定期巡回訪問サービスで学ぶ地域という話
こんばんは!
埼玉県で介護福祉士をしている大西です!
今回のテーマは「地域」です
現在関わっている「地域巡回訪問サービス」で現在感じたことを書いていこうと思います。
それでは第75弾です、よろしくお願いします。
関わりは見える
突然ですが、皆さんは自分の家に住んでますか?
友達の家に居候、とかネットカフェで生活している、特定の家を持たずホテル暮らしするホリエモンみたいな人もいますよね。
ではお年寄りはどうでしょう?
きっと介護で関わるお年寄りの多くは自宅で暮らしていることが大半ですね。
特養などの施設が住所になっている場合もありますが、皆さん大体が自宅にいたと思います。
何が言いたいかと言いうと、時代は買変わってきているが大半の人にとっては「家」は特別なところである、という事。
特殊な事情が無い限りずっと住んでいた自宅は本人にとって思い入れのあったり、安心できる場所と捉えて間違いないでしょう。
在宅での介護を経験してみて思ったのが、「家族」の存在
これが面白いんですね!
お宅に行けば、家族とお年寄り、職員との関係が見て取れます。
新しく利用を始めた方であれば、関係が構築されていくさまがありありと感じられます。
正直これだけでも働いてみて良かったなと 思える収穫だったのですが、また更に感じ取ることがありました。
一つずつ書いていきたいと思います。
家族間での距離感を感じ取れ!
特養やグループホーム等「箱型」と言われる(この言い方好きじゃないんだけど、他に適当な表現が見つからない)では、職員とお年寄りの距離感はぐっと縮まるケーズは多いですよね。
在宅での介護ももちろん距離が近くなるケースは多いのですが、家族間での距離感を感じると「あぁ、特養とはやっぱりなぁ」と思いました。
献身的に介護をする人、割り切って任せている人、パートナーの変化を認められない人。本当様々です。
だからその家庭によってどんな立ち位置で関わっていくか、関係作りが求められます。
例えば、、
末期がんで治療していたけど、本人が可哀想でやはり連れて帰って在宅で見ることにし定期巡回を申し込んだそうです。介護自体が初めてで不安な事ばかり、しかも奥様もご高齢です。
関係性が出来てきたら当時の話や現在の苦労や悩みを聞くと良いかもしれませんね。
例えば、、
家族はいるんですが、勝手に出入りしてください、といった家族。
ご本人が身体に不自由があるものの、しっかりされているからでしょうか。
ノックして勝手に入ってください、と言われた時は少し驚きました(笑)
別に仲が悪いわけじゃなさそうなんですね。
放って置かれているわけではない。
ただ職員は勝手に入って勝手に帰って良いと。
面白いなぁと思いました。
本当、家庭によって職員に求めている関わりも違うし、利用者さんとの関わりも違う。
(当たり前ですけどね笑)
そして関わる中で変化してくる関係性、これも大きいと思いました。
顔が知れてお互いのキャラクターがわかってくるに連れて、色んな話を聞くことが出来るんですね。
昔はこうだった、何が好きだった、孫が何人いて、好きな芸能人は誰々で、、、
普段はこうして介護している、ここに困っている、本当はこうしたい。
どれだけ信頼関係が築けているかはわかりません。
もしかしたらただ不安を打ち明けたいだけかもしれないし、こちらのキャラクターを好いてくれてるのかもしれない。
でも、関わるごとに変化してるなぁとは感じるんです。
利用者さんと家族の距離感、そこに関わる職員。
在宅も楽しいですね。
定期巡回で学んだまとめ
介護士は人と人とを通して関わる仕事ですね。
その「人」とは何もお年寄りだけではありません。
利用者さんの周囲にも目を向ける、これが大切だとわかりました。
家族、友人、他の事業所の職員、ペットとかも(笑)
深いんですね、本当。
携われば携わる程『関わりは見える』
これがわかりました。
本当楽しいです。
それでは今回も読んでいただきありがとうございます。
次回もまたよろしくお願いします!
未来を創る介護福祉士 大西
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