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エジプト旅行から学ぶ異文化理解

こんばんは!本日無事にエジプト旅行から帰ってまいりました。
エジプトには言葉で言い表せれないくらい素敵な古代遺跡があり、「ついに学生の頃に教科書で学んだような古代の世界に行けた!」と言った気持ちになりました。

Cairo, Egypt


現地ではタクシーの運賃は、Uberに乗るより10倍くらい高いと聞いていたので、移動はほぼ全てUberを利用しました。ドキドキしながらUberに乗りましたが、どのドライバーも優しく、「エジプトへようこそ!」と言ってくれたり、「日本が大好き」と言ってくれる人もいました。

私の中で一番衝撃的だったのが、道路です。
道路に信号が全くなく、高速道路のような道に車が車線を無視して隙間さえあればクラクションを鳴らしながら猛スピードで車を突っ込んでいました。車は彼らにとっては”身体の一部”なのでしょうか。もっと驚きだったのが、そんな信号のない道に人々が普通に走って渡っていることでした。

現在ラマダン期間の折り返し地点ということで、みなさん日が沈む時間まで断食を行なっていました。基本的にショッピングモール内の服屋さんなどは19時半頃まで閉まっており、18時過ぎに一斉に食事をした後に夜中まで店を開けるスタンスでした。レストランや博物館などは日中も開いていましたが、やはりラマダン期間なので、通常の営業時間より早く閉まったり、一度夕方に閉まってまた夜に再開する店が多かったです。
ラマダン期間は空腹との闘いなので若干ピリピリしている様子もあり、生産性の下がる昼間は働かず寝る人も多いようです。
18時過ぎにショッピングモール内のフードコートへ行くとどこも満席でみなさんすでに食べたいものを購入し、食べても良い時間になるまで食べ物を袋から出さずに我慢強く待っている様子が伺えました。そして時間になると、幸せそうに食べ物を頬張っていました。食後は家族や友人とスターバックスでお茶をしたり、ショッピングを楽しむ人でモール内は賑わっていました。

そこから人々の生活において最も不可欠なことの一つはやはり「食」だなと感じました。ご飯を食べないと力が沸かず生産性も下がるし、自律神経も乱れて気持ちも沈んでしまいそうになることもあります。逆に頑張って断食をした後に美味しいものを食べられることが、改めて食べ物に対して感謝の気持ちをもたらしてくれるのかもしれません。

素晴らしい古代の遺跡がたくさん残っていたり、ラマダンを通して異文化を教えてくれたエジプト。まだまだ開発途中で、建設中の建物がたくさんあったり、物価も徐々に上がっているとのことで、10年後はより大きくモダンな街に変わっているんだろうなと感じました。そういった点でエジプトはどこか数年前の中国に似ているなと思うところがたくさんありました。
こんなに異文化を感じられるようなワクワクした楽しい旅は久しぶりで、たった5日の旅でしたが、一生忘れることのないような素敵な旅になりました。^^
現地で親切に接してくれた皆さんにも大感謝です。

Pyramids of Giza, Cairo

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