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AIイラストを生成しています。 自身の記録としてnoteで日々の結果を描きこんでいます…

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AIイラストを生成しています。 自身の記録としてnoteで日々の結果を描きこんでいます。 Twitterメインで活動しています。

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stable diffusion初心のススメ 最新版

AI画像生成、Stable Diffusionが急速に発展し数年が経ちました。 サブスクリプションサービスMidjourneyが活躍していた中、突然の登場で度肝を抜かれました。 当時は情報が少なく導入の仕方、Google Colaboratoryの扱い方、そもそものPythonの理解にとても苦しみました。 この記事はその記憶と共に私自身の情報整理として書き出しています。 Google Colaboratoryを知る stable diffusionが出現するまではGoog

    • 理想の絵へ近づく習慣

      初めに AIに任せたとしてもクオリティの高い絵は簡単にはできません。 しかし、絵を上手くなりたいと本気で思うのであれば、簡単には手に入らないスキルや才能を培うために努力することが欠かせません。 まず大切なのは、「絵を描かずして絵が上手くなる」ことは不可能だという認識です。その上で、日常生活での誘惑に負けず、絵に時間を充てることが重要です。ゲームや動画、漫画などの娯楽は楽しいけれど、それに時間を取られすぎてしまうと、絵の練習に充てる時間が減ってしまいます。 絵を描く(書く)

      • イラストのとらえ方

        今回はイラストを描く前に知っておきたい事をまとめてみました。参考にどうぞ。 イラストの伝えたい事の時短 イラストは文章とは異なる性質を持っています。うまく活用することで文字だけでは表現できなかった世界を作ることができます。 ただしメリットだけではなくデメリットも存在する事を覚えておきましょう。 【メリット】 情報伝達の高速化:視覚的な情報は文字情報よりもはるかに短時間で理解できるため、イラストは文章説明より早くメッセージを伝えられる 印象づけの強化:目に訴えるイラス

        • イラストに取り入れたい光と空間表現

          イラストに取り入れたい要素、テクニックを自分なりにまとめました。 ■影を手前に置く イラストを描く際の小技の一つに「影を手前に置く」という手法があります。これは非常に効果的なビジュアル表現なのですが、なぜその効果があるのか解説していきましょう。 まず「手前が影で後ろが光る」ことで、奥行きの遠近感が生まれます。影と光の明暗差が近くと奥を区別しやすくしてくれるのです。空間表示に大いに役立つテクニックといえます。 光の方向については、斜光を当てるのがポイント。正面光の場合、

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        stable diffusion初心のススメ 最新版

          イラスト構図の考え方

          イラストの構図をメインに生成して感じた部分をまとめました。 参考になれば嬉しいです。 初めに■イラストは「見る」ための創作 イラスト作成には必ず「作品を見る人」が存在します。一人のためだけでなく、多くの人々に作品を鑑賞してほしい、という前提が大切です。 構図を考える際も、見る人を引き付けるビジュアルか、表現の主眼が明確に伝わるか、ストーリー性が感じられるか、等の点を常に意識しながら描き進める必要があります。 見てくださる人を想定し、作品の訴求力や伝わりやすさを第一に考

          イラスト構図の考え方

          embeddingsを活用して低品質を除外する

          embeddingsとはembeddings とは機械学習や深層学習において、入力データの特徴や意味を数値ベクトルに変換し、埋め込むことを指します。 特にテキストや画像などのデータをベクトル空間に変換することで、コンピュータがその意味や特徴を数値として理解しやすくすることができます。学習済みのembeddingsファイルを使うことで、生成される画像の品質を高めたり、望みの画像に近づける調整を行うことができるようになります。それを「Textual Inversion」という手

          embeddingsを活用して低品質を除外する

          冬のイラストのアイデア

          冬のイラストの特徴寒さが厳しくなるこの季節。外は冷たいけれど、冬のイラストは温かみがあり魅力的です。なぜ冬のイラストは素敵なのでしょうか? その鍵となるのが、美しい雪の造形です。氷の彫刻や氷の洞窟など、透明感のある冷たいブルーの色合いが特徴的でファンタジック。枯木に積もった大量の雪も繊細で壮観です。 人物が温かい飲み物を飲んだり、火鉢で寄り添ったりする様子も冬のイラストの定番。心温まる一コマが追加されることでストーリ性がでてきます。 そして雪だるまなどのかわいいモチーフ

