いけだけいこ

「わたしはなにものか」と「なにものでもないわたし」を行き来する/仮面心理学/ライティン…

いけだけいこ

「わたしはなにものか」と「なにものでもないわたし」を行き来する/仮面心理学/ライティング・ライフ・プロジェクト/特技「雑談から本音を引き出す」/♡山田詠美、解放感とソファ席のあるカフェ、ミニチュア、BTS(ユンギ&ラプラ大好きot7)♡/子宮がんサバイバー/INFP★

マガジン

  • むすことの日々が教えてくれたこと

    おかあさんになったから出会えた、知ることができたこと。 息子が日々わたしにもたらしてくれるさまざまな感情や出来事、 そして息子が幼いころに書いていた某ブログ記事から 忘れずにいたい、刻んでおきたい、あのときの切なさや喜び、気づきを加筆修正して転載しています。

最近の記事

78.ごはんを作るたびに言うようになった母の言葉

父が他界して数年たつ 母は食事をつくる際、それを少しとりわけ仏壇に供える そのときによく 「今日はおとうさんの好きな●●よ」といいながら供えている 今日はなににしたの?と聞くと 「今日は●●を作ったよ」という言葉の後に 必ずと言っていいほど 「おとうさんが好きだから」とか 「お父さんは●●のときは汁物がないとだめだから」 みたいなことをいう 自分の好きなものを食べればいいのに 自分が食べたいものを作ればいいのに そう思うけれど、そういうことではないんだ 1人暮らし

    • 77.「好きなカフェ」の定義

      カフェで過ごすのが好きです というわけで(どういうわけ) いくつかお気に入りのカフェがあるし 行ってみたいカフェもたーーーくさんあるのだけれど ふと久しぶりに 「あ、あそこに行こう」と思ったので行ってきました ベルエポック(古き良き時代)のデザインとモダンデザインが美しく融合しデザインの生菓子と焼き菓子があるパティスリー 売り場の奥には「パリの街に紛れ込んだかのような素敵な空間」がコンセプトの、細部にまでこだわったインテリアが素敵なカフェスペースがあるのです さまざ

      • 76.素敵CAFE@韓国

        韓国へ行ってきました 韓国語学習仲間と一年前から約束していた念願の旅行 九州、関西、関東と各方面から現地集合する我らだったのだけれど、全員がサンサン(台風)に翻弄された初日にはなったものの、いつもサポートしてくれるネイティブさんたちとの食事会からはじまり、ものすごく濃く楽しい3泊4日の旅でした 韓国はとにかくカフェが多い カフェ好きとしては嬉しい限り♪ 今回は推し活&観光がメインだったので なんとか合間をぬって韓屋カフェへ mirror room cafe 景福宮や光

        • 75.じぶんをおいしくしているところ

          久しぶりにネイルをした 仕事の関係で普段はネイルができないのだけど 2週間ほど休むのでその間だけのお楽しみ といってもサロンでするにはもったいない (だって2週間でオフとかつらすぎる) なので自分で塗る 器用ではないので模様も描けないし、 上手にデコることもできない。 ピンクベージュ単色を2度塗り。 たったそれだけなのに、よくみたら塗れていないところもある。 それでも失敗隠しもかねて デザインシールをちょっと貼ったりなんかした指は、いつもより華やかで気分はあがる。

        78.ごはんを作るたびに言うようになった母の言葉

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        • むすことの日々が教えてくれたこと
          10本

        記事

          74.重い腰が軽くなったら

          視力がおちたのは小学生のころ。 それからは眼鏡とずっと友達で 高校生になってからはコンタクトレンズとも友達になった。 いまでこそ乱視を調整してくれるソフトレンズが当たり前のようにあるけれど、わたしがコンタクトレンズを付け始めたころは(うん十年前)乱視を矯正するならハードレンズ一択という時代。 デメリットはまつ毛やほこりが目に入ったり、レンズがずれるとむちゃくちゃ痛い。 外出先で外してうっかりなくそうものなら、眼鏡を持ち歩いていなければ、視力的にも金銭的にも大打撃である。

          74.重い腰が軽くなったら

          73.今までにない経験をさせてくれた本のタイトル

          夏休みです(息子が) 高校生ともなると友達とでかけるほうが断然楽しいわけで、家族でどこかへ行くということもあまりしなくなるわけだけれど、珍しく全員の休みがそろったので久しぶりに家族ででかけた帰り道、夫がふらっと本屋に立ち寄ったので、私も息子もあとに続いたのでした。 ちょっと歩くだけで汗が噴き出る猛暑な昨今、 涼をとりつつ、各々が気になるジャンルのコーナーをうろつく。 そういえば以前、本屋にいくと自分が手にすべき本が光って見える(本自体が光って見えるのかタイトルが光って見え

          73.今までにない経験をさせてくれた本のタイトル

          72.やるじゃん、父

          電車の中で父に似た人を見た 服装も背丈も全然違うのに ヘアスタイルと横顔がすごく父っぽくて つい目で追ってしまうくらいには似ていた 親として過ごすことが多いいま、 あの瞬間はただただ父に会いたいなぁと思う娘としてのわたしがいた 父を想う時、私の中にある死生観が少しだけ変わる 死んでからもそんな影響を与えてくるなんて やるじゃん、父 -------------- 自分で自分を幸せにして そんな自分で誰かを幸せにできたらいいですよね♡ そんなとき役立てられると思います

