サウナで初めて「ととのった」時の話2
皆さん、あけましておめでとうございます。
この記事を書いている時点(2022/2/5)で2月に突入していますが、あけましておめでとうございます。
2022年が始まってしまったな、今年はやりたいことをやりまくる一年にしような、そうしようなと鼻息を荒くして色々やってた結果、2月になってようやく記事を書き始める体たらく。自分のズボラさに眩暈すら感じます。
👺<判断が遅い!
去年の自分が何をどこまで書いたか全然思い出せないので前回の記事を見直したが去年の自分が続編にあたる今回の記事で何を書こうと思ったのか全然思い出せない。完全に詰み。前回の記事を書いたのは本当に去年の自分なのか…?
どうやら残念ながら記憶は年を越せなかったらしい。泣く泣くではあるが手探り状態で前回の続きを書いていこうと思う。
ちなみに前回の記事はこちら。
*
外気浴
というわけでサウナ―と足繁くサウナに通う日々の中で少しずつだが上手く「ととのえる」ようになってきた。
サウナ8分→水風呂2分→外気浴3分
のセット内容は変えず試行錯誤を重ねた結果、どうやら外気浴の過ごし方がミソだということに気づいた。
座禅を組むように3分間座り続けてみたりおちんぽ丸出しのまま3分間仁王立ちをしたりと、外気浴でアグレッシブでチャレンジングなチャレンジを試みた。
が、
どの方法も気持ち良いっちゃあ気持ち良いのだが今ひとつスッキリしないというか、やり方次第で絶対もっと気持ちよくなれると確信は得るが不完全燃焼のまま終わってしまう。
現場のサウナーに助言を求めても「ととのい方に関しては個人差があるから自分で試行錯誤するしかないね(ニチャア)」と突き放されてしまう。
どうしたものか、と頭を抱えながらサウナに行き、ととのいきれないまま頭を抱えながら家に帰る日々が3ヶ月ほど続いた。
そんなある日、有益な情報を入手する。
「ととのうときは脱力すればするだけ良い」らしい。
1人でサウナに入っているときに後ろに座っていたおじいちゃん達がサウナトークをしていたのが聞こえた。
ほう。
なるほどね。
脱力ね。
なるほど今までの僕は外気浴の際はどことなくピシっとした姿勢というか、姿勢を崩しすぎることなくある程度の人権を保ったままの姿勢で外気浴を行っていた気がする。
これには理由があった。
周りで寝っ転がったり椅子に座って口をあけながらダラ~っとしながらととのっている(?)人を見て
「いい年をしたおっさんがおちんぽ丸出しでなんてだらしない恰好をしていやがる…俺はお前らとは違う…違うんだ…」
とおっさん達をナチュラルに見下し、自分は背筋をピンと伸ばしたまま外気浴を行うことで無意識に周りとの差別化を図ってしまう悪癖があった。今思うと謎のプライドである。シンプルにダサい。圧倒的チー牛感。
ここまで読んでくれた勘のいい読者の方はお察しだと思うが
・おちんぽ丸出しで寝っ転がっているおっさん
と
・おちんぽ丸出しで仁王立ちしているおっさん
は大差なしにどちらも見てくれがいいものではないのだ。そりゃあそうだ。おちんぽが、丸出しなのだ。
おちんぽ丸出しで仁王立ちしているおっさんはおちんぽ丸出し寝っ転がっているおっさんを見て「うわあ…」と思うかもしれないがおちんぽ丸出しで寝っ転がっているおっさんもおちんぽ丸出しで仁王立ちしているおっさんを見て「うわあ…」と思うだろう。
そこに優劣はなく、2人とも「おちんぽが丸出し」という事実が鎮座するのみである。チンだけに(激ウマギャグ)
というわけで「おちんぽが丸出しである以上いかなる姿勢をとろうが直ちに影響はない♡」という大発見をしてしまった僕は早速外気浴のスタイルを「仁王立ち」から「胡坐をかく/仰向け※」に速やかに変更。
※外気浴スペースに椅子がある場合は椅子を使い、椅子がない場合は胡坐をかいて頭を壁につける。また、仰向けはスペースが十分にとれる状態のみ実行するものとする。
このスタイルチェンジがととのい方に大きく影響することになる。サンキューおじいちゃん。
脱力の偉大さ
スタイルチェンジした外気浴を試してみるとこれがビンゴ。
壁にもたれながら胡坐をかき、頭部を壁に預け、上を見ながら全身の力を抜く。ボーっとしながら心臓めっちゃドクドクしてて草ぁ…とか考えていると段々気持ちよくなってきた。やばい。フワフワしてきた。あれ、もしかしてこれって…
あーこれ('ω')
あれだ('ω')
あれですわ('ω')
