ツイてない日を最高の日に変えてくれた人
こんばんは！
ここ最近ドイツでは毎日天気がしぐれて、肌寒い日が続いています。
洗濯物が乾かないのと湿気で髪の毛が纏まらないので困っています。笑
そういえば私はかなりの癖毛なのですが、来週は日系の美容院で縮毛矯正をしに行こうと思います。こっちの美容院でヘアーカットと縮毛矯正をすると日本の2.5倍くらいの値段がするので、次回の日本への帰国まで待とうか何度も悩んだのですが、日々の癖毛に対するストレスや、毎朝のスタイリングにかける時間が短縮できることを考慮して思い切って美容院を予約しました。
ドイツの水が髪の毛に合わず、ずっと悩んでいたのでこちらも硬水から軟水に切り替えられるシャワーヘッドがAmazonにあると聞いて注文してみました。
すぐに効果が出るかは分かりませんが、色々試してみるのは好きなので、届くのを楽しみにしています。
さて、話は変わりますが、先週偶然にとても素敵なご近所さんに出逢いました。
先日学校の帰り道、事故の影響でトラム（路面電車）が大幅に遅延してしまいました。
学校が終わるのが２１時過ぎなので、ただでさえトラムの本数が少なく、代替えのバスも来ない様子だったのでこの時間からトラムが動かなくなると今日は1時間半かけて夜道を歩いて帰るしかないのか、、と絶望的な気持ちになっていました。
私のクラスメイトは街中に住んでいる人が多く、歩いても１５分以内で帰れる人が大半なのですが、私は郊外に住んでいるので、どうしてもトラムに乗って帰りたかったのです。
しかしドイツ語が分からない私はなぜトラムが動かなくなったのかあまり把握できていなかったので、同じようにトラムを待っている人に英語で聞いてみることにしました。
偶然話しかけた女性の方は、アメリカ人の方でとてもフレンドリーに英語で説明してくれました。どうやらその方は、私の近所に住んでおり、私とと同じ駅まで行きたかったようで、他の帰り道がないか、代替えのバスが出ていないかを一緒に探すことにしました。
結局トラム以外で他に帰る方法はなく、しばらくベンチに座って話しながらトラムが再度動くのを待つことにしました。
彼女は仕事帰りで疲れているのに、終始笑顔で家族のことや仕事のこと、以前に住んでいたパリのことや、ここでの移住生活について楽しそうに話してくれました。
私も仕事からの学校でヘトヘトでしたが、彼女と話していると自然に私も気持ちが晴れてきました。話の内容が面白すぎて、初めて会ったとは思えないくらい爆笑しあっていました。
１時間半程待つとようやくトラムが動き始め、２３時頃に無事に帰宅することができました。
きっと本当はかなり疲れていると思いますが、彼女は「今日は私の帰るのが遅くなったから、旦那さんが娘さんに寝る前に本を読んでくれたり、寝かしつけてくれたから、私は帰ったら寝るだけだしラッキー！」と明るく笑いながら冗談も言っていてすごくポジティブな方だなと感じたし、不思議と私の心までポジティブな気持ちになっていました。
私も「トラムが遅延したことで、こんな楽しい友達ができたので、疲れたけどとてもいい日だったよ！」と言って最寄駅で別れました。
疲れている中、無事にトラムが来て帰れるか不安でしたが、家に帰った時はそんなことよりも新しい人と出会えたことで嬉しい気持ちがいっぱいでした。
起こった出来事は同じでも、気持ちの持ちようで結果はネガティブにもポジティブにもなるんだなと思いました。
そしてその気持ちは他の人にも伝染していくので、出来る限りポジティブな人と一緒にいたいし、自分も物事を前向きに考えていきたいと改めて感じた１日でした。
今度、こちらの方とカフェでお茶をすることになったので、また楽しい話が聞けるのを今から楽しみにしています♪
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