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期待すんな。証明すんな。

こんばんは。
今日は一日、タートルネックの服を着ていたのだけど、なんと後ろ前に着ていたことにさっき気づきました。なんだか首の前がもこもこしてるなぁと思ったら縫い目だった。

ぜんぜん関係ないのだけど、わたし、社会派ブロガーのちきりんさんが好きで、今日も機嫌よくVoicyを聞いていたんですね。
今日のテーマは「自分の価値の見つけ方」。

で、テーマとは少しズレるんだけど、放送の中で「リーダーシップ」「フォロワーシップ」という話が出てきたんですね。

日本社会においては、リーダーシップっていうのは誰か1人が、それも偉い人が持っているべきで、あとのひとはフォロワーシップを持ってやっていくべきだと思っているんですね。

というくだりで、生まれて初めて「フォロワーシップ」っていう言葉を聞いたのだけど、それと同時に会社員時代のいろんなことがすごく腑に落ちたんです。

というのも、会社員時代、たいていの上司がこの「リーダーシップ」を発揮しないことが不思議で仕方なかったんですよね。「あれ?これぐらいの役職なら、こうするものじゃないの?」みたいな疑問を感じることがめっちゃ多かった。正直モヤっとしたし、同僚にグチることもありました。
わたしの考える「リーダーシップ」って、自分の方針を明確にすることと、自分の下のひとを育てること。でも、どっちかというと、上司のその上の上司がどのような意向か?ってことばかり気にしてるタイプのひとが多かった。つまり「フォロワーシップ」を評価されて、昇進するから「フォロワーシップ」の能力が高いひとばかりが、偉くなってしまうという組織構造だったんですね。

現在わたしは、ベンチャー企業のお手伝いをしていているのですが、そこは組織体制もふわっとしていて「部長、課長、係長」みたいな肩書はなく、みんなが自分のやりたいことをしていて、「リーダーシップ>フォロワーシップ」なひとが評価されている感じがします。
組織としては、どちらのタイプもメリット・デメリットがあるけれど、優秀なひとが集まりやすいのは、ひとりひとりがリーダーシップを持って働ける組織ですよね。

とはいえ、わたしは経営組織論みたいなものにはぜんぜん興味がないので、これ以上深掘りするつもりはなくて、それよりも今なんらかの組織で働いているひとで、上司とかエライひとにモヤっているひとに言いたい。そして、過去のわたしにも言いたい。

期待すんな、って。

そのひとは、人間性を評価されてその地位にいるのでも、リーダーシップを評価されて昇進したのでもないんです。だって、もしそうならあなたはモヤモヤしないから。
だから「この役職なのに、こんな言い方しちゃうんだ」とか「ぜんぜん正当に評価してくれない」とか考えてもムダなんです。
そんなことより、その相手の性質に応じた対応策を検討する方が建設的だし、そもそもそういうことでモヤモヤするときは、だいたい自分が頑張り過ぎ。もっと仕事の手を緩めて「みんな、わたしの(給料の)ために頑張ってくれてありがとー!」ぐらいになった方がいい。会社で自己価値をあえて証明する必要なんてないんです。マジで。

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この12月は、けいこさんさあやさんと一緒にアドベントカレンダーに参加しています!
今日もなんとか間に合った。。。


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