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超・瞬間小説『ゼロ・プライバシー』

幽霊が怖いって話はよく聞くが、実際幽霊が見えてしまう俺にとって切実なのは恥ずかしいって事だ。どこで何をしていても幽霊が見てる。

俺は彼らの視線から逃れるべく、宇宙飛行士になる決意をした。

寝る間を惜しんで勉強し、激しい訓練を乗り越え、そして今ついに宇宙飛行士として、宇宙への脱出を果たしたのだ。

しかし、宇宙で俺を待っていたのは、宇宙空間にみっちり詰まった全生命体の幽霊たちだった…。


<完>

☆表紙絵 by さとねこと さん → https://note.mu/satonekoto

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