見出し画像

もっと楽々コピペで立案!非効果的健康管理:胃食道逆流症(GERD)の看護計画


非効果的健康管理:胃食道逆流症(GERD)の看護計画

<定義>
非効果的健康管理とは、疾患によって医療処置・症状の管理・身体機能の維持などを必要とする患者やその家族が必要な処置やケアを行う事が困難あるいは不十分であり、望む生活ができない状態を言う。

<「非効果的健康維持」と「非効的健康管理」の使い方の違い>
「非効果的健康維持」は喫煙、運動不足や過食・偏食などの不健康な生活習慣を変えたいと願っている個人に用いられ、発病を予防するための1次予防の場合に使用する。
「非効的健康管理」は疾患や健康管理に関する教育が必要な患者に使用する。

看護計画

疾患:
既往歴:
治療内容:

目標
自己管理に必要な知識や技術を習得できる
問題点に気づき対処できる
必要な支援を受けられる

O-P
1.客観的評価法(Fスケールなどの問診票)
2.検査データ
-PPIテスト
-内視鏡検査
・改訂ロサンゼルス分類のグレード
・生検(組織診断)
-胃酸分布測定(phモニタリング)
-食道内圧検査
3.ADL・IADL
4.認知力、理解力
5.バイタルサイン
6.胃食道逆流症の症状の頻度、程度
-定型症状
・胸やけ
・呑酸
-食道症状
・非心臓性胸痛、しみる感覚
-食道外症状
・咽頭炎
・咳嗽
・喘息
・歯の酸蝕症
・嚥下痛
・嚥下困難
7.合併症の有無
-食道潰瘍
-食道狭窄
-バレット腺がん
-繰り返す呼吸器感染症
-中耳炎
8.食事摂取量、食事内容
9.嗜好、偏食の有無
10.水分摂取量
11.水分出納バランス
12.体重、体重の変化
13.排尿状況
14.排便状況
15.安静度
16.活動量
17.睡眠状況
18.治療内容
-薬物治療
・酸分泌抑制薬
・胃腸機能調整薬
・粘膜抵抗増強薬
-薬物治療における副作用の有無
・肝機能障害
・消化器症状
・その他:
-生活指導
-内視鏡的治療(注入療法、縫合法、全層性ヒダ形成法、瘢痕形成法など)
-外科的治療(噴門形成術)
19.服薬状況
20.服薬管理状況
21.疾患について誰にどの様に説明されているか
22.疾患、治療に対する受け止め方
23.疾患についての理解
24.治療についての理解
25.増悪因子についての理解(肥満、過食、便秘、力仕事、アルコール、コーヒー、香辛料、喫煙、高脂肪食、甘い物、食直後の就寝、ストレス、降圧剤、喘息治療薬など)
26.不安に思っていること
27.ストレスの有無、対処方法
28.セルフマネジメントの内容
-セルフマネジメントに対する理解度
-患者が行っている行動が正しいか
29.生活状況
-1日の過ごし方
-食生活(回数など)
-喫煙、飲酒の有無
-運動量、運動習慣
-自宅・地域の環境
-職業
-経済状況
30.家族のサポートの有無、状況
31.家族の知識、理解
32.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート:共感や愛情の提供
-道具的サポート:形のある物やサービスの提供
-情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート:肯定的な評価の提供

T-P
1.患者の思いに寄り添い、尊重した態度で接する
2.患者の思い、不安に思っている事を傾聴する
3.患者の発言、表情や行動で気になった事は理由を確認する
4.リラックスして過ごせる様に環境整備する
5.臥床時、上体を15~30度に挙上する(フラットにしない)
6.腹部を圧迫しない衣服へ変更する
7.食事内容を調整する
-嚥下しやすい食事形態へと変更する
-食事摂取回数を増やすか検討する
-1回の食事量を検討する
-低脂肪食へと変更する
-刺激物を避ける(緑茶、コーヒーなど)
8.栄養指導を受けられる様に調整する
9.非心臓性胸痛やしみる感覚がある場合、疼痛の管理を行う
※時期に応じて以下の計画から選択する
コピペでかんたん立案!安楽障害:急性疼痛の看護計画

ここから先は

1,371字 / 3ファイル

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?