シチリア最西端の大地が育むレモンを まるごと「マーマレード」
TVでも紹介された人気のバイヤー・小林もりみさんがセレクトした、“レモンマーマレード”。
シチリア最西端にあるパンテレリア島で採れる、豊かで力強い大地が育んだレモン“のみ”を使用し、マーマレードにしています。農薬・肥料は不使用。現地で暮らすボノモさん一家が、愛情と手間をたっぷりかけて作っています。
焼き菓子に混ぜ込んだり、チーズに乗せたり、食べ方いろいろ。食卓に爽やかな香りが漂います。
その「おいしさの秘密」は6つ。以下で詳しくご紹介していきます。
(1)ミネラル豊富な土壌が、芳醇なレモンを育てる
パンテレリア島は、火山が噴火してできた島。ゴツゴツとした岩が大地を覆い、黒い大地が広がっています。この土壌が火山質のミネラルを豊富に含み、特別な養分が島の作物、そしてレモンの風味を豊かにします。
(2)大自然の中での耕作の知恵、“アラブの庭”
1年を通して風の強いパンテレリア島では、"アラブの庭"と言われる背の高い岩壁で囲った小さな庭で、レモンが育てられています。アラブの庭は、強風からレモンを守り、また、強い日光によって樹が焼かれることを防ぎます。大自然に人の手と智慧を入れることで、おいしいレモンの実をみのらせるのです。
(3)酸味が少なく、皮まで美味しい"ルナーレ種のレモン"
ボノモ さんの育てるレモンは樹齢100年のものも。パンテレリア 島のルナーレ(月の)という品種のレモンは、果肉だけではなく、皮、白いワタ、すべて美味しく食べられてしまいます。
(4)使うのは自家製レモンだけ。収穫後はすぐ加工
ボノモさんのレモンの樹は10本。冬の間その10本が毎月のように豊かに実りをもたらします。ボノモさんは近くにあるレモンの樹々の様子を常に見守り、適切に熟したときを見極めて収穫、そしてできるだけ早く加工します。
(5)農薬、肥料ともに不使用
農薬も肥料も不使用。自然の力だけで育ったレモンが原材料です。
(6)一家に伝わるマンマのレシピ。手間と愛情をたっぷりと。
ほぼ手作りのボノモさんのレモンマーマレード。レモンの皮をポテトピーラーでひとつずつ丁寧に剥き、痛んだところは丁寧に除去します。皮は皮で10分ほど水で煮ます。柔かい実の部分は5分ほど煮て余分な苦味をとり、その後この実をナイフで切って種をひとつひとつ取り除きます。
機械に頼るのはフードプロセッサーで細かくする工程ぐらい。 手間がかかりますが、これはボノモさんが母親から教わった伝統のレシピ。お砂糖もレモン100gに対し30gと甘さ控えめで、素材が持つ甘みを活かしています。 まさに愛情と手間をたっぷりかけた、マンマの味なのです。
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