自分、”ととのって”ますわ('ω')
完全にととのってますわ、ええ('ω')
完全に”ととのって”いることを確信し、「めっっっちゃ気持ちええなあ…」とアへ顔をしながらチラッと、時計を見ると外気浴をしてから15分ほど時間がたっていた。
嘘だろ。胡坐をかき始めてから体感2分くらいだったぞ。そんなわけがあるか。
するってえとあれかい、俺はおちんぽ丸出しのまま醜いアへ顔を15分も公衆の面前にさらしてしまったわけかい。
以前のちっぽけなプライドを持つ自分だったらそんな醜態を2度とさらすわけにはいかない、と言っている気がするが真のととのいを経験した今の自分は「人様の迷惑にならなければ姿勢くらいは多少崩しても良いではないですか」、と大らかな心をもっておちんぽ丸出しでアへ顔を晒す自分を赦してやることができる。まさに境地。
何が功を奏したかというと
・外気欲におけるスタンダードポーズを仁王立ちから胡坐をかいて壁に頭をつけるようにした
→これにより全身の脱力が容易となり、より一層リラックスしながらととのえるようになった
・目を開けて周りを気にするのを止めて目を瞑るようになった
→常に目を血走らせ周りを威嚇せんとする臨戦態勢からプライドを捨ててアへ顔をしながら目を瞑ることにより、より一層リラックスしながらととのえるようになった
上記の改善点を鑑みるに改善どうこうよりも元々の外気浴スタイルに問題があったことは聡明な読者様には明らかであろう。
なんにせよおじいちゃん達の世間話から得た着想により僕のサウナライフがやっと始まりを迎えることができた。名も知らないおじいちゃんに感謝。長生きしろよジジイ。
ととのった時の恩恵
自分に合った外気欲スタイルを見つけ出してからは中途半端にととのうことがなくなり、十二分にサウナライフを満喫している。
書き忘れたがサウナでととのった時の恩恵は大きく分けて3つある。
①ととのってる最中はなんかよくわからないけど頭の中がショワ~ってなって気持ちよくなる♡
②ととのった後は頭がスッキリする♡
③夜グッスリ寝れる♡スヤスヤのスヤ♡
①の「ととのってる最中はなんかよくわからないけど頭の中がショワ~ってなって気持ちよくなる♡」は記述した通り。合法麻薬といっても差支えがないレベル。
この気持ちよさが入浴料であるたったの数百円で味わえる現代社会のヤバさといったらない。お偉いさん達にサウナの気持ちよさがバレたらあまりの気持ちよさのせいで規制されるかもしれない。
そう遠くない未来にはサウナが何らかの法律で規制されていやしないだろうか…と震えて眠る毎日である。
個人的には②の「ととのった後は頭がスッキリする♡」の効果がヤバい。ヤバいとしか表現できない僕の語彙力もヤバいがとにかくヤバいくらいスッキリしてしまう。
上手く言えないが、仕事のストレスや悩みによって発生した靄が一発で晴れて視界がクリアになる感じだ。超スッキリする。多分脳内麻薬10Lくらい分泌されてる。
しかも、なんとこの脳内スッキリモードはしばらく続くのだ。体感3~4時間くらいであろうか。大体仕事終わってからサウナでととのい始めるのが19時くらいからで11時過ぎに寝るまでスッキリモードは継続しているが、継続時間に関しては個人差があるかもしれない。
だがこのスッキリモードの状態の無敵感は尋常ではない。何をするにしても普段の150%のパフォーマンスが期待できるしすっきりモード状態時のIQは少なく見積もっても180はくだらない。ええ、本当ですとも。
勉強をすれば内容がスラッスラ頭に入ってくる、一瞬で絶頂に達するクンニリングスを発動できる、食事をすれば味覚が覚醒する、Apexをすれば神プレイを連発する、サッカーをすればハットトリックをキメる、普段の感度を遥かに凌駕する極上のオナニーができる…
挙げればキリがないが要するにサウナでととのうとスーパーマンになれるわけだ。スター状態のマリオwithファイアーフラワーといったところだろうか。まさに無敵状態。崩玉と融合した藍染くらい無敵。黒棺の完全詠唱。
背徳感サウナ
ここで少々話が逸れるがご容赦願いたい。
先ほど挙げた恩恵③の「夜グッスリ寝れる♡スヤスヤのスヤ♡」はおそらく「暑いンゴ!」「寒いンゴ!」を急ピッチで繰り返すことによる心臓や身体の疲労によるものだと思う。あくまで個人的な考えだが。
