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ほかほかご飯に阿蘇たかなの新漬けがたまらない

ほかほかご飯にお漬物、それだけでもうご馳走。
それが阿蘇たかなの新漬けだと、もっとご馳走だ。

「高菜」はみなさん、食べたことがあるだろうか。
ちょっと黄色っぽい色で、油炒めや高菜めし、高菜ピラフといった料理で知っているかもしれない。

阿蘇は高菜が名物であることは、阿蘇に住むようになる前から熊本人として知っていた。でも特別に高菜が好き!ということはなかった。ただ、わたしは阿蘇に住むまで知らなかったのだ。阿蘇たかなに、「新漬け」「古漬け」があることを。この「新漬け」が、格別に美味しいのだ。

3月中旬から下旬にかけて収穫された旬の高菜を浅漬けしたものが「新漬け」で、鮮やかな緑色をしている。食べるとキョリッキョリッとした歯ごたえと爽やかな辛味が美味しくて、もうご飯がススム。黄色っぽいのは「古漬け」で、じっくり漬け込んだうまみがいいのだろうけれど、わたしはもう「新漬け」イチオシだ。

地元のスーパーでこの「新漬け」をカゴに入れてレジに持っていくと、レジのおばちゃんが「旬の漬物だけんね〜!」と言いながらレジを通してくれたのが、微笑ましかった。阿蘇たかなは機械を使わず1本1本手で折りながら収穫されるので、この収穫作業のことを「たかな折り」と呼ぶ。先日友人がそのお手伝いに行っている写真をアップしていた。機会があったら、わたしも「折って」みたい。

きょうの夕飯は、そんなこの時期だけのご馳走である阿蘇たかなの新漬けが主役だった。ほかにも小松菜と豚肉の炒め物も作ったけれど。まだしばらくは楽しめるけど、食べ過ぎ注意だ。

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