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コモディティ化する介護施設?

こんにちは!

埼玉県で介護福祉士をしている大西です!

今回のテーマは「均一化」です。

特養職員目線で書いていきますが、ぜひ皆さんの立場、職場に置き換えて考えてもらえると嬉しいです。


それでは第132弾、よろしくお願いします。


それで本当に、生き残れる?

今日夜勤のパートナーと話していて、改めて「来る日も近いな」と思った事があります。

それは介護施設の「コモディティ化」です。

どういう事かと言うと「皆んなが真似したくなるような取り組みや仕組みが作れている施設(ブランド施設)が勝手に拡散されて真似されて、提供出来るサービスが均一化されてくるな、という事。
そして魅力を感じにくい施設には人が寄り付かなくなって詰んでいくよ、という話しです。


淘汰まではされないにしてもかなりの確率で下火になる。。事は目に見えているのではないでしょうか。


昔、スマホやインターネットがここまで普及してない頃。

その頃にだってめちゃくちゃ良い取り組みをしている施設はあったし、本を出したりしている所もあったみたいですね。

それこそ口コミで噂が広まるほどに。。

さて、それでもどんな取り組みをしているか。
詳細な事は分からなかった。

関係者やその業界の人なら分かる事もあったでしょう。
しかしまだまだ広まってる、とまではいかなかった。
それは何故か?

拡散する為のツールが、見つける為のツールが無かったんです。

しかも人って良い事より悪い事に目がいきがちですよね。

だから良い介護ができてる施設は注目されにくく、従来の介護施設が目立っていく。


この様な事が起きていたんじゃないかと思います。

特に現代も変わらず悪いニュースは目立ちますよね。
やれ骨折、窒息、虐待、クラスターだ、、、

このコロナ時代でもお年寄りや障害を持った方の生活を守ってる介護現場、医療現場、という見方をされる事は少ない気がします。

さて、それではどうやって良い介護が均一化されるのか?
その根拠と流れを書いてみます。


介護業界も発信時代に追いついてきた

以前から「介護施設も発信しようよ!」といくつか記事を書かせて頂きましたが、その発信の先に待っているのがコモディティ化です。

いくつか理由ありますが、それは、、、

・人材確保の為に評価の良い取り組みをしたい
・その中でも良い人材を取り入れたい
・個人で施設と繋がりやすくなった
・介護が世間的にもっと身近な存在になるから

ざっとあげるとこの4つかなと思います。

さて、今回の話では「介護の発信をしようぜ!」ではありません。


恐らくこういう流れになるから、今のうちから準備しようぜです。

どんな風に準備していくのか?

それはとっても簡単で難しい事なんですが、それは、、、

介護・福祉についてもっと学び、情報発信している人達の取り組みを真似していく

だけです。

でもこれが難しいですよね(笑)

これは介護施設も、一職員も、関係なく意識していかなきゃいけないと思います。

介護施設は時代に取り残されない為に。

職員はどこでも通用する人材になる為に。


新しく介護士になる人達、特にSNSを使い慣れている層はほぼ確実に介護の事を調べてくる時代が来ます。

何も知らずにただ機械的に食事介助したり、機械浴を使ったり、何も考えずトイレに座らせて終わり、、、、ではありません。

新しい人材は今のやり方に疑問を持ち、自分の納得出来る取り組みをしている施設を探します。

そうしてある施設には人があつまり、ある施設は人がいなくなる。

そうしてその取り組みを見た一部の人は新しく事業を立ち上げる。

そしてそこに人が集まる。

情報はシェアされる時代です。

介護業界もこんなふうになるんじゃないかな?と思うんです。


どうでしょうか、介護施設のコモディティ化。

大体どこに行っても満足できる取り組みがされていて、大体どこも良い。

そうして特養や老健、グループホームなど、、そんな流れになるんじゃないかと思いました。


さて、それでは今回も読んで頂きありがとうございます!

次回もまたよろしくお願いします!

未来を創る介護福祉士 大西

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