ついでに補足しておくがサウナ→水風呂→外気浴を繰り返す行為は死ぬほど気持ち良いが恐らく健康に良いか悪いかで言ったら恐らく良くはないだろう。というか身体への負担とか半端ないしなんなら多分健康に悪いと思う。
よく「サウナ健康法!」「サウナは長寿の秘訣!」といった記事を目にするが科学的にサウナと健康の関係は証明されていないそうだ。
なので毎回サウナに入りながら「気持ちいいけど絶対身体にはよくないわよね」と怒涛の気持ちよさと多少の罪悪感を感じている。
普段は高く見積もってもIQが40ほどしかない僕でもサウナでととのえばIQ180の天才である。
気づいてしまったのだ。
メリットにしか目を向けないで入るサウナよりも「多少の罪悪感」を意識しながら入るサウナは5万倍気持ちいい♡
という事実に。
人は何かを禁止されると、むしろその物事が気になって逆の行動に走ってしまう本能を持っているといわれている。
覗いてはなりませんと念押しされたのに気になって戸を開けやがった「鶴の恩返し」のジジイ、何があっても開けんじゃねえぞと言われたのに箱を開けた「浦島太郎」のクソガキ、絶対に押すなよ!と言われているのに竜兵を熱湯に突き落とす肥後とジモン…etc
「身体に良くなさそうだからサウナに入ってはダメだ」と思い込みながらもサウナに入ってしまう背徳感は半端ではない。しかしそんな背徳感を感じながら入るサウナの気持ちよさも半端ではないのだ。
仮にサウナが身体にとって「毒」だったとしても同時に得られる「栄養(気もち良さ)」の両方を日々の生活の糧にする寛容さが大事だってことは範馬の勇次郎大先生がおっしゃる通り。
健康に良いことばかりじゃなくて多少の毒も受け入れるのが人間として生きる上で健全ってことですね。(サウナ=毒ってわけじゃないです!ただの個人の見解です。)
でも実父にこんなん言われたら泣いちゃうよな、わかるぜ刃牙ちゃん…。
俺も泣きそうだよ。というか泣いた。
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ちょっとうざいことがあった時、飲みすぎて絶賛二日酔いの時、シンプルに暇な時、仕事ちゅかれたなあ☆って時、誰かに誘われた時、、、
いつ、如何なる場合であってもサウナで狂ったようにととのえば大抵の悩みはどうでもよくなる、とまでは言わないが頭がスッキリしてポジティブな気持ちになれる。これは間違いない。
例えば上司に理不尽に怒られて「なんなんあの上司…うざすぎだろ…」とジメジメなネガティブモードでも仕事終わりにサウナに入ってバチバチにととのうと「あんなやつ気にしないで明日から頑張っちゃうゾ☆」となる。
要はマインドリセット的な効果も期待できるということだ。実際に頭もスッキリするので気持ちを切り替える一つのきっかけとしてサウナを利用してみてもいいかもしれない。
まとめ
とまあ回りくどくサウナでととのったらこんなにええことがありまっせ、ということを書いてみたがいかがだっただろうか。
「暑いところ苦手だしなあ…」「水風呂とか無理寄りの無理なんだけど…」と思ってサウナと一定の距離を保ち続けてきた人、多分そこそこいるだろう。
だけど大丈夫、暑いところも寒いところも苦手なクソ雑魚ナメクジ体質の僕でも今や立派なサウナ中毒だ。徐々に徐々にサウナの暑さにも水風呂の冷たさにも慣れるだろう。慣れた先には極上の快感が待っている。頑張ろう。
個人的にメンタルリセットとしてサウナという選択肢が増えたことによるメリットがめちゃんこでかい。
サウナと出会ってから「嫌なことがあったらサウナ!」「頑張ったご褒美でサウナ!」「することないしとりあえずサウナ!」といった感じで気軽に頼れる相棒が出来た気がして間違いなく人生が豊かになった。
サウナいってうまいもん食って寝れば大体の悩みは解決する。ええ、本当ですとも。
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なかなかうまくととのえないなあ、という燻りサウナ―の方に今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。皆様も良きサウナライフをお送りください('ω')
P.S サウナから出た後汗を流さずに水風呂に直行するお馬鹿さんは懲役30年、あまつさえ頭まで沈めるチンパンジーは無期懲役でお願いします☆
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