漢方の基本の考え方!気血水とは
漢方では人の身体は「気・血・水」で
できていると考えています。
あまり聞きなじみのない理論ですが
一度理解すれば、慢性的な不調の原因を知ることにつながります😊
ぜひ自分の不調と照らし合わせて
よんでみてくださいね^^
気血水とは
「気」とは、体内に流れるエネルギーのことを示します。
人間を動かす原動力であり、生命力です。
自律神経や内分泌などを調整する役割があります。
「血」とは、体内にある赤い液体です。
文字通りの意味で、体内に酸素や栄養を運搬します。
「水」とは、体内にある血以外の液体を指します。
例えばリンパ液、鼻水、尿などがあります。
この「気血水」がきちんと巡ることが、
健康の証とされており、
反対にバランスくずれたときを
なにかしらの不調の原因と捉えます。
気血水のバランスが崩れたらどうなる?
①気
「気」が不足すると、、、
疲れやすいや意欲減退、朝起きれないなど
「気」が滞ると、、、
おならやげっぷが増えたり、イライラ、落ち込みなど
これらの状態をそれぞれ
「気虚」と「気滞」といいます。
②血
「血」が不足すると、、、
たちくらみ、ふらつき、不眠など
「血」が滞ると、、、
目の下のクマ、肩こり、末端の冷えなど
これらの状態をそれぞれ
「血虚」と「お血」といいます。
③水
「水」が不足すると、、、
ドライアイ・便秘になりやすい・肌が乾燥しているなど
「水」が滞ると、、、
下痢、むくみ、めまい、雨の日の頭痛など
これらの状態をそれぞれ
「津虚」と「水滞」といいます。
気血水のバランスを整えるには
気血水が乱れる原因は、環境の変化やストレス
生活習慣など様々です。
気血水のバランスを整えるには
食事や運動、鍼灸治療や漢方などの方法がありますが
まずは自分の体質を知ることが大切です!
同じ運動でもエネルギーが不足している気虚タイプは
あまり激しい運動は向いていません。
必ずしも一つの体質にあてはまる訳ではなく
複数の体質に当てはまることの方が多いです。
改善方法もひとそれぞれ違うため、
まずは体質の偏りを減らすことを
意識してみましょう😘
お読みいただきありがとうございました🕊
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