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遠方で介護をしている母とポケスリで盛り上がる日々

ブプリン!!ププリンちゃん!!!フワフワポフポフかわいいねぇ!ベビだねぇ!!!

こんにちは。イヌーさんです。

リリース当初から最近までなぜだか微塵も始めようとしなかった、ポケモンスリープという睡眠が強ければ強いほど有利に進められるゲームアプリ。

リリース当初にコマーシャルの動画はリアタイしていたはずなのだけれど、確かうつ病が酷い時か忙しすぎる時期でDLするほどの関心がわかなかったんだと思う。

今あえてポケスリを始めたきっかけ
「エルフの森」というバグが盛りだくさんのファーミングゲームを黙々と進めていたら広告で何度も出てきた。
これしか広告ないのかな?と思うほど、やたらと出てくる。

さすがに気になってきたため、ガチャ要素や課金要素に怯えながら始めたのが丁度50日ほど前。

イヌーさんVS昼寝と夜寝

ここ半年くらいは仕事終わりにバッテリー切れで昼寝をし、一度起きて体のメンテナンスや明日の出勤の準備をし、また寝るという生活リズムを繰り返している。

VRChatの夜のイベントに、平日に参加することはほとんどなくなってしまった。

行きたいイベントは沢山ある。その場で奏でられる美しい音楽に揺蕩って癒やされたい。友達と居酒屋イベントで爆笑もしたい。落ち着いたバーで色んな方々とお話をしたり、近況を聞いたりしたい。哲学カフェにもいきたい。

それでも仕事でせいいっぱいで、うつの薬も減らず、余暇はただただ寝て過ごしている。

朝は必ず余裕を持って早起きをして出勤に備えるため、身支度や朝食などの時間イベントが開けるぞ!と思い、VRChatでフレンドさん向けに朝活イベントを開催している。
感謝してもしきれない程、温かな気持ちや元気をもらっています。時に深い話ができることも嬉しい。
いつもありがとうございます。

ポケスリ爆睡無双

そんなわけで寝てばかりいるイヌーさんですが、前述の通り広告でやたらポケモンスリープを推されるので、なんとなく初めてしまいました。

最初のポケモンはピカチュウで、そこでリセマラをする方もいるみたいだけどゆる~く遊ぶ予定のため、最初に来た子を育ててライチュウにしました。

ライチュウはキンクマハムスターに酷似しているため、かなり好きです。目の程よい大きさと位置感、お腹の白くて丸いふんわり感。頭と身体とのバランスが非常にゴルハム系統。かわいいねえ。
ムーブもかわいすぎる。特別優秀な子ではないけど、のんびりとりんごを持ってくるので「ポムダムール」と名付けました。
いつかエモンガもきたらいいな。

というわけでポケモンの個体値などのガチャ要素や、特定のアイテムが課金制等いろいろありますが、無課金でも十分に楽しむことができるゲームでした。(※己の衝動性に勝てれば)

私はこのかわいすぎるサービスが続いてほしいのと、睡眠に記録をつけられるので金パスにして月に1000円弱だけお布施をしています。健康管理ばっちり。カビゴンと寝る時間の約束をして、早く寝なきゃ!!と余裕を持って布団に入ることができます。

音や動作をスマホが感知したりAIが個人の睡眠リズムを分析したりするので小細工が効きません。きちんとルールを守ればいろんなポケモンに出会うことができる。睡眠リズムを乱すと評価が下がり報酬のランクも下がる。

本当によくできている。
8時間半は必ず布団の上にいることになり、いかに根付きを良くするか、ストレッチをしたり、筋トレを再開してうつ由来の体の痛みを取ってから寝たり。

特に朝のリサーチが楽しみなので、早く明日が来ないかなあと思いながら意識的に体の力を抜き、気づけば眠りに落ちている。

それはもう、疲労も回復する。
ポケモンとともに。

弱虫ペダルの井尾谷君に似ていたため、
「イビー」と名付けたゲンガー。笑顔が素敵。

そしてポケモンあるあるは本家から引き継がれており、進化させれば強くなる。

しかし進化にはリソースが必要だったり、その上、無課金勢でも妥協ラインまでは育成する個体の厳選を行う必要がある。

ポケモンごとに得意なことが異なり、それに合った個体を見つけてようやく育成に取り組むことができ、効率的にゲームを進められる。

さもなくば、その場で一日ほぼ突っ立っているだけのポケモンになってしまう。

人間と同じく、得意なことと求められる作業が合っていないとお仕事が難しい。ポケモンにも気の毒なので、弊社で仕事をするのが難しそうなポケモンたちは、優しげな博士のところに送ってかわいがってもらうようにしている。

