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『アナザーラウンド』を観た。酒の力の偉大さをみくびってはならぬ。そして元々人生は素晴らしい。

飛び飛びとなったが、今日でアナザーラウンドを全て見れた
なんだか俺は本当に何をやっているのだろうか。ガチゴチ頭でっかちのクズに成り下がっている。

いや、映画はとても良いものだったよ。
大学生の頃、たまに酒を飲んでいた。そうすると楽しくなっていたんだ。
俺は最近理性だの本だの、そういうものを大事にしようとして、というかもはや狂っていたのだが、ループしている。そういう退屈さに、押し殺されていた、ただただね。だから変化を欲しているけど、その形を掴めずに、ただただループしていた。実際には何も変化は起こらない。そういう退屈の家の中で出ることはできずじっとしていた。変化が、変えることが、怖いのだろう。
あぁそうだ、そうだよ。周りの人、それを自分の一部として見過ぎなのだ。考えすぎっちゅうやつや。とにかく行動してみれば大体なんとかなる。行動してしまえば後は走るだけだが、一度止まれば元の木阿弥である。

そんな私がアナザーラウンドを見た。画期的だった。映画を見終わった後、俺はコンビニまでわざわざ歩いた。いるであろうおっさんとは違う、ダルダルのジーパンを履いたおっさんがいた。そこでブラックニッカを買った。そして、飲みながら歩いて帰ってきて今ここにいる。

思えば、俺は誰かと打ち解けようとしていて、うまくいかないと思っていて。なんか打ち解けているとは言えないような状態。その時、酒をたまたま飲む機会となり、俺はのみ、自分で自分をぶっ壊して、ぐちゃぐちゃになって気づいたら友達になったりしていた。これ、時に気に留めていない出来事だったけど、酒の後押しがあったから、とも言える。と今気づいた。ちょうど一年前ぐらいにも、、いやまだなってないか。でも、そうだったなぁ。酒ね。

そういえば、大学の先生とも、周りと仲良くできないんすよねーとかこぼしたら、酒が足りねぇんだよ、と言われもした。そういえばそうだった。

そうか、足りないのはアルコールか。と、夜、臭い田舎道を歩きながら、そう思ったよ。
飲んだら気分は爽快になった。世界は俺のものだと言わんばかりだった。周りなど気にならなかった。ちょっと飲んだだけだ。血中アルコール濃度は0.5%だったかどうかは知らないが、確かに、飲むだけでも気分は高揚した。こう書いてみると、人間なんてくだらないもんだ。アルコールを飲むだけで大体の悩みは吹っ飛ぶのだから。
俺の好きなブラックジャックの話で、うつ病の人に対して100万渡して、ほら元気になったろう、って話があるんだが、(確かに読んだ気がするんだけどググっても出てこない。あれ^^??まぁあるものとしよう。BJじゃなかったのかもしれない)それがすごい好きだった。今も覚えている。
要するにそんなもんなのだ、システム論的に、グルグルにハマって抜け出せなくなるというあれだ。もうちょっと、一歩引いて全体を見てみると、ああぁここをこうしたらいけるね、みたいにころっとなんとかなったりする。案外単純、というアイデア、最近忘れていた気がするけど、侮れないんだなぁと思う。馬鹿になるときは時には必要なのだ。。。


肝心のアナザーラウンドは、酒の力をたまには借りてみると意外と人生は開かれたり、、、というよりニュアンスとしては豊かになる、彩られる、かな。そういう方向に進んだりするぜ、という感じだった。人生の苦しみと幸福と喪失とがあったが、苦しみと幸福はメッッチャ共感できた。あぁわかるなぁと。気づいたら透明人間になったりするよね、というやつ。あれなぁ。退屈ってほんと難問だなぁと思うよ。
紙とペンだけじゃ太刀打ちできない問題もあるってことだ。パンだけでなく、薔薇も必要とはまさにこのことか。


