投資家が「お金」よりも大切にしていることl管理栄養士の読書

お金より大切なもの

□投資家が「お金」よりも大切にしていること/藤野英人/講談社

□3つのエピソード
1.お金儲けを毛嫌いする日本人が一番のハゲタカ
日本人の多くは、お金儲けは汗水たらしてこそ得られるものと考え、
楽して稼ぐことには否定的。
ボランティアなどのお金をもらわず奉仕をするNPOやNGOなどの活動は、
お金をもらわないけど感謝される「清貧」
会社や金儲けは、「汚豊」と考えている。
ただ、現状として、日本人はお金が大好き。
収入に対する貯金の割合は世界でトップ。自分のお金を保有しておくことに執着している。

2.お金を投資することの意味
日本は収入に対して貯金の割合が多く、寄付の金額は収入の0.08%(約2500円)と圧倒的に少ない。自分の貯金額が多くなることに優越感を抱いている。
しかし、外国はどんなに貧困層でも寄付を行う。チップという制度もその一つ。してもらったサービスに対して、チップを渡す。これは感謝を言葉だけでなくお金でも表している。
その結果、チップを受け取るためにもより良いサービスが生まれる。
これはどうゆうことか。
お金を投資するということは、エネルギーを投資するということ。
エネルギーを投資することで未来からお礼を頂く。

一生かけて消費者であるわたし達にとって、投資は明るい未来をつくることに繋がる。

3.エネルギーとはどうゆうものか
「エネルギー=情熱×行動×時間×回数×知恵×体力×お金×運」
お金だけでなく、様々なものを統合して費やすことで、人の未来は変わる。
このエネルギーを全力で投資し、その結果はきちんと受け止める。
これを自分の人生をかけて行うことで、社会に投資している経営者となる。

□マイエピソード
今月は自分の働き方について考えていました。
お金の目標を最初に立てていたが、まずは自分のどこに情熱をかけたいか、
どのように時間を使いたいかを改めて考えるきっかけをもらった。
その中で、このエネルギーの方程式を見た時にビビットきました。
方程式がより良いエネルギーになるように自分を持っていきたい。

そして、この方程式は食にも大きく関連すると感じた。
人は食べることをやめることはできない。
その中で、何にお金を使い、どう時間を使うか。これによって、自分の健康という明るい未来、そして地球環境の明るい未来につながる。
1人1人が自分の行動、選択を明るい未来のために動けるように、一緒に動いていきたいと思った。

□今日からやること
他人が提供してくれたサービスに「ありがとう」を伝える。

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