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#31 つくる1年
2019年も今日で終わり、大晦日
ということで、SNSには今年のまとめ みたいな投稿が多いですね。
私もその中の一つに紛れ込ませる感じで1年の振り返りなんかをあげてみます。
今年は「つくる側」になった年だったなあと思います。
年明け早々から、私のつくる日々は始まっていました。
部活では副指揮者としての役目をもらい、新年早々から曲を作っていくことになり、大学の学科では、新入生歓迎の合宿の企画運営を担い、SOKOAGE CAMPでは初めてのインターンに挑戦しました。後半からは仲間とともにシェアハウスをつくることにも着手し始めました。このnoteの投稿を始めたのも今年から。
誰かがつくったものに乗っかていくのではなくて、自分で一からつくる。その楽しさだけでなく、難しさに直面した年でもありました。
一からつくる楽しさは、可能性が無限であること。いろんな挑戦ができます。唯一無二ができます。愛着がわきます。今年の部活納めの日、私の部では「吹きおさめ」といって、この一年で印象に残った曲を皆で合奏するという行事がありました。そこで選ばれた曲に、私が指揮をした曲もたくさん挙げてもらいました。演奏してみて、懐かしいなという気持ちだけでなく、その曲と向き合ってきた時間や当時の感覚がよみがえってきて、なんとも言えない気持ちが沸き上がってきました。あぁこれが愛着というものなんだ、と感じるのでありました。
SOKOAGE CAMPも参加者という立場から、インターンというつくる立場になって見えるものがたくさんありました。人のために動くって、そう簡単にはできない。自分よりも人、そう思って心を尽くすには、想像力が必要なんだと感じました。私がやる何かが、相手にとってどんなことをもたらすんだろう。今、これをやっても無駄なんじゃないか、と思うかもしれないけれど、今の、その一歩先を想像してみる。たくさん想像することで愛が届くんじゃないかな、と考えたりしました。たくさん考えて、たくさん向き合って、その時間を共有できたことにも、愛着がわきまくりです。
難しさ、苦しさもありました。一からつくるということは、前例に基づく「正解」のようなものがないということ。でもさらに難しくさせている原因として、「正解」はないけど「失敗」や「間違い」は存在する、ということがあると思うのです。そしてその責任は自分が負わなくてはいけないということも。自分は何をどこまで突き詰めてつくるのだろうか、何を目指せばいいのだろうか、悩む日々でした。また、一からつくるといっても、その道の先人たちの存在はあるわけで、それと自分を比べてしまうこともありました。
別に比べる必要はない、自分は自分のやり方とペースでいけばいい、困ったら気軽に相談してうまく利用させてもらわなきゃ、そんなことは人には言えても自分で実践することはとても難しい。自分で抱えてキャパオーバーしてしまうことだってありました。
結構不器用だったんだな、と感じます。
何かを本気でやってみたい。
そう思ってこの一年はスタートしました。(ばくしょんというプログラムに参加していたせいもある)
どうなんでしょうね、本気になれていたのでしょうか。
決して、力は抜いていなかったと思います。
でも、もっと、もっと、私は本気になれると思うのです。
本気になった先で、見れる景色は、もっと違うと思うのです。
だから、来年もがんばります。