道の駅めぐり #016 風和里しばやま
こんにちは。nyooooです。
成田国際空港近辺には「道の駅」や「空の駅」がいくつかあります。「風和里(ふわり)しばやま」は「道の駅」と「空の駅」の2つの駅があり、興味深々です。これは両方めぐるしかありません。まずは「道の駅 風和里しばやま」からめぐってきました。
それでは、出発進行 🚗💨
🧺 [買い物]道の駅 風和里しばやま
農産物直売所
深むし煎茶ティーバック ¥864
『道の駅めぐり #010 きつれがわ』で美味しいお茶をいただいて以来、すっかりリモートワークのお供はコーヒーからお茶になった私。千葉県内のものを千葉県内で消費しょう、という「千産千消」の文字が書かれた小さなのぼりが添えてある緑茶に目が止まりました。
帰宅後に早速いただこうと開封した瞬間、何とも素晴らしいお茶の香り。淹れて飲む前から癒されてしまいました。千葉県内でお茶が栽培されていて、しかもこんなに良い香りで美味しいなんて。こういう発見が楽しいからドライブはやめられません。
『道の駅めぐり #015 多古 あじさい館』からの帰宅ルートという立ち寄りでもあったため、今回はお茶のみをいただくことにしました。とても新鮮で美味しそうな葉野菜なども魅力的でした。
🍦 [間食]道の駅 風和里しばやま
喫茶・軽食コーナー
ソフトクリーム(バニラ) ¥230
道の駅のソフトクリームは基本的に300円、ちょっと高くても350円程度というのが経験則からの相場です。ところが、「道の駅 風和里しばやま」のソフトクリームは230円という破格にも関わらず、コーンの先端まできっちりとソフトクリームが詰まっている理想的そのもの。改めて見ると、コーンからの「はみ肉」ならぬ「はみソフトクリーム」はなかなかの迫力です。
口に入れた瞬間、濃厚なミルクがガツンと来ました。これまでの中で一番のヘビー級だったかもしれません。風味の特徴のある絶品ソフトクリームも良いけれど、やっぱりシンプルにミルクが主張してくる味はどこか安心感があり、その美味しさは格別のように思います。
🚶♀️ [散歩]道の駅 風和里しばやま
敷地内 芝山はにわ道(県道62号)沿い
しばっこくん ¥0
「観光スポットもたくさんあるッコ!是非遊びにきてね!」と話しかけてくれる声が聞こえてきそうなこの子は、芝山町のキャラクター「しばっこくん」。かわいいです。背中にある飛行機の翼が羨ましい...私も翼をつけて空を飛んでみたい!など非現実的なことを思っていたのはここだけの話。
芝山町は遺跡が多く、古墳やはにわの出土も多いロマンあふれる場所です。県道62号線は「芝山はにわ道」という愛称で親しまれ、道路沿いにはちょこちょことはにわが立っていてとても楽しい道路です。
もう随分と昔にいた職場では、社有車で千葉県内全域を走り回っていたことがあります。当時の社有車にナビはなく、先輩から大体の方向や目印を聞いて自力でお客様先へ行くのが当たり前。「芝山はにわ道」に佇むはにわには何度か助けられ、迷子になることなく出張できていた懐かしい記憶が蘇ってきました。はにわさん、ありがとう!
芝生広場
離陸する飛行機 ¥0
成田国際空港がすぐそこにあり数分ごとに飛行機が飛んできます。ここは、私のような飛行機好きには最高の休憩場所。搭乗していようがいまいが、どこから眺めようが、空を舞う飛行機の魅力は揺るぎません。特に離陸の瞬間軽くGがかかるワクワク感、自分が今までいた場所を上空から眺める非日常や優しいCAさん。地上から見る、空を舞う姿の美しさもたまりません。
成田国際空港の滑走路までは3kmほどしかなく、こちらで眺めることができる飛行機は離陸間も無い姿でした(私が訪れた時は離陸の飛行機ばかりでしたが、着陸もあるかもしれません)。写真で見ると小さいけれど、実際はどの航空会社の機体か識別できるほどの大きさです。お気に入りの航空会社の機体がやってくると「おぉっ♪」とテンションが高まります。
📖 [スタンプラリー]道の駅 風和里しばやま
観光情報コーナー 出口付近
スタンプ ¥0
芝山町といえばはにわや古墳。デザインの主役はもちろん彼らです。芝山町には「芝山町立 芝山古墳・はにわ博物館」があり、出土品の展示やその歴史を学ぶこともできます。古墳は500基以上あったとされており、その数は全国第4位。太古の豪族たちにとっても、この土地は水に恵まれ農作物を作りやすい広大な平地、豊かに暮らせる土地として人気だったんですね。
お隣多古町の「多古米」は「幻の米」と言われるほどの味ですから、芝山町で収穫される米も絶品だと確信しています。そんな米への自信がうかがえる稲穂のアクセントもまた素敵です。
そして、もうひとつ欠かせないのは空を舞う飛行機。飛行機に乗っているはにわさん達が楽しそうで、私も仲間に加わりたいくらいです。とてもワクワクすする気持ちになる可愛らしいデザインです。
📖 雑記
駅名にもなっている「風和里(ふわり)」。こちらの愛称には以下のような思いが込められているようです。
風(ふ)
自然があふれ、農の世界が広がる町、のどかな風の吹く町、世界の風の伝わる町
和(わ)
人の心和む町、世界に近い町
里(り)
世界の隣で 人、モノ、文化の集うふるさと
(道の駅 風和里しばやまHP)
飛行機で離着陸時に軽くGのかかるあの体感は、まさに「ふわり」。その様子を地上から眺めることができ、ロマン溢れる歴史と豊かな自然に恵まれた土地であることを見事に表現しているように思います。「ふわり」の言葉が持つ優しい印象を含め、すごく素敵な名前だと思います。
一方で、成田国際空港建設には「三里塚闘争」のような悲しい歴史を経ての今があることも忘れてはいけないと思います。芝山町と関係の深い出来事ですが、この出来事については『空の駅めぐり #002 風和里しばやま』のほうで深堀をしてみようと思います。
📖 道の駅めぐりの記録
・自宅からの距離:47 km
・累計走行距離:2,634 km
・めぐった道の駅の数:16 個
・集めた道の駅スタンプ:21 個
・あって良かった装備:特になし
・なくて良かった装備:特になし
・課題:館内撮影禁止時の記録の残し方
「道の駅 風和里しばやま」は館内撮影禁止と明示されていましたので、今回は館内の様子や素敵なものを写真で残すことができなかったのが少々心残りでした。
同時に、こうして記録を残す際「写真ありき」で関連する情報を深堀したり感想を残すようにしていたのだと気付かされました。良い意味で写真に頼りすぎない文章力を身につけたい、そう感じました。
🔗 参考リンク
・道の駅 風和里しばやま
・空の駅 風和里しばやま
・[千葉県]千産千消につて
・千葉のお茶屋 隆松園
・[芝山町観光協会]はにわ・古墳
・柴山町立 芝山古墳・はにわ博物館
・[産経新聞]【大人の遠足】千葉県芝山町 芝山古墳群と埴輪 未発掘地も…新たな発見に期待
・[Wikipedia]三里塚闘争
📚 関連マガジン
・道の駅めぐり
・海の駅めぐり
・空の駅めぐり
道の駅めぐり #016 風和里しばやま - 完
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