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「模倣」と「拡散」の介護時代

こんにちは!

埼玉県で介護福祉士をしている大西です!

今回のテーマは「次の介護時代」です。

前回書いた「介護黎明期」と「介護成長期」の続きです!

(※まだの人は読んで頂けると嬉しいです!)

それでは第224弾です、よろしくお願いします!!


「模倣」するべし

これが結論です。
要するに「真似しよう!!」です(笑)

正確には違うのですが、おおむねこの解釈で良いと思っています。

何故なら、これから新しい介護の専門性を創り上げたり、差別化を図るのは難しく労力が大きいからです。

一部の施設では既に「自分たちの介護とは何か?」を考え、色んな工夫や取り組み、教育をしてきました。

しかしながら、まだ多くの施設ではまだ現場の介護が確立されていなかったり、教育が出来ないところも多くあると思います。


しかし、そんな現場も「今よりも良くしたい」と必ず思っているはずです。

そうした時、簡単です。

真似すればいいだけです

これだけノウハウが溢れて、これだけ情報にアクセスしやすくなり、ついに介護業界にも発信の波が来ています。


なので、上手く行かない…と思ったところは真似すればよいだけです。

勉強したければ、勉強材料がそろっています。

本も動画も、セミナーもあるし、SNSをチェックしたり、体験型のサービスを利用してみたり、とにかく「やろうと思えば情報はある」し「真似できる前例が沢山ある」んです。

レベル1から手探りでやるんじゃなく、最初から強い装備を整えられるんです。


それらを活用してレベルを上げたほうが効率がいいじゃないですか。
世間ではこれから介護問題について騒ぎ出すと思います。

その時までに準備しましょう。

何故拡散なの?

そして、もう一つ重要なポイントがあります。
それは「拡散」です。

つまり発信ですね。

SNS、というと最近はビジネス利用や自己啓発に利用する概念も増えてきましたが、他にも沢山強みがあります。

そのうちの一つに「信頼の獲得」があります。
発信のしかたやSNSの運用方法は僕自身まだまだこれからですが、おそらくここが重要になると感じています。


と、いうのも介護事業所って本当にブラックボックスなんです。

中身が何だか、まったくわからないんですよね。
ホームページには聞こえのいい言葉が並び、「利用者さんの主体性を引き出します」という文言が大きく載る。


しかしですね、これを真正面から信用する人がどれだけいるでしょうか?

いま、介護士になろうとする人、もしくは転職をする人で意識の高い人はほぼ確実に「リサーチ」をして職場を選びます。

ご家族の入居を考えている人も同じです。

僕たちであればどうですか?

検索してホームページ以外にもTwitterやFacebookがあれば見ませんか?

今までの、SNSが無かった時代まではそれが通用しました。

しかし、SNSを活用する事業所が出てきてしまった以上「比べられてしまう」のは当然の流れです。


しかも、今の人って方法にあふれた世界だからこそ「ネタバレしているもの」を選ぶ傾向があるんですね。

僕たちもそうですよね?

「良い」とわかってるものにお金と時間を使いますよね。



介護事業所も同じで「良い!」と思ったところを選ぶ。
しかも、たとえばそこで働いたり、サービス利用に繋がらずとも「ファン」になってくれる可能性があります。

「あんな施設運営がしたい」
「あんな現場が作りたい」
「こんなところでサービスを受けたい」
「困ったことがあったら相談したい」


そう思ってもらえれば、強いです。

これからの時代を生きる介護事業所、介護現場を創るには「模倣」と「拡散」は必須レベルです。

自分たちの想い、考え、方針、活動、成功、失敗、課題、色んなことを発信しましょう。

そうすることで、時代の流れ、介護業界の流れに貢献し。
そうすることで、住民からの信頼を得て、良い職員が集まるのではないでしょうか。

今回はそんな話でした。

それでは今回も読んで頂きありがとうございます!
次回もまたよろしくお願いします!

未来を創る介護福祉士 大西

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