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最近の読書記録:2024年9月前半

こんにちは。Nyupyです。

9月の前半は4冊。少し少ないかな?
本棚の整理をしてマンガを一気読みしたからだと思う。懐かしいマンガは時間を溶かしてしまうね。
その時に懐かしい本やマンガに気づいてしまったので、しばらくは再読もいいかも。


2024年9月前半に読んだ本

『母親からの小包はなぜこんなにダサいのか』著:原田ひ香

おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:母親はダサくて、うっとうしくて、そして温かい

母子の6つの短編小説。いろんな母が居て、いろんな子が居る。一人ひとりに物語があり、それぞれが考え・感じ・生きているんだと再認識させられる本だ。
母であり、娘である私は、どのお話しに対しても自分と重ねる部分があった。この本を読んで母と話がしたくなり、そして今は母とちゃんと話ができないことに悲しくなった。

『あなたのゼイ肉、落とします』著:垣谷美雨

おすすめ度:★★★★☆
勝手に本の帯コメント:心身のゼイ肉が貯まっている気がするあなたに

49歳から12歳まで様々な太った男女の4つの短編集。
みんな心にイライラすることがあり、心の奥に閉じ込めているストレスを、食べるという楽しみに変えている。
思い当たる経験がある人は多いだろう。人って幸せな時は食べ過ぎたり飲み過ぎたりしないものなんだな。

『命とられるわけじゃない』著:村山由香

おすすめ度:★★★☆☆
勝手に本の帯コメント:出会いは運命づけられている

「ダブル・ファンタジー」以来の村山由香。
そして今度はエッセイ。
村山由香のドキュメンタリーを覗き見しているようなエッセイだった。感覚的に生きている作家とその周りの人たちと出会うべくして出会う猫の記録。

それにしてもなんで村山由香は関西弁、それもちょっと古い関西弁なんやろ?(東京生まれらしいが。。)

『元彼の遺言書』著:新川帆立

おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:気が強くて信念のある人は、うっとうしくて優しい

ドラマタイトルで知っていて「変なタイトルだな?」って感想。
今回初めて新川さんの作品を読んで、シンプルに面白かった♪
出だしの剣持麗子はお友達にはなりたくないタイプだったけど、話が進むにつれ麗子の真直ぐな気持ちが心地よくなってくる。
面白いとその作家のお話を続けて読みたくなるので、しばらくは新川作品に浸ってしまいそう。

マンガ「イマジン」作:槇村さとる

再読。
1990年代に書かれた作品なので、時代背景が違う部分もあるけど、それぞれの心の葛藤が描かれていて今読んでも面白かった。
これを読んでいた時代に気持ちが戻ったり、懐かしかったり。忘れている部分もあり再読も良いなと改めて思った。


これまでの読書記録はこちらです。
良かったら覗いてみてください。


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