48歳、遂に胚移植して来た!
やっと、この日を迎えることが出来ました!
本当に延期の嵐で半年が無情に過ぎ、
こんな日は、永遠にやって来なんじゃないかと・・・。
でもね人生、諦めずに前に進み続けると、いろんな遠回りをしたとしても、何とかそこにたどり着けるもんだと!
もう無理だと、歩みを止めたら、絶対に辿り着けない場所へ行こうじゃないかっ!
って、こりんごさん、どこ行くんですかって話だがw
いや、移植に辿り着いただけの途中経過ですけどねwww
これから、着床→妊娠→妊娠継続→出産 と、道のりはまだまだ続くんですけれど、
移植しなけりゃ着床すらしないから!
これ大きな一歩ですよ。
当初の予定は、6月にドナー採卵、7月にアタシへの移植だったんですけれど、
ドナーの採卵キャンセルあり~の、
慢性子宮内膜炎再発し~の、
卵子提供、諦めかけたことだったてあった。
いつも悲劇に悩まされ、目の前が真っ暗になったけど、今となっては、あんなこともあったなって振り返れるよ。
あの時の自分が、ちゃんと前に進んでくれたから、今ここにいれるって、
しかし、その今が、もうドラマティックにホリデーシーズンにやって来るなんて!(慌ただしいわぁ~w)
しかもですよ、49歳になるギリギリの48歳で、年内移植に間に合ってくれるって、(気の効いた粋な計らいw)
このお騒がせ感が、アタシのベイビーらしいわ!w
その上、妊娠判定が、アタシの誕生日ウィークエンドに判明ですよ!
バーズデーサプライズで、やって来ておくれっ!
それでは、やっと卵ちゃんがお腹にやって来た、いろんな意味で衝撃的だった移植当日のことを記録として残しておきます。
ウチのクリニックのドクターは、移植が神技並みに上手いゴッドハンドの持ち主と噂されていた その腕前は?
そして、卵ちゃんのお披露目もしちゃうぞ!
アタシの移植予約は、金曜日の午後1時だった。
12:30pmには来院するよう言われていたが、仕事のランチタイムに抜け出して、12:15pmには到着で余裕の来院。
アタシは、移植後、また仕事に戻らねばならないので、早めに行ったら、早めに診てもらえるかななんて思っていたが、
全てはオンタイムで、ナースに移植の誓約書にサインさせられたのが12:35pmで、オペ室に呼び出されたのが12:45pmだった。
オペ着に着替えて、オペ室の診療台に着席したのが12:50pm
胚培養士がやって来て、ご挨拶。
「今日担当する胚培養士です。
貴方と、貴方のハズバンドの名前と生年月日を確認させて下さい。」
担当は、インド人女性培養士さんだった。
前のクリニックでは、アジア人男性、白人女性の培養士さんしか当たった事なかったので、インド人胚培養士さんが、妙に新鮮だった。
しかも、このクリニック、ドクターもスタッフもナースも、みんな中国人だったから余計に新鮮。
インドも不妊治療が盛んに行われてるらしいので、培養士になる人も多いのかなぁと。
どうでも良いことを考えながら、培養士さんに言われるがまま、胚盤胞の確認書類にサインさせられ、移植する胚盤胞の写真を渡された。
これが移植されるのかぁ〜
移植直前の12:50pmに撮影されてのであろう。凍結胚盤胞だから解凍した時点で、またどんどん成長していくんだろうけど、本当に移植直前の胚盤胞ちゃんの姿。
素人には、この状態が良いのか悪いのか、どんなもんなのか分からんが、何だか愛おしいよね。❤︎
しかし、写真を一向に回収しないので、
「あの、この写真、もらっていいんですか?」
「That’s yours! 貴方のものよ!」
記念写真、額に入れようかなw
その後、5分くらいかな、しばらく放置されたw
ちょっとインド人培養士さんに、言われるがままサインしちゃったけど、今回移植される胚盤胞が、前回選んだものだよねって、そこ確認しなかったので、急に不安になった。
間違えて、違うグレードと性別だったら、生まれてきた時サプライズだよ。
そう言えば、数年まで、西海岸で、エンブリオ取違え事件があって、確か、NYのアジア人カップルに、白人カップルのエンブリオ移植しちゃったんだよ。しかも、男の子を移植したのに、妊娠検診で、ずっとおちんちん見えなかったんだけれど、たぶん隠れてるのかもって言われてて、出産して取り違えに気づいたという。不妊治療業界のスキャンダルに大きな衝撃と不安が走ったよね。
アタシの胚は、間違えてないよね?
万が一間違えてても、アタシが育てる権利はあるのだろうか?(そのアジア人カップルは、出産したのに親権を貰えなかったのだそうよ。)
いや、そんなこと考えている場合か!