          冬のイラストのアイデア

          img2imgを高画質化するMultiDiffusion

          hires.fixはとても優秀な高解像度化技術ですがimg2imgの時は利用する事が出来ません。 今まではimg2imgは使わずtext2imageを多用してきました。 これから紹介するテクニックを使うことでhires.fixに近い高画質化をimg2imgで使うことができます。 文字だけでは再現できなかったイラストがある方には必見の技となります。 MultiDiffusionを知るマルチディフュージョンアップスケーラーは、Automatic1111のStable Dif

          img2imgを高画質化するMultiDiffusion

          Procreateを使ったレタッチ

          はじめに 画像生成後、どのように手直しをしていますか? 背景に余計なものが映った、指や関節がおかしい、背景が乱れた。 色々な問題をi2iメニューのinpaintで修正する方も多いかと思います。 inpaintは絵の指定位置を修正することができるので、自由に修正箇所を決める事が出来ます。が、思った通りに修正してくれない場合もあります。 そんな時は画像編集ソフトを使って修正してみてはどうでしょうか。 使うのは消しゴムだけで誰でも簡単にレタッチを行えます。 (私の場合はiPadを

          Procreateを使ったレタッチ

          秋のイラストのアイデア

          今回も季節に合うイラストのアイデアをまとめました。絵を描く参考にしていただければ幸いです。イラストを生成次第各項目を埋めていきます。 ※夏イラストはこちら 秋のイメージとは?秋のイラストのイメージは、温かみのある色合いや自然の美しさを表現することが重要です。 カラーパレット:秋のイメージを表現するためには、オレンジ、赤、黄色、茶色などの温かみのある色を選んでカラーパレットを構築します。これらの色は秋の落ち葉や夕焼けのイメージを引き出すのに効果的です。 明暗のコントラス

          秋のイラストのアイデア

          ControlNetのTileを使って忠実な高解像度化をする

          初めに stable diffusionで生成する時に、Hires. fixを使ってイラストを高解像度化すると、生成するイラストによっては全く別物になったりして諦めないといけないパターンが何度かありました。 代表的なものと言えば花火です。 花火をHires. fixすると綺麗な花が生成されてしまいます。使っているモデルの特徴なのかもしれませんがそれ以降花火イラストは諦めていました。 ControlNetのTileを使うことで変化を抑えて忠実な高解像度化が可能になりました。

          ControlNetのTileを使って忠実な高解像度化をする

          ControlNetのノイズ法とテクスチャ法(カムカム)を試す

          はじめに 御月望未(みつきのぞみ)さんが公開しているテクニックを試してみました。 このテクニックを使うことで描き込み量を増やしたり色誘導が可能になりクオリティUPに繋げる事が出来ます。 ノイズ法を試す ・ControlNetは必需品なのでインストールを行ってください。 ※拡張機能(Extensions)からURLからインストール(Install from URL)を選択、拡張機能のリポジトリのURL(URL for extension’s repository)の欄に以

          ControlNetのノイズ法とテクスチャ法(カムカム)を試す

          夏のイラストのアイデア

          せっかくだから季節のイラストを描きたい。 そう思っていてもアイデアが浮かびにくいものです。 今回は夏にピッタリなイラストのアイデアを多くまとめました。 自分用にも今後活用していく内容になっています。 良かったら参考にお使いください。 夏のイラストを描きたい 夏のイメージを表現するためには、明るく鮮やかな色を使うことが一般的です。青や緑の色調を基調としたパレットが夏の雰囲気に合いますが、個人の好みに合わせて色を選んでください。カラフルで鮮やかな色を使って、夏の明るさと活気を

          夏のイラストのアイデア

          Upscaleによる画質の変化

          Upscaleとは? automatic1111に搭載されているupscale機能は画像の解像度を高めることで、より鮮明で美しい映像を作り出す技術です。ぼやけた解像度のイラストをクッキリと修正してくれます。 Hires.fixのupscaleとExtra upscaleがあるので組み合わせて使ったらどうなるか試していました。 最終結果的には・・・SNSに上げるくらいならHires.fixで1688×1192くらいで十分足りる。extraで5064×3576にしてもほぼ意味は

          Upscaleによる画質の変化

          automatic1111のRuntimeError修正

          xFormers利用でautomatic1111を利用していたところ、突然以下のエラーが出てしまいました。 RuntimeError: Detected that PyTorch and torchvision were compiled with different CUDA versions. PyTorch has CUDA Version=11.7 and torchvision has CUDA Version=11.8. Please reinstall the

          automatic1111のRuntimeError修正

          xFormersで高速化+高解像度化を行う

          xFormersとは?xFormersとは、PyTorchベースのライブラリで、Transformersの研究を加速するために開発されたものです。xFormersは、NVIDIAのGPUでのみ動作し、画像生成や自然言語処理などのタスクにおいて、高速化とメモリ効率の向上を実現します。しかし、xFormersを使うと、同じパラメータでも異なる結果が得られることがあります。これは、非決定的な演算を行うことで計算コストを削減するためです。この記事では、xFormersの特徴やインスト

          xFormersで高速化+高解像度化を行う