愛するということl管理栄養士の読書

愛するということ、それは
「あなたを通じて、すべての人を愛し、世界をわたし自身を愛している」と言えること。

愛するということ

□愛するということ/エーリッヒ・フロム/紀伊国屋書店
□3つのエピソード
1.愛するということは「対象」ではなく「能力」
愛するということに対して、間違った認識をしている人が多い。
「愛することは誰でも出来る、愛すべき人がいないだけ。」
これは大きな間違え。愛とショッピングを同じものだと思っている。
そうではなく、愛するということは、技術。
愛することができる人は、すべてのものに対して愛を向けることができる。

2.愛する技術を生み出すためには
①愛の理論を知ること…人間の実存の問題について知ること
②習練に励むこと
③自分にとって究極の関心事にすること
愛するということは日常を過ごしていたら手に入るものではない。
様々な物事を知らないと、愛することはできない。
母親になり一時的な愛情を子どもに向けることが出来ても、子どもを通じて、その周りの社会を愛するための知識がなければ、子どもが大きくなるにつれ愛情が薄れ、支配や強制が強くなってしまう。

3.愛こそが人にとって生きることの意味
愛があり、その愛を通して社会を愛し、生命を愛し、自分自身を愛することができる社会こそが、幸せな経済成長をしていく国。
でも、現代では、平等という言葉のもと、同じ地球に一体になっている生命ではなく、同一化をしようとしている。
生まれてから、学校へ行き、社会に出て働く。これは社会のれは

「あなたを通じて、すべての人を愛し、世界をわたし自身を愛している」と言えること。



□愛するということ/エーリッヒ・フロム/紀伊国屋書店

□3つのエピソード

1.愛するということは「対象」ではなく「能力」

愛するということに対して、間違った認識をしている人が多い。

「愛することは誰でも出来る、愛すべき人がいないだけ。」

これは大きな間違え。愛とショッピングを同じものだと思っている。

そうではなく、愛するということは、技術。

愛することができる人は、すべてのものに対して愛を向けることができる。


2.愛する技術を生み出すためには

①愛の理論を知ること…人間の実存の問題について知ること

②習練に励むこと

③自分にとって究極の関心事にすること

愛するということは日常を過ごしていたら手に入るものではない。

様々な物事を知らないと、愛することはできない。

母親になり一時的な愛情を子どもに向けることが出来ても、子どもを通じて、その周りの社会を愛するための知識がなければ、子どもが大きくなるにつれ愛情が薄れ、支配や強制が強くなってしまう。


3.愛こそが人にとって生きることの意味

愛があり、その愛を通して社会を愛し、生命を愛し、自分自身を愛することができる社会こそが、幸せな経済成長をしていく国。

でも、現代では、平等という言葉のもと、同じ地球に一体になっている生命ではなく、同一化をしようとしている。

生まれてから、学校へ行き、社会に出て働く。これは社会の経済政策を回すために人々を型にはめただけ。
本質的な社会は、人々の愛から、様々な奉仕や活動が生まれ、そこに経済が伴うべき。

□マイエピソード
オーガニックという考えはまさに愛から生まれる経済活動だと思う。
多くの方が自分の家族に食べさせたくないもの、触れさせたくないものは作りたくないという想いから、そして、自分の子どもの未来に不要なものを残したくないという想いから活動している方が多い。
自分自身や家族を大切にするためには、自分たちが食べるもの、身に着けるもの、住むところを安全なものにしたいと思うのは当たり前ではないだろうか。
そして、自分たちや子ども、そしてその子どもたちの未来が明るくあって欲しいと思うのは当たり前ではないだろうか。
自分自身は、子どもが生まれて、もっと自分の口に入るもの、触れるもの、そしてこの地球のことを考えるようになりました。
まさに子どもを愛することで子どもを通して、その周りの社会や生命が愛おしくなったのです。

自分の子どもは愛しています。でも、食べるものは考えません。
自分のことは好きです。でも、海は汚れても良いです。

それは違います。生命はすべてつながっています。
必ず、それが自分自身に返ってきます。

まずは自分自身を愛し、自分自身を大切にするためには何ができるか。
そこからでも考えてみるのが良いのではないかなぁと思いました。

その1つに食があるととても嬉しいです。

□今日からやること
改めて子どもに、愛していること、そして息子の周りすべてのものを愛していることを伝える

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