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「フォロー通知止まらない!」#VRChatユーザと繋がろう を利用した結末

2023年1月1日午後7時過ぎのこと、VRChatにてこんなツイートを「せんぎょーしゅふの私が元旦の夕食として初挑戦のメカジキのバター醤油焼きのレシピを考える」ついでにしてみた。

結果、48時間くらいX(旧twitter)の新規フォロー通知が止まらなくなった。

もうずっとこんな表示

見えていた需要

実は「やったらこうなる」のが、3年前から見えていたのですね。
というのもVRChatには初心者用の「#VRChat始めました」という初期ブーストのようにフォロワー増を稼げるハッシュタグはあるのですが、初心者以降にはあまりそういう施策がなかったのです。
あるにはあるのですが、自己紹介のために履歴書のような画像に文字入れして貼るとか、あとはVRChat公式のフレンド申請を送れるリンクを貼るとか、ちょっと面倒で敷居高かったり地味な画面になって訴求しない感じで、「このハッシュタグを貼ったらXでフォローされる、IDやリンクもあるならフレンド申請も飛ぶかも? そして何回繰り返してもいい」みたいなのをザルにツイートしたり好きな画像や動画を貼ってできるハッシュタグがなかったのですよね、つまりSNSとしてのポテンシャルを活かせてなかったのです。

で、一部の人はさらなるフォロワーやインプレッションを稼ぐために、この初心者しか使ってはいけない感じのハッシュタグを繰り返す「タグ汚染」とかしてたり、またVRChatユーザ同士は結構コミュニケーションの間合いが特殊で、「あの人をフォローしてもいいんだろうか? フレンド申請してもいいんだろうか?」というのがわかりにくくて、初心者以降は結構昔から苦労していた人が多かったのです。

ので、こんなタグで気楽気軽に意思表示とフォローになろうよ、っていうのが、あれば受け入れられるのはだいぶ前にわかっていたのですが。

わかっていたのですが。

発案者面倒くさい人なので

ひとつ前に貼ったツイートを繰り返すのですが、

明確なフォロワー・フレンド募集タグやったら効果と需要あることは3年前以上前から気づきはあって、でも私のキャラじゃないから避けてたのだけど

私のポストより

という感じで、キャラというか本質的に私はリアル世界でいろいろやった結果や数多くの成功体験もあり、VR関連のネット世界では承認欲求的なこともなければ、目立ったり影響力を発揮するのがやや嫌いなのですね。

ただ私は普段意識低いくせに世界を誰かのために少しでもより良くしたいという「世界を変えたい」ということに対しては意識が高かったりしてまして、VRChatの世界なんかでも泥臭く現場主義で「初心者のために○○するー」みたいなことで身一つで案内をしたり初心者のためのイベントをしたり、他のいいイベント紹介したり、ワールドを盛り上げたりとかしているのですが……(例えば下記のような活動したり記事書いたり)

というか、初心者も大変だけど、それ以外の人たちもたいがい大変だよね。

とはずっと思っていまして。
ついでに言うと、私自身もなんかまた初心者とは違う積極的に「フォロワーとフレンドほしい!」というような層と繋がりたかったのですね。
だって初心者だけ相手にしてる界隈っていろいろつらいんですよ(※1)

のでやってしまった結果

このタグに乗っていただいた方々に「今までに見たことのない表示回数」「フォロワー数増えた」「普段付き合いのないような人からのリポスト、いいね、リプライや申請が飛んできた」
とかなりリプライでのやり取りや感想を聞くと強力で、タグの勢いに火が付き始めた翌日2日から4日の間は私自身も寝ても覚めても、常に腕に巻いたスマートバンドがフォローのお知らせなどで鳴動し続け、Xの通知欄が常に最大数、○○さんと他にフォロー100人、が表示され続けることになったのでした(今これを書いている現在も)

今は祭りのような状態でちょっとしたバブルだと思うのですが、でも、今後も冷静な頭になった後でもこのタグ「#VRChatユーザと繋がろう」を使って新しいつながりを生み出していただけたら、と思います。

