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断脚の思い

断腸の思いで断脚。今日、きっと今頃はもう麻酔をかけられ、手術が始まっているはず。

次男猫の右後脚は血管肉腫です。10月にかかとの内側が何となく丸っこいのが気になり、動物病院に連れて行ってましたが、3月中旬までさほど大きくなりませんでした。
3月15日の夜、お風呂に入っていると、湯船の蓋の上で寝る次男の足が丸見えで、それで足が太すぎることに気づき、翌日には動物病院で血管肉腫の診断を受けました。

ひと月前の2月14日には長男猫を右肩の肉腫で亡くしたばかりで、太さの感じから長男と同じだろうことは何となく分かりました。でも次男の場合は患部が胴体から離れていたので、まだ治療の手が残っていました。ただ残念ながら、それは脚を切るということでした。

14歳半の高齢だし、腎臓も芳しくなく、背骨が二箇所癒着気味。悩みましたが、担当獣医が可能性と延命たけで手術する人ではないと知っていたので、獣医の「私だったら切る」という言葉に背中を押してもらいました。

私の父方の祖母が亡くなったとき、息子(私の父)と同じく散骨にしました。その日は雨で、葬儀社の方が「晴れの日だと神様が亡くなった方を晴れやかにお迎えしてくれていると申し上げておりますが、このように雨の日でもちゃんと言葉がございます。雨の日は龍の神様が一緒に泣いてくれているんです。」と教えてくれました。

散骨の間だけ、雨はやんでいました。
次男は亡くなるわけじゃないのに、なんでこんなこと思い出したのかと思っていたら、今、14時すぎ、窓の外は相変わらず雨が降りつつ、強風ですが、なぜか明るく日が差しています。

実は次男の尻尾のつけ根の左側には、ピンポン玉くらい大きな水泡があり、月に1回か2回その水疱の水を抜く為に動物病院に行っていました。次男はキャリーバックを見ると入ってしまうので、通院は簡単なのですが、ついでに切除出来そうならそちらもということで。

すべて上手くいくような気がします。

※15時過ぎ動物病院より連絡。
終始自発呼吸のみで手術は無事終了。ついでに水泡も取ってくださったとのこと。
相当痛いはずで、痛みで死ぬ子もいるそうなので、今晩は病院で厳重管理しますとのこと。よろしくお願いいたします。
先生より看護婦さんの方が好きな子ですみません💦

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