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憂鬱な日に思い切って外に出てみた
こんばんは!ヨーロッパもいよいよ暖かくなってきました。ここドイツでは夜も21 時半まで薄明るいです。
これから毎日天気が良く、夜の22時を過ぎても明るい最高のシーズンに入ろうとしています。毎日真っ暗で雨ばかりの冬が終わり、次の冬が来るまで精一杯楽しみたいと言う気持ちから、友人と次にどこへ旅行するかや、何を食べに行くかなどワクワクするアイディアを今からたくさん膨らませています。
昨日は友人とオランダにプチ旅行をしてきました。私の住むドイツの街から電車で2時間ほどの場所で、私が通勤に使用している定期圏内で行ける場所なので交通費がかからず海外旅行が出来るのは本当に素晴らしいです。
お陰で素敵な週末となりました!^^
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さてこんな私ですが、かなり繊細な部分もあり、先日久しぶりに普段の疲れがどっと出てしまい、憂鬱な日が数日続いておりました。
体の倦怠感もひどく、スイス旅行や出張で何度かお休みしていたドイツ語の授業も、またこの不調のせいで休まないといけないのかと思うと悔しくて、更に憂鬱になってしまい負のスパイラルでした。
そんな憂鬱な気持ちの時、敢えて外に出てみることが案外プラスに変えてくれることを知りました。
そう分かっていても体が重たく、なかなか外に出る気持ちになれませんでした。
私は学校の時間ギリギリまで行くかお休みするか悩んだのですが、少しだけ気持ちが落ち着いた時を見計らい、頑張って行くことにしました。
学校に行くトラムに乗っている時、自転車と一緒に乗り込んできた人などもいて、自分が降りたい駅ですぐに降りられなかったのですが、若い学生の女の子が静かにトラムのドアを押さえて私が降りるまでドアが閉まらないようにしてくれていました。
その瞬間、自分は孤独ではなく、誰かに支えられていると感じました。
少し気持ちが軽くなった後、クラスに向かうとクラスメートがすでに教室前のソファに座っており、みんなでたわいの無い雑談をしながら教室に向かいました。私が受けているドイツ語の授業はグループワークが多く、隣の席のクラスメートと相談しながら答えを考える形式が多いです。その日も隣の席のイラン人の女性とパートナーになり、与えられた課題に対して良いアイディアが浮かび上がった際は「私たちいいチームだね!」とお互いを褒め合い、モチベーションを上げ合いました。
そんな感じで授業は楽しく終わり、私の気持ちはすっかり晴れて体も少し軽くなり、帰り道にスーパーに寄ることまで出来るようになりました。
色んな人付き合いで心が疲れ切っていた時に私を支えてくれたのは、「人」でした。
トラムでドアが閉まらないように押さえていてくれた女の子は、あの日こんなに私の心を救ってくれたとは思ってないと思うし、覚えていないかと思います。
しかし、疲れて気持ちが落ち込んでいた私にとっては、何気なく行った小さな行動が、他人の1日を大きく変えることもできるんだなと学ばされた素敵な1日でした。
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