最後に「世界は変えられます」

私は子供のころから、自分の目に見える範囲ではありますが、その小さな世界、「社会」という言葉に置き換えてもいいでしょう。
そこにいる人々に「こうした方が良い」というのを言葉や文章で提案することもありますが、どちらかというと自分のアイディアが受け入れられることを信じて自ら行動し、それを見た人から「これいいね私もやろう」と自発的に浸透して、「いつの間にか従前よりいい環境になってた」というのをなーんとなくやる、というスタイルで世界がいつの間にか変わるような変革を促す、というのが好きなのですね。

これ、世の中をよく見て、聞いて、人の心や行動について考え、自分にもいいし結果になるし他人にもいい効果あるよね、と思った事柄があるのであれば、どんな小さなことでもやってみるといいと思います。
そしてどんな小さな結果でもよりよくなるのなら、「あなたは世界を変えた」実績を得たことになります。

理想とか野心とか野望とかそんな大きな志と大きな言葉みたいなたいそうなことはどうでもいいんですが、世界をよりよくするのってこういう一歩一歩の地味な積み重ねなんですけど、誰でもできると思うので、皆さんもぜひ小さな世界からでも小さな結果からでも人の意識や行動をより良い方向に変える一石を投じていただけたらな、と思います。

そんな私ですが、今は「初心者にとにかく優しいけど、初心者と身内以外にはそこまで優しくないかもしれない日本人VRChatユーザ社会をちょっとずつ変えたい」と思っています。

もしよければ、どなたか微力にでもお力をお貸し願えると幸いです。
いやー、私VRChatはバカンスの旅行先扱いで生きているので、実力者とのコネとか、人脈作りとか、後ろ盾を得るとか根回しするとか、横のつながりを作るとかなーんにもしてないので、協力者に乏しいのですよ。
でもそれって単純に人望やカリスマがない、ともいうんですけどね。

そして実はこの話も、2020年の6月に思いついていながらずーっと放置していたんですけどね。私、怠惰なんです。

脚注
※1
初心者だけ相手にしてる界隈っていろいろつらい
初心者の案内をたくさんしてきました、初心者イベントを3年以上主催してきました、初心者の集まるワールドで行き場の見つからない初心者をサポートしてきました。
その結果って、要は学び舎にやってきた学生さんを次々卒業させて自分の道を見つけて去っていくのを常にずっと見送っていくだけなのですよね。
私はそれでいいと思っていて、独り立ちした初心者さんはいずれ自分だけの居場所や道に進むべきと思っています。
すると、基本的には関係性って、千人以上関わろうと例外的な人以外は切れていくもんなんですよふつうは、でもそれが健全で引き留めることはないと思っているのです。

(でも一部には自分が案内したり初心者イベントに参加した初心者やその卒業生のためのコミュニティーとか作ってる人もいます。それはそれで私のようなただ見送るだけで実の残らない人のような状況、が辛いならばある程度は解消できますし、来たばかりの人には入れるコミュニティーってのは人によるとは思いますけどありがたいとも言えます。)

でもそういうことを何年もしていると、やっぱり初心者だけの相手をする世界の外ともつながってもいいんじゃないかっていう欲望とか甘えも出てくるんですよね。

2024年1月4日18時40分加筆

調子に乗って1日に400人以上のフォロー(たしかそのへんでなんらかのルールに抵触する可能性があるはず)、同じほかの人のポストを何回もリポストはずまして再リポスト、みたいなことをやっていて、一度Xから強制ログアウトさせられ、パスワード変更を求められて、そこから更にフォロワーを増やしてリポストを更に繰り返したら、流石にこうなりました。

なるほどこうなるのか、面白い

普通にタグ使った人をフォローして一回リポストしていいねするくらいならこうはなりませんので、何度もしつこく同じ人のポストを再リプライが1日で3桁回とかついでに他の人に反応してる人にまでフォロー送るとかしなければ常識的に考えて大丈夫です。

次回予告!

いや、書けるのかなこれ?

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