パラレルワールドに飛び乗って

世界軸がおおきく変わる夢をみた。
螺旋階段を降りるようにクルクルと、
世界軸が変わり「わたし」はここに居るのに、
周りを取り囲む環境がごっそり変わる夢を見た。

考え込みがちなわたしは、寝る前にリラクゼーション音楽で有名なソルフェジオ周波数を聴きながら寝ることが多い。

効果はさておき、聴いているうちにゆったりとした気持ちになれるから、聴きながしながら眠るのだ。

それなのに、昨日に限っていつもなら絶対見ない世界軸が変わる夢を見てしまった。

身体は世界軸が変わることを拒むけれど、クルクルと流れて変わるそんな夢だった。

そして目を覚ましたとき、宇宙からきた夫が横に立っていた。

「貴方は誰ですか?」と聞くと
「佐藤です」と答えた。

佐藤はわたしの苗字ではない。
悲しくなってポロポロと涙が出た。

あの厳しくも優しかった夫の姿は、
もうこの世界線ではどこにもいない。

「世界線を変えたいと思うなら、眠ることです」
そう言われてポロポロと泣きながら、再び目を閉じた。

変わってゆくもの、変わらないもの。

12月22日から世界はどうやら、これまでとは大きく変わってゆくらしい。そのことはなんとなく知っていた。

水瓶座の木星と土星が出会いぶつかるとき、
世界は産業革命を起こしモノを生み出してきた「地の時代」から、やりたいことに目を向けてゆく「風の時代」へと移り変わってゆくらしいのだ。
世界線が変わることで、これまでの目に見えるものの生産や価値に力を入れてきた「地の時代」から「風の時代」では目に見えない価値にフォーカスして生きてゆくことになるらしい。


パラレルワールドは確実に存在していて、
じぶんが選択していくAの道か、Bの道かによって確実に変わってゆくのだ。

だけど、きっと世界はもっと緻密で
変わりたくないと思っていても、自然と変わってゆくものなのだと思う。

システムがアップデートされるみたいに、その世界線で生きてゆくようにもしかしたら私たちの頭のなかはプログラミングされているのかもしれない。

朝目覚めると、そこにはいつもの見慣れた景色があった。

ベッドも部屋の間取りもいつもとは何ら変わりのないようだ。
だけど、おそらく世界軸は変わってしまったのだと思う。もとの居た世界にはきっともう戻れない。

「地の時代」から「風の時代」へ

アップロードされたその世界のなかで、
軽やかにはたして生きられるのだろうか。

それは、すべて自分次第なのだと思った。
夫が「佐藤さん」からもと居た夫に近い存在になってくれていることを祈りながら、
新しい時代を生きてゆくために起き上がり、窓の外を眺めた。


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