腸内環境改善アプローチは農作業で考えよう!(Replace編)
今回は腸内環境改善アプローチの「Replace(補充)」についてのお話です。
Replaceでは『腸に必要なもので、足りていないものを補充する』というアプローチとなります。
みなさんの食べたものは「しっかりと消化」されて腸内細菌のエサとなっていますか?
農作業で考えると、成長に重要なのはやはり「水」です。いますぐ水が欲しいのに「水入りポリバケツ」で近くに置かれても作物からすると「おいっ!」ってなります。
それはヒト体内も一緒で「未消化の状態」で腸に届けられても困ってしまいます。
具体的に「Replace」が必要なのは「化学的消化(胃酸、胆汁酸、消化酵素)の分泌が低下している方 」です。(機械的消化:咀嚼、蠕動運動も消化には重要です。)
見るべきポイントとしては
・副交感神経は使えているか(常に交感神経優位でないか?)
→呼吸が浅い?常に仕事モード。休む意識がないなどなど
・よく噛んで食べているか?
・たんぱく質はしっかり取れているか?
・肝臓、胆嚢、膵臓機能は大丈夫か?
・ピロリ菌はいないか?
・お肉食べたら体調悪くなる?
などです。
特に「消化液の分泌、蠕動運動」には副交感神経が重要です。
現代では「交感神経優位」な方はとても多いので、まずはこの辺りから見直しましょう。
(仕事資料を見つめながらご飯を食べていたりしませんか?)
また、消化酵素も酵素ですので「たんぱく質」です。
たんぱく質不足の人は、消化能力が弱くなり、そのことでさらにたんぱく質を消化できない・・という負のスパイラルに入るためご注意ください!
どうしても厳しい時は、食べ物だと生姜やパセリ、サプリだと消化酵素や胆汁酸(ウルソ)、塩酸ベタイン(胃酸補助)なども活用すると良いかと思います。(サプリの常用にはご注意。)
作物にとっての水分同様、しっかりと吸収できる形まで分解することが大切ですよ。
腸活アプローチの2つ目の視点として『Replace(補充):足りていないものを補充する』という視点も意識してみてください。
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