ビタミンB1とメンタル②
前回、ビタミンB1の欠乏はアドレナリン分泌を促進し「攻撃的なメンタル」につながるよという話をしました。
この代謝にはまだ先があります。
アドレナリンは、活性酸素によって酸化されやすい物質でもあります。
アドレナリンが活性酸素によって酸化されてしまうと「アドレノクロム」という体にとって猛毒な物質に変化してしまうのです。
この「アドレノクロム」は神経毒性があり脳神経を破壊してしまいます、そのことにより「幻覚、せん妄、妄想」などがおこります。
ヒトにはこうならないためにCOMT酵素(コムト酵素:カテコール-オルト-メチルトランスフェラーゼ)を用いて「ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン」などが多くなった場合に分解しようとします。
しかしこのCOMT酵素はATPが不足の環境、マグネシウムイオンが不足の環境では働きが弱くなってしまいます。(COMT活性にはビタミンB6も必要。ビタミンB6の活性にはATPや亜鉛、ビタミンB2が必要。また、COMTに関しての遺伝子にはヒトによって活性の違いがあります。)
なので、ビタミンB1が減るとATP不足にもなるため、アドレナリン代謝がより亢進してしまうことになるわけです。
少し難しい話でしたが、ビタミンB1が不足すると攻撃的なホルモンが増加して、さらにそれらが酸化されることで細胞を破壊するくらいの成分ができてメンタルがやられるっていうことです。
糖質の代謝などに追いやられて現代人はビタミンB1不足が深刻なのでご注意くださいね。
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