ONE PIECEでコミュニティの肝を学ぼう!
高品質なモノを作れば売れる時代は終わり、「共感」が大切だと言われるようになってきました。
その共感を最大限生み出しやすいのが
「コミュニティ」
です。
これからはコミュニティの時代だと言われてるけど、具体的にどういう形で運営していくのが良いの?
という疑問を持つ方が僕のコミュニティでも結構多いです。
コミュニティの肝は、ONE PIECEの単行本の名物コーナーで学ぶ事が出来るのでnoteでもシェアします。
SBS
SBS(※)とは、ONE PIECEの単行本内のコーナーで、それ目当てで単行本を買っている方がいるくらいの人気コーナーです。(僕とか、、、笑)
※「質問を(S)募集(B)しちゃうよ(S)」
主に読者からのハガキの内容に答えたり、裏設定を明かしていくコーナーですが、長年運用されているコーナーなので、独特のコミュニティが形成されています。
例えば、段々とSBSでしか通用しないような身内ネタや、SBS開始宣言乗っ取りなど定番ネタなどが構築されていきました。
その他にも、読者がキャラの誕生日を勝手に決めて作者の尾田栄一郎さんが許可を出して公式化するような事が多々あったりと、非常に面白いコーナーです。
信頼残高
信頼残高とは、世界中でベストセラーになった、
「7つの習慣」
で取り上げられている、人間関係の信頼を残高・口座に例えた概念。
(※信頼残高に関する詳しい話は、今後記事化する予定です。)
この信頼残高という概念については、従来のビジネスから一歩先に進んだコミュニティビジネスの運営で頻繁に用いられるようになりました。
この信頼残高ってのはONE PIECEのSBSでも効果を発揮しています。
僕もSBSが凄く好きで、そのコーナーを読んだあとはすごく充実した気分になるんですよね。
僕の中で、ONE PIECEやSBSに対する信頼残高が上がってるのが分かるんですが、それは何故なのか。
実は、信頼残高は、直接的な返信がなくても上がるからです。
信頼残高は直接的な返信がなくても上がる
コミュニティメンバーの共感度が高い質問や話題に対するアンサーは、まるで自分に回答してもらったような感覚になり、コミュニティに関する帰属意識が高まるんです。
YouTuberも、ラジオのコーナーのようにコメントに返答するような動画を独自に用意する人が増えています。
これも、コミュニティの信頼残高を上げるのに役立っています。
しかし、むやみやたらに質問を取り上げれば良いという訳ではありません。
コミュニティの属性に合う返信をする
ONE PIECEのSBSは、「ONE PIECE好き」が集うコミュニティなので、それに沿った回答や運営をしていく事で信頼残高が高まります。
例えば、あなたが
「○○の悩みを抱いた人が集まるコミュニティ」
を運営しているのであれば、そういった悩みを持つ人の質問などを抽出してメルマガやコミュニティサイトで回答していく。
小手先ではなく誠心誠意答えれば、他の参加メンバーの信頼残高はちゃんと上がります。
まとめ
コミュニティは、何を生み出すために在るのか。それは、
「共感」
です。
その為のツールは、今は無数にあります。
情報に溢れている時代だからこそ、コミュニティは大切になっていきます。
ベネフィットだけを盛り沢山伝えて、売れる時代はとっくに終わってます。
現に、誰もが知るような大企業も、Twitterでは人間臭さ満点の小ネタや裏話などのツイートをするとこが増えています。
コミュニティを運営している方、これからコミュニティを運営したい方が、この記事を読んでちょっとしたヒントにでもなれたら幸いです。
あなたのスキが一番の栄養源です! コメントもお気軽にどうぞ^^