【休職期6】自分への"罰ゲーム"って何があるんだろう

タイトル、ちょっと過激に見えたらすみません。
和泉となりです。

そんなに大した話じゃないのですが。

ふと、
「自分って、罰ゲームに何したら、嫌がるんだろう」
ということを考える機会があったのですが、
これ、結構、自己分析に役に立つのでは？
と思い、とりとめなくまとめてみます。

はじめに

・休職していることが"罰ゲーム"
・休職に至った過程が"罰ゲーム"

などと論じるものではありません。
また、

・休職した自分に"罰ゲーム"を与える

という内容でもありません。
あしからずです。

なぜそんなことを考えたのか

友人と、旅行していた時。

トランプの大富豪（別名・大貧民）に負けたら、
全力で、
キンタローのアンジェリーナ・ジョリー
やろうぜ、というノリになりまして。

で、普段負けないのに、
その時だけボロ負けだったんですよ。大富豪。

しかし、31歳のおっさんが、衣装もない状態で、

ﾄｩｰﾑﾚｲﾀﾞｰ

と叫んでも、場が白けるのは自明の理。

……なんて思いながら、結局やったんですけどね。
意外とウケました。よかったです。

じゃあ他の罰ゲームは？

ウケないくらいなら、
「ﾄｩｰﾑﾚｲﾀﾞｰ以外の罰ゲームじゃダメ？」
という相談をしたのですが。

その時、
「じゃあ、和泉が嫌がることって、なによ？」
と言われてしまったのです。

NGなこと無しの性格

過去やった罰ゲームで言えば、

・片思いの子に勝手にLINEを送られる
→ 返事なく爆死（ブロックのパターンも）

・脱衣
→ 引かれる

・モノマネ
→ できなさすぎてウケない

・食べていた"緑のたぬき"に、抹茶アイス入れられる
→ 意外と美味しかった。ぬるかったけど。

などがあるのですが、
全部、やる時に特に嫌がらないのです。僕。
むしろ、喜んでやります。

ﾄｩｰﾑﾚｲﾀﾞｰを避けたかったのも、
嫌なのではなく、確実にウケないから。

つまりは、場が盛り上がる可能性があれば、
自身を犠牲にしても、特に問題ない立場。

なので、脱衣して引かれる、など、
度を越したことが起こり得るのです。
（もちろん、大昔の若気の至りなので、今は脱ぎません）

自己犠牲の精神

言い換えれば、こうですよね。

その場が盛り上がる可能性があるなら、
誰もやらないようなことでも、やってしまう。

これが、自身に負荷をかけすぎて、
休職に至ってしまった一番の原因だと思います。

誰もやらない仕事なら、
時間外でも、連絡が来てしまったら、
自分のプライベートを捨てうってでも、
働き続ける。

結果、自身の得にならない仕事が増えていった。

「NGなし＝何でもできる」ではなかった

プライベートを投げ打ってまで仕事をすることが
かっこいいと、本気で思っていた時代がありました。

言い換えれば、自己犠牲を伴ってでも、
会社のため、ビジネスのために、
自身を生かすことができる、という多幸感。

罰ゲームで言えば、
どんなことを振られても、やりきれば、
場は盛り上がる。ここでも多幸感。

……この多幸感、果たして本当だったのでしょうか。

自身の行動が、間違ってないと正当化するために、
思い込んでいただけな気がしています。

結果、
無茶振りをしてくる人たちとは疎遠になったし、
仕事も、お休みしてしまっています。
何のために、自分を犠牲にしていたのか、謎です。

自己犠牲から自己表現へ

やりたくないことをやって評価されないくらいなら、
やりたいことをやった方が良い。

そのためには、
「何でもやる」精神は捨てて、
「やりたくないことはしない」という
意思を持つ必要があると思いました。

自分を犠牲にするのではなく、表現する。

自己表現を叶えていく中で
「やりたくないことがある」から、
おもしろい罰ゲームができるわけです。

例えば、友人にとっては、

ブランディングをしっかりしている
自分のSNSアカウントで、意図しない投稿をする

が、一番嫌、と言っていました。
僕なら気にしないことでも、
彼にとっては、非常に大事な自己表現の場。

そこを自ら荒らすことは、
絶対に避けたい罰ゲームなわけです。

罰ゲーム＝やりたくないことを大切に

とはいえ、僕としては現状、
特に「やりたくないことはないなぁ」という気持ちです。

多分、この「自己犠牲してでも」という精神は、
自分の根幹にある気がしていて、
直すのは、非常に難しいと思っていますが。

ただ、「こんな罰ゲーム受けたら嫌だな」という観点で、
自身の嫌なことを把握していけば、
いずれ自己犠牲から、自己表現に、
行動を変えていけるのでは？と思った次第でした。

休職の経過

最後に、休職5ヶ月目の5月についてですが……

薬を増やした他は、
動画編集や、知人のサイトづくりにうつつを抜かし、
リワークなどは、進められておらずです。

6月頭に、
リワークをしてくれるクリニックに予約が取れたので、
来月、リワークの様子など、発信できるかなと思います。

状況、またまとめていきたいと思いますが、
休職しはじめた時と比べると、
気持ち的にもかなり軽くなりました。

思考も明瞭になってきて、
将来のことも考えられるようになってきた
気がします。

しんどい思いをしている時は、
本当にわからないとは思うのですが……

もし今、しんどいと少しでも思う方、
お休みして、ゆっくり考え直すのも、アリかもです。

もし参考になりましたら……

カバー画像

そんな罰ゲームの話をした、阿蘇の風景。