なんか、そういう彩り的なあーだこーだに関しては、自然とできていたと思う。結構無意識に楽しんでいた側面強かった。なんだかわからんけど楽しい、みたいな。
でも今苦しんで、悩んで。役に立つものとか、カッコつけとか、誰かの笑顔とか、そういうものばっかりに気を取られて、無駄なものとか、役に立たないものとか、誰にも見られないけど確かにある激情とか、一人だけの時間とか、そういう隙間にある、余白にある、世界は気づかないかもしれないが俺はそれをちゃんと知っているという時間、もの。そういうのが希薄になったなぁと気づきもした。というか気づいてはいたけど言葉にできた。でも、昔は自然とできてたってことは、そういう、いわゆる大人的要素が乗っかってきて、世界を曇らせたのだろうな。だからこうなったのさ。hahaha。

なんかダセェなとも思う。答えが必要かい?俺は多分今幸せだ。それでそれはこれからもずっと絶え間なく続く。永遠だ。そう、なんか、ねぇ。いらねぇよいらねぇ物持ちすぎてる。ふざけているぜ大学とかいうゴミよ。腐ってんね。

キラキラしたものもゴミもいらない。なぜなら俺はもうすでに完璧だからだ。THE パーフェクト俺。完璧な俺が行くのだからもう大丈夫。完全無欠だ。足りないものなどない。足りないもの探しはもうやめろ。もうすでにあるのだ、全ては。この素晴らしいものを使わずしてどうする。。。。そうだな。俺にならできるな。

大学生の頃の俺なら、間違いなくこう答えるだろう。全てを知っているから。十分だから。生きる上での全てはもうこの時すでに知っていたはずだ。

今、ないものをわざわざ穿り返して、ないーみたいに吠えているような気がする。なんかもったいないよね。ないもの探しは愚の骨頂。
それよりも「できる」「やろう」「できた」で満たしたい。やったことないことはまだまだあるからね。イメージするならアメーバ的拡張だ。アメーバはアメーバですでに完全なんだ。その上で培養される。発達する。伸びたりするのだ。増えたりだってしちゃう。


そういう心。心だ。
自由で明快で楽しい、笑えるような、そういう心。。
心の力。

全ての悩みよ、バーーーーーーーーーーーーーか。
俺は俺でもう勝っていますから。
俺で、勝っているのだ。

周りのことなんかどうでも良い。
俺が楽しければそれで良い。
楽しもう
後はせいぜい 勢いぐらいだ、必要なのは 人はそれを勇気と呼ぶ。
いや勢いすらいらない。俺は俺だから。もう大丈夫だから大丈夫なのだ。
くだらねぇアホはさっさと●ねぇ。

馬鹿ばっかりだよ!!馬鹿ばっかりだ!!

アホか!!!!!!
何やってんだまじで、その体たらく、
差し詰めそのナイフの刺され具合はローズの優しさをアリバイにして逃げているだけ発言と同等のものと見受けられるぜ。
ほんと馬鹿になっちゃったんだねぇ。

パッションはどうした
熱はどうした どこに忘れた?
何が価値だよ 何が素晴らしいだそんなの
自分に押しつぶされたか? 一番情けないぜ 自分とは押しつぶされるものではなく、お前自身が自分だ。だからそもそも俺を手助けしてくれるものなんだよ。それともなにか。あの時の十字架がまだ重いかい??それは大事にもっとけよ。もはや似合っているぜ。それは俺自身の最大の武器だよ。あの苦しみを絶対に忘れるな。魂に刻み込め。魂だ魂。大切なのは魂。

世界なんて知るか、俺が世界だ。

何万、何億という文字や情報でも、「俺」は倒せないということを、今一度思いしれクソカス

世界は変えられると今も思うよ。
変えられるからね。
馬鹿は地獄に落ちて、もう一回虫からやり直してくれや。

あぁくだらねぇや。
最低で最高のエログロナンセンス。青春。

光って見えるのは目の前の景色だけ。
閃光少女よりも閃光。激烈と漆黒の闇と、疾風怒濤と。風が吹く。
全ての苦しみよ、俺に与えられた全ての苦しみよ。
そして、内なる子供の死よ。見ているか。

俺は行くよ。
また出かけてみるよ。
動く時は、ピューっと動くのさ。風のように。そんなもんさ。
ありがとう。。


ということでアナザーラウンドは神でした。
サンキューマッツ。
ちなみに写真は一人スタバの帰りたまたま花火だったので見てみたやつ。
夏だね。


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