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傾向性に屈するな

おはようございます。学生です。
カネコアヤノさんのロマンス宣言を聴きながら嫌われる勇気を読んでいたら、どうしようもなく胸が熱くなってしまいました。


嫌われる勇気にも書いてあるのですが、人には本能や衝動のような傾向性というものが存在します。イマヌエル・カント(Immanuel Kant,1724-1804)による言葉です。
人は眠くなったりしたら眠るし、お腹が空いたら何かを食べます。これは行動に結びつく傾向性ですが、これは目に見えないところでも働きます。楽をしようという心の動き、誰かに認められたい心の動き、などです。

しかし、人間は考える力を持つ生き物であり、本能のままに生きる動物ではありません。感情に支配されて視界が眩んでいては前には進めないのです。衝動という流れに逆らって進んでこそ人間です。

このノートも感情のはけ口のようなものになり得てしまいますが、僕は少しでも考えながら文章を書いています。


今の僕にとって一番の悩みはゼミですが、そこで僕は様々な刺激を浴びます。アカデミックなゼミではないので(僕の一番の不満はそこですが)知識的な刺激は少ないんですけど、組織で協働することに重きを置くゼミなのでチームワークは必須となります。
いろんなやつと、時間をともに使うことになります。このオンライン下でも文字や音声でつながりながらコミュニケーションをとり、鬼畜な課題へ挑んでいきます。
チームで協働する現場では様々な「自分」が浮かび上がります。チームで何かをするわけですので、一人一人がみんなのために働きかけて、歯車が回り、私たちは進んでいきます。無論、僕も歯車としての責任を全うしなければなりません。その働きを求められます。
そして、僕は選択することとなります。どのようにこのチームに貢献するのか、その方法を。
意見をしたり、モノを作成したり、何かを調べたり、貢献する手法というのは様々です。しかし、その貢献する主体は独りよがりではいけません。反発してはいけません。チームの歩調を合わせる必要があるのです。それを嫌がり沈黙したとしましょう。沈黙は不協和音となり、次第に深刻化していき、主体は視野狭窄に陥り、恐怖から逃れるために己に執着し、仲間への無関心へと行き着きます。
これは、僕がとってしまった方法です。


ゼミで、大きな課題が僕たちに与えられました。一ヶ月ほどの期間で取り組む、ひときわ大きな課題です。それに対して少数でチームを組み、今まで取り組んできました。その課題が、先ほど完成して、ひと段落といった状況で僕はこの文章を書いています。

チームでの僕はそこまで1人よがりであったわけではありません。ある時から主に沈黙していました。語るべき言葉が僕の視点から見つからなかったからです。
一言も発しなかったなど極端な沈黙ではなく、チームとして貢献するような発話を行うのに消極的になってしまっていました。

僕を除いたゼミのメンバーがすでに大学生活の苦楽をともに過ごしていたから、馴染みにくいという理由はあります。僕はまだ彼らと多くのことを共有していません。
ですが、それは僕が独りよがりで行動する理由にはなりません。


なぜ、そんな視点になってしまったのでしょうね。
なぜ、そんな行動をとるようになってしまったのでしょう。


今回のノートはちょっとした反省文でした。


未来に向けての文章も少し書いておきます。
誰かの言葉に支配される必要はありません。
大学生ならば、行動の軸を自分に置いておくべきです。比較をして優劣を決めるのではなく、自分が掲げる理想や目標をどれだけ達成しているか、またどれだけ達成に向けて努力しているかに重きを置いたほうがいいです。
今後、もっと考えて、自分の人生を生きていく必要があります。
自分のためにも、周りのためにも。

そこで、あまり臆病風に吹かれないことです。
落ち込むことはあってもいいし、失敗しても構いません。自分らしくtryしたのならば、それ以上考えるべきではないでしょう。迷ったり悩んだりが人間の性というものですが。


恐れ、立ちすくみ、一歩も動けなくなってしまう。
そうなってしまえば、視点は変わることはありません。自分の世界が変わることはありません。
そこで、必要なのが勇気なのでしょう。
勇気をもち、自らの足で見事に立ち、しっかりと歩むことです。
自分から歩み寄るのです。語りかけるのです。
周りにはたくさんの人がいます。
彼らをどう見るかは、僕次第でしかありません。どう見て、何を感じて、どう行動するかの決定権は僕が握っています。


「私」が、行動するべきなのです。
いつだってそうでしょう。

いま、ここで。
幸福に生きるトレーニングをしましょう。



自分のことがちょっと嫌いになってしまって今回のノートを書くに至りました。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
もうちょい頑張ります。




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