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【読書】迷路館の殺人

綾辻行人氏による館シリーズ第3弾!
今度はギリシャ神話のミノタウロスがいた迷宮をモチーフとしている。

感想は”良かった””面白かった”です。
いやね、あんまり「こんな感じで面白かった!」「このトリックが良かった!」と書くとネタバレになってしまうので、こういう超おおざっぱな感想なわけです。

最初の十角館の殺人は「ああそうね…。なるほどね…。」ぐらいに終わり、続いて水車館の殺人も前作を読んでいればある程度トリックは予想がつくし、本文中あからさまに怪しいし胡散臭いところもあって犯人もトリックもわかりました。

が、今回の迷路館の殺人は違った。
前作、前々作を読んできたからこそ…のと思います。

十角館の殺人は、俗に”衝撃の一行”と言われてますが、私はこちらのほうが”衝撃の一行”でした。
あの一行を読んだときの「え?え??え!?」感はたまらんです。あの頭がパニックになりつつある、「嘘でしょ?嘘でしょ!?」感。

この巻だけ読んでも面白いと思いますが、できれば既刊2冊を読んでからのほうがよりハマるのではないかなあと思います。

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