ここのオペ室を仕切るロシア人っぽい気の強いナースさんがいるんだけれど、
こちらの記事でどれくらいの気が強いか書いてますw
彼女が診察台の足の固定を調整してくれた。
「貴方、足が長いから、調整が大変よ!
みんなは足短いのに。」
えっと、それは褒めてるんですか、けなしてるんですか?
「カエルの足みたいね。」
あ、褒められてはいないようだw🐸
とりあえずカエルの足は、なんとか固定されw
ドクターがやってきた、
「はい、今日は、これからい移植しますからね。」
そして、ドクターの背後に、ロシア人ナースと、インド人培養士が立っていた。
「すみません、先ほど、伺うの忘れましたが、私のエンブリオは、先日、希望を出した、XXの4BBですよね?」
ドクターは、培養士に目をやり確認を促す。そして培養士が、
「その通りです。」
という事で、ついに胚移植に入る。
膣に、鉗子が入れられ、とうとう移植だ!
ところが、このロシア人ナースが、非常におしゃべりで、どうやらクリニックの身内話で、あるスタッフの話をしている、
「ドクター、どう思います、彼の行動? あれは、アタシ違うと思うんですよ、来週までには、それか片づけておきます。あれは、一昨日の事です。」
そんな話を、ひっきりなしにしていて。
ちょ、ちょっと、これから移植するに、ドクターの気が散るし、アタシもそんなに外野でガヤガヤどうでもいい身内話されるの、迷惑なんですけれど?!
ちょっと、黙ってくれませんか?
こんなうるさいオペ室初めてですよ。
ずっと、喋ってるナースに、ドクターも、膣に鉗子で何か通しながら相槌打ってるけど、そんな片手間で移植しないでよ!
何なの、待ちに待った移植が、こんな雑に行われるなんて!
そんなんで、本当に着床するのかよ!!!
やっとナースのマシンガントークが終わり、ドクターが培養士を呼び寄せる。
そして、長い針のようなスポイトのようなものを培養士から渡され、
どうやら、これから移植らしい!
よかった、あんな雑談の中で移植されたのかと本当に焦った。
その長いスポイトを膣に挿入して、モニターをチェックしている。
う~、残念、移植のモニター、患者には見せてもらえないのか? 前のクリニックは、採卵も移植も、随時、モニターでライブ中継見れたのに。
スポイトを膣内にセットアップしたらしい、そして、モニターを患者のアタシにも見えるように、角度を変えてくれた。(よかった~!)
「じゃあ、今から移植するからね。」
と、アタシに話しかけると、ナースが室内のライトを消した。
「Ready!」
とドクターが、声を上げると、培養士がエンブリオが入っているであろう別のスポイトを持って来た。
ドクターが、それを受け取り、そのスポイトが子宮内に挿入されていくのがモニター越しに見える。
「はい、移植します。」
ビュビュビュっ!!!
えっ?!?!
スポイトから、すごい勢いで胚が押し出され、なんか胚が散ったようにも見えた。
こんなに勢いよく発射させちゃうの?!
今まで、自己卵で3回くらい移植したことあるけれど、どれも、そろりと内膜に優しくコロンって置く感じで移植してたのに・・・
あんなに噴射させちゃって、なんか、胚が壊れたりダメージ与えられないのか、また勢いでリバウンドして、子宮口の手前にはじき返されちゃうんじゃないかって、めっちゃ不安だった。
アタシ、ドクターでも専門家でもないんで、どんな移植の方法が良くて、どれが上手いのか、ドクターのゴッドハンドをジャッジするすべがない。
「はい、移植終わりましたよ。」
「先生、ちゃんといいポジションに移植出来ましたか?」
「モニター見てましたよね?出来ましたよ。」
いや、素人なので、どこのポジションが移植にはいいのか判断つかないので、モニター見てても分からんから聞いてんのにw
ドクターがモニターを指さして、
「これが胚で、こっちはバブルね。」
そうなんですよ、胚を噴出させた時に、ブワワって勢いよく吐き出されたので泡が立ったみたいに見えた。やっぱりあれ吐き出された時の気泡だったんだ!
つまりですよ、泡がたつほど勢いづいて噴射されたってことですよ!
じゃあ、これ写真に撮って上げますからね。
すると、直ぐにプリントアウトされて、上記の移植写真を頂いた。
移植時間、ビュビュっと1秒!
半年待ち詫びたのに、1秒で終わったw
そして、この1秒の処置、3000ドルwww
卵子提供費用もガッツリ払いましたけれど、移植は別途なので、また支払い~。
お腹に卵が戻った実感が、全然ありませんけれど、一週間後の判定日をドキドキしながら待とうと思います。
では、そんな移植の様子を、動画でもアップしました。
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