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ICUC#017(篭って週間#011)2020.6.7【タイミングはしかるべきタイミングやってくるし、やってこない。時間とお金のタイミングの話。】

今週も元気に知的好奇心のアップデート【 ICUC 知的好奇心向上委員会】に参加したので、復習用の参加メモを作成しています。

今日の推薦図書
50歳から人生を大逆転(PHP研究所)心屋 仁之助
(今回はこの他5冊話題にのぼりました。本文の各所でリンク貼ってあります。)

動画 (ICUC内で一定基準をクリアすると一般公開されます)
ICUC11タイミングはしかるべきタイミングやってくるし、やってこない。時間とお金のタイミングの話。

[CAMPFIRE] ICUC 知的好奇心向上委員会

ICUC note

ICUC主宰:角田陽一郎webサイト

mireva channel

動画の内容
・哲学って歩きながらの方が思索が膨らむ
・出会う時だから出会ってる
・良いとか悪いとか手に取る前から言っているのはナンセンス
・導入のタイミングに導入をいただく
・タイミングが情報としての価値
・パカパカパカーッと潰れる
私のメモという名の感想

哲学って歩きながらの方が思索が膨らむ

ICUC6月7日分です。変わった点、見比べてる方いるかな?分かったらすごい、今日は立って撮影(笑) 今まではデスクに座ってたけど、先日このデスクが電動で高さが変えられるものだったことを思い出した。

元々デスクが置いてあった壁際に新しい本棚を置いた。その本棚にはすぐ使う本を置き、さらに環境は良くなったんだけど、本棚の前にデスクがあるからデスクの盤面より下の本は取り出しにくい。そこで電動で高さが変えられるデスクだったとやっと思い出した。そこで、そもそも立って作業できる設計のデスクなんだと立って書き物などを始めたらいい!眠くならない。やり取りのすくない大学のzoom講義はウォーキングzoomにすると思考が冴える。京都に哲学の道ってあるけど、哲学って歩きながらの方が思索が膨らむんだな、講義を歩きながら聞いていると色んなことが思いつくな、理解できるなってってことを身をもって体験してる。そんなことを思ってスタンディング・ライティングをやってると「原稿ヤバい!」と眠い朝に書く時には、立ってると眠れないので(笑) 原稿が進むんだなんてことを体験している今日この頃。

そういう身体性が大事ということ。どんな環境でも学べれば仕事できればいいと思うけど、その環境で自分がどう体験するかというのは、体験のタイはカラダなんだから、身体がどういう状態にあるのかというのは自分の脳内にすごく影響するとつくづく思う。

出会う時だから出会ってる

前回は数の論理って話をしたわけですが、数の論理からTwitterの話ばかりしてたから、数の論理で言いたいことは言えなかった。なので数の論理の後編を話そうかと思ったけど…これも面白い。座ってると数の論理の話をしたくなるけど、立ってると数の論理を話したくない(笑) 立ってるかではなく一週間たったからかも知れないけど。
なので、数の論理の後編はどこかで思い立った時に。つまり、話す時がくれば話すし、見てる方は見るタイミングだから見てる。出会う時だから出会ってると思うので、今日僕が話してないということは話すタイミングじゃないし、それはこの話が見てる人に伝わらないタイミングということで、見る方も見るタイミングじゃないんじゃないかなと思ったり。

なのでタイミングの話をしようと思います。本棚を眺めてたらこんな本を持っていた。

40歳までに手放す3つのこと(経済界新書)東 茂由
手放せば、得られる。40代で知らなきゃ一生、後悔する!

こんな本がたまたまあったのでパラパラと読んでみた。こういう自己啓発本の類って(自分で書いていてなんだけど)なんか意味ないなと思う。思ってるけど発注があるから書いてるという部分が多分にある。自己啓発本、啓はひらく、発は発するって意味だけど、それって本当は自己啓発本からではないものから啓発されるのが一番の啓発の価値なのではないか?

自己啓発本って先人達がこんな良いことを言っていて、自分はこう学んで経験し、そのフィードバックを本に書いたということで、読むほうにに取っちゃ効率が良すぎる。効率が悪くそれを学ばないと身につかないんじゃないかということをずっと思っている。なので、自己啓発本って適度に持ってるし、知り合いの方も書いてますけど、はっきり言うと比較的嫌々読んでる。そんなに好きじゃない。