          72.やるじゃん、父

          71.代役は好きには勝てない

          帰りの電車の中で 自分の手からすごくいい香りがした 立ち寄ったショップで ずっと前から気になっていた香水とボディクリームを試し付けしたからだ。 スマホをみているとき 髪をかきあげたとき ちょっとした動きの中で 自分好みの香りがほのかに漂うだけで いつもより背筋がのび 動きや心持ちもその香りを纏うにふさわしい自分であろうとするわたしがいた 服、香り、ヘアスタイル、メイクなど 見た目(香りは嗅覚だけど)を変えるだけで 内面や行動なんていとも簡単にかわる 自分を深くみつ

          71.代役は好きには勝てない

          70.きおくのあじ

          蒸しパン(風)をつくった。(レンジでチンなので(風) ホットケーキミックスとほうれん草パウダーと牛乳をただ混ぜて、マフィンカップに入れてレンジでチンしただけ。 シンプルといえば聞こえがいい、ほんの数分でできる簡単おやつ。 息子は小さいころから食べなれているからか 大きくなった今でもこれが一番好きだという。 食べ盛り真っ只中の高校生なので 二言目には「はらへった」っていうのだけれど(笑) 食事系じゃない、甘いものがいい、パンでもいい。 でも家に市販のお菓子も食パンもなに

          70.きおくのあじ

          69.忘れられないお客様のこと

          6月になると、思い出すお客様がいる。 14年前になくなられたお客様(仮名Yさんとします) 夫が独立する前からのお客様で(夫は美容師です) お店をオープンし、場所が遠くなったにもかかわらず かわらずご来店くださり 例えば、お肉を焼くとき 息子さんとご主人が帰ってくる時間がバラバラだったら 一人一人に合わせてその都度焼いて出す (わたしなら、全部作っておいてレンチン、、、汗) ということをさらっとやってのける とても家族思いで、朗らかで穏やかで、 私とも気さくにおしゃべり

          69.忘れられないお客様のこと

          68.呑まない夜遊び

          わたしはお酒が飲めないので ひとりで居酒屋やbar、スナックなどにいくことはない。 いいよね、ふらっと立ち寄って一杯飲んで帰るとかさ。 やってみたかったよね。 でも体質的に無理なんだから仕方がない。 ということで夜遊びとはあまり縁のない人生を送ってきたけれど(それでも20代のころは、お酒の飲める友達と一緒にオールとかしたこともあるけど) ひさしぶりに夜遊びしてきた♪ とてもきれいなオカマさんが1人できりもりしてる カウンターだけの小さなバー さりげなく会話にはいって

          68.呑まない夜遊び

          67.あの日あのときあの場所で

          誰にでも「あれがきっかけだった」という分岐点がある あの日~あのとき~あの場所で~♪って小田和正さんは歌っていたけれど、ほんとそれ。 昨年の6月4日は わたしに大きな変化をもたらした日 会いたくて会いたくてたまらなかった彼が ほんとうに存在しているのか実感がもてなかった彼が 目の前で動いていた 歌ってラップをして楽器を奏でていた 一度でも目にすることができたら満足だと思っていたのに、そうじゃなかった。もう一度その姿をみたくて、あの時間を過ごしたくて仕方なくなって、海を越

          67.あの日あのときあの場所で

          66.そうじゃなく生きてきただけなのかもしれない

          1週間連続投稿チャレンジ3日目 え、もうすぐ0時じゃないか(ただいま23:52) そういう日もあるよね ということで、ふと浮かんだことをただ綴って今日はおわろう。 わたしはずっとわたしなんだけれど、 それでも急激に変わったわたしもいて。 ㅤㅤㅤ もしかしたら、変わったというよりは もともとそういう人だったのに そうじゃなく生きてきただけ、だったのかもしれないな。 -------------- 自分で自分を幸せにして そんな自分で誰かを幸せにできたらいいですよね♡ そ

          66.そうじゃなく生きてきただけなのかもしれない

          65.思い出よりハグ

          うたた寝していたら ザーーッっという音が聞こえてきて目が覚めた 傘の意味もなさそうなくらいの けっこうな量と激しさの雨が降っていた。 そうそう、昨年の今日(6月2日)も雨で 新幹線が止まるレベルの暴風雨だったんだよね。 なぜ覚えているかというと 推しの日本コンサートの初日だったから。 ファンになってからすぐにコロナが流行し 兵役にいくこともわかっていて(推しているのはKPOPグループです) リアルで会えることなど夢のまた夢、数年後の話だと思っていたところに、奇跡のよう

          65.思い出よりハグ

          65.冷やし中華はじめました、みたいなノリで

          久しぶりにnoteを開いた なんと2か月ぶり 今日から6月。 この間2024年を迎えた気がしていたのに もう1年の折り返しにさしかかろうとしているなんて。。 数か月前からあたらしく始めた仕事が 頭も体も今まで使ったことがないところを使っている感がすごくて 書くことだけじゃなくて 友人に会うことも、大好きなカフェですごすことも 心の支えである推し活すらも少し頻度が減ったり 今まで普通にしてきたことのいくつかが一時停止してた。 させた、のほうが正しいかもしれないな。 心

          65.冷やし中華はじめました、みたいなノリで

          64.あきらめない人ですか?

          いま、わたしのお腹には おへそから縦に10センチ以上の手術のあとが残っている。 お風呂や着替えで目にするたび そのときを思い出したりもするけれど、 身体より、心でうけた傷のほうが実は治りが悪かったりする。 今でこそ、自分を知ること、活かすことに おもきをおいたコンテンツをサービスとして提供しているけれど もともと自分と会話をする、とか 自分の内側の声を聴く、とか すすんではやらないタイプだったし、今でも実はあまり得意ではない。 でもそれは 「あえてふたをして自分の中と

          64.あきらめない人ですか?