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最近の読書記録:2024年8月前半

こんにちは。Nyupyです。

本を読むのが好き。
リビングでも寝室でもお風呂でも、どこでも本をよんでる。
場所を選ばない乱読タイプなのかな。
手あたり次第、気になった本を読んでますが、小説の好き嫌いは強くなってきたかも。

お気に入りの作家は、三浦しをん、西加奈子、坂木司、近藤史恵、恩田陸などなど。女性作家が多いね。

読書会には参加して本について誰かと語りたいと思いつつ、まだ実行できず…
いつか参加したいな。


最近読んだ本

『新版 世界一わかりやすい「源氏物語」教室』著:出口汪

おすすめ度:★★★★☆
勝手に本の帯コメント:骨源氏物語を通ってこなかった人たちへの入門書

学生時代は「ウジウジした恋愛主義の男(光源氏)の物語なんて読みたくない」と避けてきた私。
今年の大河ドラマが面白いので50歳を過ぎて改めて源氏物語を理解しようと手に取ったこの本。とてもわかりやすく書かれていて面白かった。
初心者には登場人物が複雑なので、巻末に家系図が掲載されていたら更に理解しやすかったかも。
読後の感想は、源氏って今でも居そうなナルシスト男だな。そしてこの時代に姫様たちの人格や人権ってなかったのね。

『ギリギリ』著:原田ひ香

おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:私とあなたの関係は、親戚、知人、友人?ギリギリはどこ?

原田ひ香らしい日常の何気ない人間関係を丁寧に書いた本。登場人物みんなに表の顔と内なる顔があり、多面的なのがリアル。
それぞれの人物に対して共感できる部分と共感できない部分があり、登場人物たちの生活はこれからも続いていくんだろうなと思わせられた。

『ペンギン・ハイウェイ』著:森見登美彦

おすすめ度:★★★★☆
勝手に本の帯コメント:少年の研究成果が街を救う

大人びた少年の成長物語。ファンタジー要素の強くあるが、多くの小学生がやったことのある冒険や探検が懐かしい。
恥ずかしがらず素直に自分を信じてまっすぐに進むの少年が羨ましく、眩しい。

『わたしに会いたい』著:西加奈子

おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:女として生きる事やその難しさを、もう誤魔化さない

8つの短編からなる一冊。どの短編も女性として生きることを包み隠さず書いてある。読んでいる途中は共感、喝采、拒絶、嫌悪感など複雑な感情が駆け巡り、読後はすごく疲れていた。
それだけエネルギーに満ちた本なのだ。サラッと読むことができる人はいないだろう。
何度も読み返したい本だ。


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