やりたい事のために最後の一歩が踏み切れて良かったと思うこと
こんにちは!今週末はドイツもかなり暑く、昨日は汗だくの蒸し風呂状態でバドミントンをやりました。笑
運動した後に熱々のシャワーを浴びるとスッキリしてそのまま気持ちよく眠れるので私は好きです。
家の中でクーラーがないのでカーテンを閉め切って日光を遮断し、扇風機で暑さを凌いでいます。30度を超える日は1ヶ月に数日ほどしか無いのでなんとかやりきれますが、外出するとすぐに暑さで疲れてしまいます。^^;
話は変わりますが、今週は色々と考えたり、頭の中にあるものをゆっくりと書き出す時間を作りたく、今日は過去を少し振り返りながら自分がドイツに移住をする選択したことをぼんやりと考えていました。
20代後半の頃は中華圏に仕事で行く事が多ったのですが、社会人としての経験が浅かったこともあり、時には出張先で夜中まで上司に叱られながらもがむしゃらに働いていました。
徐々に出張にも仕事にも慣れ始め、中国を拠点に本格的に仕事をしようかと考えた時期もありました。ただ、仕事中心の生活にかなり疲れてきた事と、会社の環境が生涯この会社で続けたいと決して思えるものでは無かったのでこの先どうしようかと考えておりました。
そんな時、仕事でドイツへ出張に行った際に『この国に住んでみたい!』と直感で思いました。自分にとって初めてのヨーロッパで、古くて綺麗な建物や現地の人々、言語、ファッション全てに衝撃を受けました。
そこから『ドイツに住むこと』が自分の中での目標になりました。
ただ正直なところ、矛盾していますが実際に移住するのはすごく怖かったし、自分自身でも『ドイツに行きたい』と周囲に言いまくってはいたけど、本当に移住した自分がイメージできず『私、どうなるの?笑』と心の中で思っていました。笑
その後、世界中で感染症が広がり、ドイツがロックダウンしたのでしばらくは引き続き日本に住んで様子をみることにしました。
その間、自身の視野もかなり狭くなってしまい、こんな不況な時に海外で仕事が見つかるのかといった不安から、日本でも同時進行で転職活動をする事にしました。当時は感染症の影響でどの企業もオンライン面接を積極的に取り入れていたので、日本全国の会社の面接が自宅で受けられるのは良かったなと思います。
当時、かなり仕事に疲れていたこともあり、どの企業を面接しても『また数年後に仕事を辞めたくなってしまったらどうしよう?』と前向きな気持ちを持つことが出来ませんでした。そんな時、後押ししてくれたのが留学やワーホリの手配をしてくれる会社の社長さんでした。
『行って嫌やったら3ヶ月で帰ってきたらええねん!イケメンの彼氏探すくらいのノリで海外行っといで!笑』
すごく明るくてなんでもはっきりズバッと言ってくれる方で、この一言でなんとなく海外に移住するプレッシャーがなくなり、感染症が治ってきたタイミングでドイツに行くことを決めました。
『嫌だったら3ヶ月で帰ろう』と自分に言い聞かしてドイツにやってきてもうすぐ3年が経とうとしています。
今ではあの時、本当に移住の選択をして良かったなと思っています。
移住当時30歳だった私ですが、ドイツは食べ物、言葉、文化、全てが自分にとって新しく、3年経った今でも毎日新しいことを学び続けていると感じています。
小さな変化でも楽しめるようになり日々、幸福に思えることや感謝する事が増えました。
また、かなりの頻度で私の記事に出ていていますが、散歩が大好きになりました。
私が散歩をしている公園では野生のカモやアヒル、ウサギ、リスなどがいて、自然や動物たちと共存する大切さを学びました。
移住をする前に、『ドイツで何をしたいのか明確で無いと行く意味がない』と知人に言われた事があります。確かに何がしたいのか目的があれば尚良いかと思いますが、この3年間で今まで見れなかった世界をたくさん見ることが出来たので、明確な目的がなくても得られるものはたくさんあり、この選択は間違っていなかったと思います。
ただし約3年ドイツに住んだ今、この先何をするか次の選択もそろそろ考えていきたいなと最近感じます。
同じように何かの選択に迷われている方の少しでも参考になれば幸いです。^^
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