超・瞬間小説『彼女との約束』
彼女が外宇宙有人探査に選ばれ、別銀河へ旅立って3ヶ月半。
ディナーの約束をしていた彼女の誕生日はもうすぐだ。
僕は建造中の超光速宇宙船を強奪し、宇宙ウィルスや宇宙怪獣に体の半分以上を食われつつも、彼女のいる惑星にたどり着いた。
ほとんど原形をとどめていないボロボロの僕に、
彼女はにっこり微笑んで言った。
「5分遅刻ね。」
<完>
☆表紙絵 by さとねこと さん → https://note.mu/satonekoto
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