.10.30 その5を追加しました。 プロンプト入力欄の文字が小さくて読みにくい! と思ったことはありませんか? StableDiffusion AUTOMATIC1111版 webui(以下webui)の見た目はスタイルシート(以下css)で変更できます。 この記事では地味だけど確実に使いやすくなるcssを紹介します。 ユーザースタイルシートとはwebu

便利ポーズプロンプトとControlNet_Tileを使用した最近の生成方法【StableDiffusion】

1.最近の生成方法 AI画像生成をされる方は、毎回の生成時にはどんな生成方法で始めていますか?  今回は私の最近の生成方法から、(個人的な)便利ポーズプロンプトと、ControlNetのTileでの方法の一部をご紹介しようと思います。 2.基本セッティング まずはStableDiffusionを立ち上げるわけですが、私の場合はGoogleColabを使ってます。まともに生成するにはコンピューティングユニットの購入が必要なのですが、なかなか使用量(料)が馬鹿にならなくなって

有料
300

AIイラストをアップスケールしながら画風を変える

✨ アップスケールってたくさんのやり方があると思うのですが、元の画像をふわふわに仕上る方法と、元画像そのままに仕上る方法を紹介したいと思います。やり方次第でかなり違うので面白いです。 線画が強く出てしまうときはloraでnolineとかboldlineをマイナス適用して線画を細くしたり無くしたりするとフワっとします。 こちらがポン出し元画像です。これをi2iで2倍の大きさにアップスケールしていきたいと思います。 i2i latent アップスケールでゆるふわ✨ Con

『KakikomiPlus』元の絵を極力保ったままAIによって描きこみを生成するソフト

https://github.com/tori29umai0123/KakikomiPlus/tree/main タイトル通りです。こんな感じのことができます。 Install①以下のColabのリンクをクリックしてください ②Colabのメニューから、『ランタイム』→『ランタイムのタイプを変更』→以下のように設定 ②Colabのメニューから、『すべてのセルを実行』(5分位かかります) ④一番下のセルのpublic URLをクリック Running on loca