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若さのカギをにぎる腎臓

体の中に2つある臓器、腎臓。
要になる臓器で、老化に伴い弱ってくる臓器でもあります。

腎臓の機能は、80歳代では30歳代に比べて半分くらいに低下するといわれています。

そんな腎臓は次のような働きをしています。

① 血液をろ過して老廃物や余分な塩分を尿として排出。
また体に必要なものは再吸収して、体内に留める働きをしている。
② 塩分と水分の排出量をコントロールすることによって血圧を調整。
③ 腎臓から出るホルモンの指令を受けて、骨髄の中にある細胞が血液をつくる。
④ 体液量やイオンバランスを調節したり、体に必要なミネラルを体内に取り 込む。
⑤ カルシウムを体内に吸収させるのに必要な活性型ビタミンDをつくって、強い骨をつくる。

これだけの仕事をしているのですから、要と呼ばれる所以も納得できますよね。

そんな腎臓が弱ってくると、とても疲れやすくなります。また、浮腫みや、頻尿、貧血、かゆみ、腰痛、精力減退、白髪が増える、肌の艶がなくなるなどの症状が現れます。

腎臓が元気な人は、若々しくて、疲れ知らず!!です。

24時間365日働いている腎臓をたまには休ませてあげましょう。

ナトリウム(塩分)を上手に排出してくれるカリウムたっぷりの野菜スープを取り入れて、休腎日をつくりませんか?

弱った腎臓が元気になる「解毒スープ」

20代で腎臓を壊してしまい、それをきっかけに鍼灸の道に進まれた大野沙織先生の「弱った腎臓が元気になる」超手軽な野菜スープをご紹介いたします。

スープレシピ

これらの具材がすべてなくても大丈夫だし、好きな野菜を加えてもOK。
食材をさっと炒めて、水や昆布だしを入れて、天日塩を加えて20分目安で、野菜がやわらかくなるまで蓋をして煮込むだけ。

天日塩を少なくして、味付を味噌や醤油に変えても大丈夫。
トマトジュースや豆乳を入れたアレンジにしてもOKです。

腎臓は、働き者で、悪くなっても、悲鳴をなかなか上げてくれません。

血液検査で、はじめて異常が出たとき(クレアニチン値の異常)は、その機能の7から8割は、失っているのが、現実です。
病院で、「腎臓機能に、異常なし」とされていても、安心はできません。

だからこそ、週1~2回は、スープと少量のご飯で腎臓を休めてあげてください。
大野先生の著書「超!解毒スープ おつかれ気味の腎臓がよみがえる」には、これ以外に様々なスープのレシピがのっているので、参考にしてみてくださいね。

解毒スープ本

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