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道の駅めぐり #015 多古 あじさい館

こんにちは。nyooooです。
ここのところ週末のお天気が不安定で、車中泊をしたいのにすっかり自粛モード。雨降りではない休日を見計らい、サクッと行ける成田方面をめぐってきました。#015では、食味日本一に輝き「皇室献上米」にも選定された実力を持つ「多古米」を買いに行ってきました。

それでは、出発進行 🚗💨

🧺 [買い物]多古 あじさい館

ふれあい市場
多古米 ¥1,600 / 3kg

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いきなり今回の主役の登場です。いつかこれを買いに来ようと思いながら、遠く無いためいつでも行けると思い結局行かないパターンにすっかりはまっていた場所です。ついに念願達成です。

多古米は、江戸時代からその美味しさに定評があるものの、生産されたそのほとんどは地元で消費されるため市場に流通しません。「美味しい米は市場に出回らない」まさに「幻の米」との呼び名もある貴重な米です。「道の駅 多古 あじさい館」では、多くの生産者さんから出荷されているので「生産者からの一言」を眺めどれにしようか迷うのも楽しかったです。

今回は「うま・い」とシンプルの極みながら「・」が妙に気になるコメントの、共栄社さんから出荷されているこちらをいただくことにしました。割と小さなサイズだと2kgで1,000円弱というのが定番のように思っていましたが、3kgで1,600円というのがまた素敵でした。

ふれあい市場
大和芋(バラ売り) ¥200前後

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こちらもまた今回の主役です。長芋や大和芋大好きなんです。この後昼食にいただくのですが、家でも食べたいので気にせず買います。擦ってよし、刻むだけでもよし、焼いてもよし、それでいて栄養抜群で美味しくて素晴らしい食材だと思います。

大きな1本の状態の泥付きのものは憧れるのですが、なんだかんだである程度の大きさで真空パック状態であると使い勝手がよく重宝します。ここは、奮発して2パックいただくことにしました(なんと小さい奮発...)。

ふれあい市場
ヒラタケシメジ
¥150 → ¥100

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サービス価格だなんて素敵です。喜んでいただきます。きのこも万能な食材ですから、どうやって美味しくいただこうかワクワクしながらカゴへ入れさせていただきました。

ふれあい市場
各種チルド品 
¥各種

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ジャンル違いのものが並んでるけど全て美味しそう...と考えること数分。考えた結果、ポップが多く並ぶ「ほりえファーム」さんのお品から「あらびきウィンナー」「焼き豚・ガーリック醤油味」をいただくことにしました。

「ほりえファーム」さんの商品だけでも、あまりにどれも美味しそうで本当に困りました。値引きになっていたものが数個だけあり意思決定の助けとなり良かったけれど、無かったらあと何分この場で困っていたことか...

🍴 [昼食]多古 あじさい館

キッチンTAKO
テラス席からの眺め ¥0

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「あいにくの曇り空でしたが」と表現するのが鉄板のように思うけれど、春になってくると意外と日差しはきついのが近年の現実。外で素敵な景色を眺めながらのんびりと食事をするには、むしろ良いコンディションだったように思います。

栗山川は大きすぎず小さすぎず、とても居心地の良い川辺でした。川面も穏やかで、曇り空だからこそ鏡像のように川面に映り込む並木を眺めながら、こういう場所でコーヒーを淹れて飲んだら美味しそう、と思いながら注文の品を待ちました。

キッチンTAKO
あじさいご膳 ¥980 → ¥1,190

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「キッチンTAKO」では、地元の方が作ってくださる料理をいただくことができます。多古米おにぎり定食、多古大和芋のとろろ丼、季節の野菜天丼セット...かつてないほどの熾烈なメニュー選びの戦いが繰り広げられました。

見事勝者となったのは、多古町産の大和芋に加えて多古町産の「元気豚」もいただくことができる一番人気の「あじさいご膳」。「210円プラスでお味噌汁を豚汁にしますか?」と聞かれたので「はい!」と即答。

生姜焼きは、口溶けが良いという表現が適切だったように思います。絶品の生姜焼きに動じることなく、真の主役は自分と言わんばかりの新鮮な葉野菜。大和芋のとろろも追い醤油いらず、豚汁もほっとする味。何より多古米がもっちりふっくら抜群の甘味で「お米を味わう用」「生姜焼き用」「葉野菜用」「大和芋のとろろ用」「豚汁用」とおかわりしたいくらいでした。

🍦 [間食]多古 あじさい館

キッチンTAKO
ソフトクリーム(バニラ) ¥360 → ¥310

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JAF優待が活用できたため、50円お得にいただくことができました。『道の駅めぐり #009 ばとう』でいただいたような、いちごを思わせるベリー系の甘酸っぱさのある美味しさでした。こちらは生乳のソフトクリームで、滑らかでとろける舌触りは本当に幸せになります。

最近はすっかり暖かくなってきたので、撮影をする時に先っぽが滴りかけていることが増えてきたように思います。これは由々しき問題です...