大好きで仲良くしてる落語家の立川談慶師匠の書いてる自己啓発本的な本って、内容はいつもお会いした時にも話してもらってて価値があると思うけど、なんか読みたくない。ところが談慶師匠が最近出した「教養としての落語」という本はすごい面白かった!つまり談慶師匠からは落語の話を聞きたい!談慶師匠という素晴らしい落語家の方が語っている落語について学ぶという価値。そこから談慶師匠は敷衍して演繹して自己啓発本を書かれてるし、書かれてることは真理なんだけど、それを読んでしまうとそれはショートカットしすぎている。落語から学ぶことに価値があると思う。

教養としての落語( サンマーク出版)立川談慶

自分の本でもそう。僕の本で感動してくれたという人がいて、ものすごく嬉しいけど、目を輝かせて2回目も読みますと言われると、僕の本でなるほどと思ったなら、2回目読む暇あるなら、さらに考えが広がった方が絶対得だから、僕じゃない人の本を読んだ方がい良いよと言う(笑)

良いとか悪いとか手に取る前から言っているのはナンセンス

この本(40歳までに手放す3つのこと)、いつ買ったかも覚えてないし、読んだろうけど、むしろメソッドが近すぎてそんなに覚えてない。
でも今目に付いたこのタイミング。それでパラパラと読んだら、なかなか参考になったし、面白いと思った。今年49歳で、おそらく10年くらい前に買ったはずということは…
・この本が良いか悪いかを自己啓発本だから悪いと思ってる私がいて、
・普段は読まないと思う何歳までに読むシリーズってその年の時しか読まないんじゃないかと思うと、
・40歳という1年しかない年にたまたまこの本を手に持っているというタイミングで、
・49歳で読んでなるほどと思うことはやっぱり意味があると思うと、
自己啓発本だから駄目だと思う僕の浅ましさを感じる。

つまり良いとか悪いとか手に取る前から言っているのはナンセンスだと思う。
というわけで、40歳があるなら50歳もあり、52,53歳になると「くだらねぇや」なんて読まないんじゃないかと思い、49歳のうちに50歳なったらこうするという本を読んでおくタイミングだから、これだけある背表紙の中からこの本(40歳までに手放す3つのこと)を見つけられたと思う。
ということなので、さっそく50歳の本を三冊買ってみました(笑)

50歳からの孤独入門(朝日新書)齋藤 孝

こういう本の良いところは、それが良いことかどうかいつも否定してるんだけど、一気に読めちゃう手軽さ。一昨日読み終わり。その翌日は…

50歳すぎたら「まあ、いいか」「それがどうした」「人それぞれ」でいこう(幻冬舎単行本)弘兼憲史

これも昨日読み終わり、今日はこれ↓を読んでるところ。

50歳から人生を大逆転(PHP研究所)心屋 仁之助

結論から言うと、今の僕に刺さる言葉、情報をたくさん頂いた。
そのタイミングでそのタイミングのものに触れるというのは、やっぱりすごい意味のあること。

導入のタイミングに導入をいただく

齋藤孝さんは有名な明治大学の日本語の学者であり、どちらかというと売れっ子の学者先生なので、そんなに他の本では矮小化されたり、ネガティブなことは書いてなかったけど、結構ネガティブな気持ちを書いていて、齋藤孝先生でもそんな風に思うんだなと共感した。尚且つ本の紹介もあって、名前は知ってるけど読んだことない本がたくさんあるなと思い、福沢諭吉の学問ノススメなんか読んだことないので、青空文庫にあるから読んでみたら、

つまり、政府の悪口言ってるけど、その苛き政府を選んでるのは国民なんじゃないの?ということを明治維新後、150年くらいまえに福沢諭吉大先生が言っている。2020年のアベノマスクが届か居ないというツイートを見るたびに思う。その政府を選んでいるのは、選んでない(選挙に行ってない)ということも含んで選んでいるのは、自分たちだということにもかかわらず、おかしいと文句を言うことを、150年も前に指摘されているという事実を突きつけられる。

そんな風に、学問ノススメなど読んだことないものを読もうと思うきっかけを少なくとも与えてくれるということは、自己啓発本はショートカットというよりは、導入のタイミングに導入をいただいて、導入からどういう風に自分がつき進んでいくかは自由と考えれば、何を読んでもいいし、出会った時のインスピレーションで買っていいんじゃないか?