今回の博士が歴代ポケモンの中で一番かわいい博士だと思う。モチモチにこにこ。
ハムスターに酷似している。

ふと、寝るのが非常に得意な人物を思い出す

イヌーさんのオカーさんである。そしてイヌーさんのオカーさんもかわいい生き物が大好きだ。ポケモンも私の幼少期にぬいぐるみを買ってくれたため、少し把握している。

一緒にアニメを見ていた時期もあり、エモンガちゃんがお気に入りだ。UFOキャッチャーでエモンガのマスコットぬいぐるみをゲットしてプレゼントしたらたいそう喜んで大事にしている。

母は布団に入ればすぐに眠れる。そして爆音のいびきをかいて、ぐっすりと大量に寝る。何度寝もできる。勝てない。強い。8時間睡眠なんか余裕なのではないか。

心配なのは、負けず嫌いに加えてせっかちなので、衝動的に課金をしてしまわないかという点だけだったが、そこは対策をとることにした。
課金せずとも楽しく遊べるよう、無課金の場合の攻略方法をネットやyoutubeで勉強し、毎日通話越しにレクチャーを実施している。

「そのポケモンは何が上がって、何が下がるかな?」
「レベル10 と25のサブスキルは?」
「あー、その子は保留だね」
「無理に食材集めないで、できるもので作ったほうがいいよ」

母は私のレクチャーを受けると、「これは帳面を作らなきゃ」と、手帳にネットで調べたレシピや、手持ちポケモンの情報を沢山メモしていた。

そのうち攻略サイトを自分で調べるようになり、「この子は飴あげないほうがいいよね?」とスクショを送ってくる。
質問は的確な事が多いため、適応能力がすごい。

あとリセマラ無しで強いピカチュウを引いたり、私よりも多く色違いポケモンを持っていたり、キュワワーイベントで色キュワワーを捕まえてコーンで無双したりしている。

強い。

母がウキウキで良い報告をしてくるたび、「そっち(田舎)でずっと祖母の介護をしているご褒美だねえ」とか「徳がたまっているね」とか伝えている。

しかしそんな母も何もかもゲットできているわけではなく、ずっと「マメミート誰も持ってこないの😢」と悔しがっていた。

ほのおポケモンがたくさん出てくる週にも良いポケモンはゲットできなかったらしい。
通話で「その子は飴だねぇ」と何度も答えた気がする。

一週間開けて、またエンテイリサーチが始まった。今回もほのおポケモンが出て来やすい。エンテイよりまず先に戦力を整えたい。

無課金の方のイベントの楽しみ方を改めて調べ、母に伝授する。

がっかりしたらかわいそうだったので捕まえるまで言わなかったけれど、目標は「良いヒトカゲを捕まえること」。そうすればマメミート不足からは開放される。

なけなしのサブレを使い、何度も微妙なヒトカゲを捕まえては保留にし、飴にし、……

よかったね!

母、何回もチャレンジした結果、無事素晴らしい個体のヒトカゲをゲット。
電話越しの母の声は歓喜に満ちており、少女のようにはしゃいでいた。かわいい。

マメミートで今度はカバンがあふれる始末らしく、電話越しに二人で爆笑した。

今朝なんか、「最強ポケモンランキングを見たんだけれどこの子の進化の他にもっと強い、似たような羽の生えた子いない???」と話が始まって驚いた。(カイリューのことだった)

ポケスリ始めたての当初は「わかんない〜!」、「ヌーえも〜ん!」と困って私に質問をしていたのに、近頃は「だんだんこの、性格とかの組み合わせがわかってきたぞ!」「日曜に向けて食材をためてるのよ。作るレシピも決めてあるんだ〜☺️」と話してくれる。

もう齢は60過ぎになるのに勉強家できちんとメモをとり、順応性が高く、尊敬している。

たまにうっかりして飴として需要が低そうなポケモンの写真をフレンドさん達におくってしまい心から落ち込み申し訳なさそうにしているが、まあまあそれを喜ぶ人もいるでしょう、と励ましている。

「課金したらきりがないからおすすめしないよ!無課金でいい子をお得に揃えようね」
と話したら、「ヌーさんが先生でいてくれる限り絶対にしません!」と誓っていた。

「私がいなくなったら廃課金勢になるってこと???」
「うん。ヌーさんがいなくなったら廃人になって課金しまくるかもしれない!だから生きていてね」

今朝の会話だった。
母のところに可愛くて強いポケモンが出てくることを祈る。

そして私も健康第一で生きていきます。

カビゴンで暖を取るピチュー。愛くるしい。


長文になりましたが、読んでいただきありがとうございました。


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