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実際に介護施設の発信を見てみよう!

こんばんは!
埼玉県で介護福祉士をしている大西です!
今回のテーマは「介護施設の発信」です。

日ごろから介護についての発信が大切だと説いてきているつもりですが、介護の発信は大きく分けて「個人」と「施設」の二択に分けられますね。
今回は施設発信について触れていきます。

それでは第234弾ですよろしくお願いします!


かすみの里の場合


一つの例として「かすみの里」さんのtweetを見てみましょう。

これは最近のtweetでほんの一例なのですが、めちゃくちゃ日常ですよね(笑)

別に特別な行事などではなく、日常を切り取った投稿。
いま、こういった日常の投稿を施設単位で行っている所が増えてきました。

かすみの里さんは以前から注目していたのですが、まさに施設発信のモデルケースとも呼べる代物になっているのではないでしょうか。

こういった投稿にはいつくかの狙いや効果があるのですが、その中でも2つの事について書いていきます。

「理想」を発信する事で想いに人が集まってくる

まずはこれです。

今の時代、人が何に惹かれ集まってくるようになったか?それは多くの人が語っていますが、やはり想いや熱量に人は集まってくるようになりました。

これは物事の価値観が変化してきているからで、時代と共に

食べ物→お金→共感や承認

に変化しているからですね。
それもこれも、ICTの発達やSNSの普及によるものも多く、実際に多くの業界、会社ではSNSを使いマッチングを図っています。

介護業界にもようやくその流れがやってきた、とも言えるようになりました。

と、いう事は既に準備していたところは強いですね(笑)

やはり「こんな介護を目指している」という事を発信していくのって、大切なんですね。

そしてここで大切なのは「課題がある事を認める事」です。
かすみの里さんもそうですが、日ごろから「ここが上手く行っていない」「すべてがこうではない」と話してくれます。

そうなんですね、すでに完璧である施設というのはおそらく存在しなくて、「こんな介護が出来ている!」と発信してしまうと、そこだけを切り取って入職した方がいると「理想と現実」にギャップが生まれてしまう。

そうすると形だけの発信になってしまい、信用を無くします。

この信用が本当に大切で、「こんな介護が出来てるよ」というよりも「こんな介護を目指している」「そのためにはこんな課題がある」と隠さず発信することが廻り廻って「施設作り」に繋がるのです。

嘘をつけなくなる

個人的には、発信の最大の特徴ってここにあると思っています。

これ、先ほどの「信用」の話に絡んでくるのですが本当に大切です。

今はまさに「信用経済」と言われています。
それは物やテクノロジーで溢れかえり、人が求める物は「人とのつながり」や「信用」に変わってきたからですね。

お金が無くても信用を担保に稼ぐことが出来て、食うに困っても信用があれば誰かに助けてもらえる。

そんま時代の背景からそう呼ばれているんですね。

さて、こことSNSでの発信が結びつきます。

そうなんです、SNSでの嘘を発信していくと信用を無くしていく事になるんですね。

今強い言葉で「嘘」と書いていますが「無理」や「苦しい発信」とも言い換えられますね。

例えば先ほどのかすみの里さんの発信が、投稿の為に作られた「本来は存在しない日常」だったらどうでしょうか?
こんな施設で働いてみたい!!

と思った方、即刻辞めますよね(笑)

しかもそれって、すくなくともその人の周りにはばれるので1人に嘘をつくことで複数の人に知れ渡るわけです。

これってものすごく損を生んでいて、一旦信用を失うと中々回復が見込めません。
しかも個人単位であれば禊や反省を表すことで、やり直すことが出来ますが会社や企業となるとそうはいきません。

そうなると、嘘をつかないほうが良い。

いや、嘘をつくと損益になる為つけないといったほうが正しいでしょうか。

ただ、やはりここで重要なのは投稿はあくまで「理想形」である、という事


「全員が理想の介護を体現している!!」というわけでは無く、事業所の方向性として動いていると認識すると良いかもしれません。


さて、今回は「かすみの里」さんを例に出してみました。

他にも良い発信、良い事業所が沢山あるのでぜひリサーチしてみて下さい!!

それでは今回も読んで頂きありがとうございました。
次回もまたよろしくお願いします!!

未来を創る介護福祉士 大西

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