弘兼憲史さんも自分の思いを書かれてて面白いし、心屋仁之助さんは初めて読んだけど、この収録の前にお風呂で読み、自分が解放されたいなと思っているこだわりみたいなものがあったので、ある一説で泣いてしまった。
多くの方が共感・支持されてることが分かったし、その共感されてる言葉に涙した僕がいるという事実。涙するタイミングにこの本に出会えたんだなと思う。それってすごく価値のあることじゃないかと思う。

齋藤孝さんの本の中で色々な本が紹介されてる中で、

歴史とは何か(岩波新書)E・H・カー

Amazonで押しちゃって昨日届いたけど、本棚にあった(笑)
なんか見たことあると思ったけど、学生時代に買って読んでなかった事実も判明し、今ここに2冊あるので、もしよければこれをご覧の皆様に差し上げます。

ダブって古本屋に持っていくと150円とかで売っている。ほとんど新品で持ってても売ると150円で売られると思うと(角田さんは本が大好きだから)本をそういう風に売るのはちょっと苦手で、にもかかわらず古本はよく買い、かといって2冊持っててもしょうがないので、
僕が2冊持ってる本は差し上げますキャンペーンやりますw
やり方は何でもある。Facebookメッセンジャーでもいいし、TwitterのDMでもいいし。

タイミングが情報としての価値

連絡なんて何とか取れるんですよ、今。連絡取れないなんてことないし。
そうそう。トークイベントなどでTwitterで書いたことなどを話すと「フォローするのでアカウント教えてください」なんて言うわれる。
あのですね、Twitterのアカウントは自分で探せる。僕からわざわざその方にアカウントを教えないとその方が僕に接続できないと思っている段階で、もうその方はタイミングを逸している。社交辞令、愛情としてフォローしますよと言ってくれていると解釈するとすごい好意的なんだけど、逆に言えば、見たいなら勝手に見なさいというのが今のSNSの状態。

勝手に見るくらいこの人に興味がある、アカウントを探すくらいの労力は持たないとダメなんじゃないか?その労力があるときに僕のアカウントをフォローするかどうかは勝手で、フォローしてから「ろくなこと呟いてねぇな」と思うだろうけど、たまたまタイムラインでピッと「角田が言ってた本っていいね」と思うタイミングが情報としての価値なんだと思う。その価値をどういう風に身に入れるか、せめてタイミングをCome on!Come on!ぐらいの思いはあった方がいいんじゃないかなと思う。

幸福論(角川ソフィア文庫)B・ラッセル(著)/堀 秀彦(訳)

この本も齋藤孝先生が書いてらっしゃったんだけど、B・ラッセルさんは数学者で98歳まで生きた、全然知らなかった。幸福論て三大幸福論があるらしく、本棚に2冊あると思うけど、買ってパラパラと読んでみたんですが、なかなかでした。
まだ読んでない本をいつもお勧めしちゃう。今回のお勧めの本は幸福論にしようか迷ってるのは、サムネイルを何にするか。ICUCメンバーにはリマインドしてるけど、そうじゃない人はこの動画を何で知るのか?そのタイミングをどう巻き込むか?巻き込まれるか?ということまで考えるのがサムネイルなんだなんて空想も膨らむ。

パカパカパカーッと潰れる

物事がパカパカパカーッと進むときと、タイミングがパカパカパカーッと潰れるときがある。一昨日、対面の打ち合わせが2つばかりブッキングしていると、朝、一つ目のブッキングは「体調が悪いのでやめましょう」というメールが来たので、その打ち合わせは止めた。それ自体はいいけど、その打ち合わせは1か月前くらいに決まってた。

これが僕は分からない。
1か月前にこのコロナ禍で本当に会える日はいつか考え、この予定を決め、この予定があることで前後のスケジュールをプログラミングし、その予定が頭にあった1か月だったのに、当日の朝にタイミングを逸せらえる。
それはしょうがない。それに妬ましい気持ちはないけど、そのタイミングを逸する寂しさ、悲しさがある。そうするとその相手に対するプロジェクトへの思い入れはやっぱり減る。そのタイミングで病気になったというのは、僕のやる気を減らすタイミングを頂いたと思ってしまう。幸か不幸か分からないけど。

一期一会ってそういうことで、だから僕は長期のスケジュールを決めるのが嫌だ。体調不良などでスケジュールが変わることは織り込み済みで、長期であればあるほどタイミングが揺らぐ。なのに決めようと言ったなら守れよという、それは僕にも言っている。だから長期の約束をしたくない。それが時間的な喪失になるから。

あと何分?4分くらい。まさに時間!今は時間的な喪失の話をしたけど、今度は金銭的な喪失のことを言うと。
ある知り合いから本を書きたい知人がいるから相談に乗ってくれないかと連絡を受けた。僕は本を書きたい人の個別相談会をやっているとnoteに載せているので、そのURLを送った。すると「有料みたいだから今回は遠慮しておきますということでした」というメールがきた。