🚶‍♀️ [散歩]多古 あじさい館

栗山川沿いの「あじさい遊歩道」 ¥0

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かなり満腹になったので「あじさい遊歩道」で腹ごなし。道の駅壁面に大きく描かれている「ふっくらたまこ」さんは、千葉県内でのゆるキャラグランプリで1位に輝いたことがある人気者のようです。

愛称
多古の新米かあさん ふっくらたまこ(みんなに愛されるお米の妖精)

好きな食べ物・飲み物

もちろん多古米。とくにヤマトイモのとろろごはんとお寿司
多古米の豚丼(元気もりもりになる)
ニンジンサラダ、なしやぶどうも大好き
多古町産のサツマイモやイチゴを使ったアイスクリーム
多古米を使ったお酒もたしなむ
実は相当な食いしん坊なのです!
(多古町HP)

こちらが公式プロフィールなのですが、この設定だと共食い・共飲みになってしまうのでは...という点が少々気になりました。米そのものではなく妖精だからセーフなのかもしれない、そんなことを考えながら歩みを進めます。

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「あじさい遊歩道」はとても長く散歩しがいがありました。河津桜の並木がどこまも続き、満開の時期にはそれは見事な眺めだったに違いありません。1本1本に名前が書かれた看板が添えてあるのですが、調べてみたところ「桜のオーナー制度」という多古町の取り組みのようです。地域活性・自然や景観を守り育てること、両面においてとても素敵な活動だと思いました。

さくら

すっかり葉桜にはなっていますが、花弁が落ちた後の濃い桜色の星形や、緑と桜色のコントラストの美しさを楽しめるのはこの時期だけ。人がまばらなことも含め、私はこの時期も大好きです。

でも、上ばかり見ていてはいけません。足元にも彩り豊かな芽吹きが沢山あります。この時間だけでも、桜・緑・白・黄・紫...茶や黄緑なども全ての色をあげるときりは無いけれど、この時期の色彩の豊かさは何よりも心を豊かにしてくれます。続きは写真に委ねることにします。

たんぽぽ

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むらさき

📖 [スタンプラリー]多古 あじさい館

休憩情報コーナー
スタンプ ¥0

多古1

多古町の花「あじさい」のイラストと、和の装いで用いられそうなあじさいを象った模様が素敵なデザインです。葉やあじさい模様がアシンメトリーになっていて洒落です。

側を走る国道296号線のマークや道の駅マークもアシンメトリーとなっていて、合計3つのアシンメトリーがうまく組み合わさって全体のバランスが取られているのが面白いです。

休憩情報コーナー
スタンプ(春用?) ¥0

多古2

デザイン違いのスタンプもありました。こちらは菜の花とみつばちがデザインされているので、春限定なのかもしれません。ということは、四季ごとにバリエーションがあるのでしょうか。米は必ず「多古 あじさい館」で買うというルールにして、スタンプをチェックしてみたくなりました。

こちらのデザインは、二重円内のデザインは水平バランスが取れいるので、国道296号線のマークと道の駅マークも水平配置。みつばちの軌道がアクセントになっていていいですね。1つ目のスタンプと二重円の厚み、メッセージの上下位置、フォントあたりには決まりはなさそうだけど、私は揃えたくなってしまいます。

休憩情報コーナー
スタンプ(何用?) ¥0

多古3

スタンプは全部で3つ、小さいものもありました。が、こちらのスタンプが何者なのか、中央にデザインされているものが何者なのか、総じてよく分かりませんでした。

紫陽花模様は1つ目と共通なので関係性はあると思うのですが、中央のモチーフは米にも大和芋にも豚さんにも見えないんですよね。うーん、何でしょう...

📖 雑記

「ふれあい市場」レジ側や「キッチンTAKO」内ではお客様を案内する方がいらっしゃり、その方達だけすごくビシッと決まった紺色のジャケット姿なのです。なんだかCAさんにご案内いただいているような気分で、飛行機が大好きな私は、心の中でウキウキとした気持ちになっていました。

「キッチンTAKO」では、箸袋の表面はカラフルな桜の花の模様とともに毛筆のような字体で「omotenashi("OMOTENASHI" means Japanese Hospitality)」と描かれていたり、裏には英語で箸置きの折り方が記載されていて、成田空港からアクセス可能な圏内であることを彷彿とさせる取り組みが新鮮でした。

パンデミックに伴うあらゆる活動がこの先がどうなるのかまだ未知数ではあるけれど、かつてのように訪日された方に「OMOTENASHI」をできる日が1日も早く訪れることを切に願うばかりです。

📖 道の駅めぐりの記録

・自宅からの距離:52 km
・累計走行距離:2,540 km
・めぐった道の駅の数:15 個
・集めた道の駅スタンプ:20 個
・あって良かった装備:水筒にセットしたお茶 + タンブラー
・なくて良かった装備:特になし
・課題:携帯する荷物

今回は片道1.5時間程度の近距離ドライブだったため、運転中の飲み物があれば十分でした。温かいお茶を水筒にセットし飲む分だけタンブラーに注ぎ手元に置いておく、というスタイルにしてみたのですがこれは快適でした。夏であれば冷えた飲み物で応用もできますし、これは今後も採用です。

「道の駅 多古 あじさい館」の前には銭湯がありました。車中泊、つまり温泉にも飢えていたので入りたい欲に駆られたけれど、入浴の装備は携帯していなかったため今回は見送りとしました。今後も「いいところにお風呂あった!入りたい!」はありそうなので、入浴装備の携帯は視野に入れようと思います。

🔗 参考リンク

道の駅 多古 あじさい館
[多古町]多古米
[JELLY BEANS]元気豚
堀江ファーム
[多古町]多古町マスコットキャラクター「ふっくらたまこ」
[多古町]桜のオーナー制度実施要綱

📚 関連マガジン

道の駅めぐり
海の駅めぐり
空の駅めぐり

道の駅めぐり #015 多古 あじさい館 - 完


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