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珍しい気象現象はみんな幸運の前兆

昨晩、月のHALOを見た。

夫から駅までお迎えに来て欲しいと連絡があった。
彼の中では最寄り駅への到着が22時以降になると、私にお迎えを頼んでいいことになっている。それで私は23時ちょっと前に外に出た。

外に出ると必ず空の様子を見る。
朝でも昼でも空は見ちゃうけど、夜は特によく見てしまう。
外に出て、月を見つけて、すぐに月の周りに輪があるのに気がついた。

月暈(つきがさ)

去年は太陽に輪がかかる日暈(ひがさ)を三度ほど見たので「ああ月でも輪が出るのか!」と思い、まずはお迎えそっちのけで、輪っかがちゃんと写って、かつ、画面に収まり切るように、スマホカメラとしばし格闘してから車に入った。

あとあと検索してみると、暈は英語でHALO。
薄い雲がかかってる空で観測できる気象現象で、月の場合は白虹(はっこう、しろにじ)とも言うそう。

月暈は【雨が降る・天気は下り坂・幸運】の前兆。
幸運はもしや降雨とかけてるのかな?と思ったけど、そこは分からない。

確か日暈も幸運の前兆だし、彩雲(色がついてる雲)、龍雲(昇り龍のような形の雲)も幸運の前兆。
珍しい気象現象はだいたい幸運の前兆ってことになってる。

気象予報士の良純さんは、幻想的で美しい気象現象ほど近づくのは危険な気象状態なんだと言ってたのをよく覚えてる。その言葉が何とも神様が荒ぶってる様子に聞こえて好きだ。

みんな珍しい気象現象をみて、検索して、幸運の前兆って書いてあって、やったぁ!なんて喜ぶけど。
正直、そんな気象現象ごときで私に幸運などやってこないとも思うし、その気象現象に手を合わせてみようって気もないんだけど。

運良く珍しい気象現象を、見つけにくい夜でもすぐに見つけられたこと自体に、確かにものすごく幸運を感じる。
自分はとにかく運がいいんだな〜と思える。

なんて言うのかな、気象現象に背中を押もらう感じがする。

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