それって僕からするとすごく悲しいわけで、有料ではあるけど、僕が培ってきたノウハウを僕の時間とお金とタイミングを渡すのにも、無料じゃないとやらないと言っている。その段階でその人は本を書く資格ないなと思った。その方の考えてることを結果的に誰かに有償で渡す行為をしようとしているのに、その有償で渡す行為をするための情報は無償じゃないと要らないと言ってることに論理矛盾を感じる。それを書いちゃったんだけど、

https://note.com/kakuichi/n/n59465b860bed

これ本当にそう思う。連絡下さった方からはご気分概してすみませんと連絡頂いてるし、その方に対して全く恨みはないんだけど。頼んだ方は有料セミナーへ参加しても本が書けなくて、多額のお金で本を出しませんかといった話も来ていて、すごく悲しい思いをされていたとのことだから、そのことにすごく同情はするけど、そういうことで次のタイミングは絶対無料でないとと思ってる段階で本を書くタイミングを逸してると思う。これは非難でもなんでもなく、僕に言っている。僕が情報を得るときは有償でと思うし、その方に時間とお金を使ったなら、多額が払えるかはその時の懐具合によるけど(笑)、何かお願いした時にはその分の対価は支払わなければいけないんじゃないかなと思う。


私のメモ

タイミングが来たときにそれがタイミングだとわかるかどうか?
タイミングって言い換えれば «縁» だ。

自己啓発って、本だろうが本人だろうがYouTubeだろうが、なんなら自分の妄想でも、啓発されるときはされるのであって、では自己啓発本と言われる本の中身って何だ?
私の所持する本は少ないけど、多分30%くらい自己啓発というジャンルで占められるのは、啓発したかったのではなく、その人がどんな人か知る術だと思うから読みたかった。一途と言うのか執念と言うのか分からないけど、その人が関わったことのある人が書いた本からも、お勧めの本からも、その人を知ることができると思うし、角田さんの言うように自己啓発本が著者の体験のフィードバックなら、その著者を知るには良い情報源だと思う。
人を知ることで自己啓発できることを大事にしたい。その上で、何からだって啓発できるならやってやろう!なのだ。Come on TIMING!

歴史とは何か - Wikipedia
角田さんの本棚に既にあって、かつ読んでないという。Wikipediaには歴史の記述には著者の主観性が入り込んでいることを歴史家は慎重に受け止めないといけないということが書いてあったけど、角田さんはICUCで同じことを言っていた。「教科書って書いた人の思いが熱いところとそうでないところが分かるから、読んでて面白い」と。
ということは、学生時代に「歴史とは何か」というお題だけ頂き、自分でその事実に辿り着く必要があったから、読まなかった。天か神か、何かがその事実を伝える方法が2冊目だなんて、お茶目で笑ってしまう。
そしてテレビやラジオのような視聴者プレゼント企画爆誕(笑)
ついでに紙切れ入れた抽選箱でもアプリでも、抽選会やって欲しい。

今日も元気に無職の私も、運だけはいいので少しばかりお金は持っている。その少ないお金をどこに払ってどんな情報を得るかは人で決めている。ちょっといまいちだったなと思う情報だったとしても構わない相手、応援できたならそれで充分と思う人に、払えるだけ払う。例えば今なら角田さんのICUCに本にイベントだし、給湯流茶道のイベントだし。
先に出せるお金や時間や作業は先に出す。その空いた空間にタイミングは入ってきてくれるはずだ。

情報は必ず上から下へ下りるんだと言われてカチンと来たことがある。さらに時間とお金を使って距離を超えてきた人は必ず成功する、だからそこをケチるなという人にも、私はけんおかんを持っていた。ご自分に自信があるのは大事だけど、この人達がどれほどすごい人でも、私にとって、いくら払っても無駄だということだけは勉強できたという意味で、無駄ではなかったのかもしれないけど。
自分はどこの情報源をどうして信用するのか?は分かっていた方がいいと思う。私はそれが人柄一択だっただけ。情報収集と、体験・経験と、応援が一緒である。であれば、私はタイミングを逸しにくくなる。

タイミングって縁だ。
タイミングってチャンスだ。
タイミングって区切りだ。
この世はタイミングで回ってて、
回ってるからタイミングが生まれる。
自分の思い込みで止めちゃだめだ。

ぐるぐるグルグル〜

おや、ぐるぐるスパイラルの話に戻った?!
私たちはタイミングという川の中で流れながら生きている。

無職は今日も全力で、無料の代表SNSで、タイミングを追っかけます。

ICUCは
一人一人の知的好奇心がくすぐられるような
さまざまな「ヒト・モノ・コト」を
皆で持ち寄って
話して聞いて調べて楽しんで
自分の知的好奇心をアップデートしちゃおう
って集まりです。
(by 角田さん)

[CAMPFIRE]知的好奇心向上委員会 ICUC

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