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メイキングを売る時代、それは介護業界にも通じるよね。

こんばんは!
埼玉県で介護福祉士をしている大西です!

今回のテーマは「メイキングを売る時代」です。

西野亮廣エンタメ研究所で先日投稿された記事なんですが、昨日Voicyでもお話しされていました。

深いところの話は出来ませんが、この表層の部分を切り取り『介護』に当て嵌め考えてみたいと思います。

そんなこんなの第129弾、よろしくお願いします。


何故介護施設に人が集まらないか?


人って知らないもの、未知の物を人は避ける傾向があるんですよね。

中身がわからないブラックBOXよりも、中身が分かっている商品を選ぶ。

その方が安心安全だからですね。

さて、中身がわからない物よりも、中身が分かっている物が良い、、、これって介護施設でも同じ事が言えますよね?

「なんだか分かんないけどとりあえず特養」

よりも

「どんな介護をしたくて、どんな取り組みをしているか」

が明確な方が良い。そしてそれを発信している事。


もう少し詳しく言い換えると

「アットホームな職場で、利用者さん主体の介護施設です!自立支援やレクリエーションに力をいれてます!」

よりも

「利用者さん主体の生活を実現する為に自立支援に取り組んでいて、その自立支援はこうこうこうで、快適に過ごせるように排泄ケアをこうして、、、水分ケアにはこういう理由があって、、、うちの介護施設はこういうケアを実現したいんです」

と明確になっている方が興味を持たれやすいんですね。(僕の説明だと明確じゃないけど笑)


今まで多くの介護施設では目的、方針、理念など、、、介護の方向性や根拠等が薄かった。

その結果、現場の介護が宙ぶらりんになり環境の悪化やケアの質の低下、人手不足に繋がったのでは?と推測してみました。(あくまで個人の見解です)


さて、次が今回の記事の本題です。

仲間を引きつける情報開示

メイキングという言葉が正しいかはさておき、介護施設は「自分達がどんな介護をしたくて、どんな工夫をしているか。どんな課題があるか」をリアルに発信した方が良いと思います。


ちなみにこれは個人にも言える事で、これからの時代「こんな介護観があって努力してるよ」と発信していけば「共感しあえる仲間」と出会える確率が高まるからです。
それは個人と個人かもしれないし、チームかもしれないし、大きい組織かもしれないし。

しかし何かに繋がるのは間違いありません。


さて、施設発信に戻ります

組織として人材が欲しい時、ちょっと酷な話しかもしれませんが「良い人材」「求めている人材」を引き寄せるにはただの求人広告では全く足りていないと感じます。

ただ就職先を探してる人には求人広告などの情報開示で良いかもしれませんが、それでは「一体何に魅力を感じて面接に来たのか」がわかりません。


逆に言えば「欲しい!」と思わせるような人材は、よっぽど魅力を感じないと就職してはくれませんよね。

ではどこで興味をもってもらうか?どう魅力をアピールするか?

それがメイキングです、自分達の介護過程を発信する事です

もちろん給与や休日、福利厚生も大切です。

大切なんだけど、良い人ほど介護の仕事って「感覚」みたいな物が合わないと、結構な確率で離職に繋がりませんか?

また、これには入職してからのミスマッチを防ぐ意味合いもあります。

情報開示を開示する事で人が集まりやすくなる。

介護過程を発信する事で、共感する仲間が増えていく。

そう思います。

そしてその発信を続ける事、これに尽きるんじゃないでしょうか。

これからの介護施設、どうなっていくか楽しみですね!


さて、今回も読んで頂きありがとうございます!
次回もまたよろしくお願いします!

未来を創る介護福祉士 大西

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