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買い物の軸を決めると、ハッピーが訪れる

こんにちは、nunocoto fabric広報担当のかわいです。
今日は、ちょっと”お買い物”について語ってみようと思います。

毎日買ういろんなものの、選択の軸って、どこにありますか?

お安さが1番!っていうものと、
これ買うときはこだわらせて~

っていうもの、ありますよね?

そのお買い物の軸を決める価値
について、ちょっと感じたことをまとめてみました。
なんが~い独り言。

ちょっぴり人生が豊かになるかもしれない
お買い物のお話。
ご興味ある方は、ぜひお付き合いくださいね。

テレビが積極的に与えてくれる絶対的な価値

実は、我が家、わけあって、ほとんどテレビを付けない家庭なのですが、

先日、久しぶりにテレビを付けたら、
”価格切りのテレビ番組が多いなぁ”と感じました。

伝統工芸品を紹介する番組で、
「さて、数十万円の江戸切子はどちらでしょうか?」

グルメを紹介する番組で、
「このメニューのお値段をピタリ当てましょう」

旅番組で、
「この宿のお値段は、いくらでしょう〜かっ」

世界の富裕層のお宅訪問で、
「この家はいったい、いくらの価値があるでしょう」

めったにテレビを付けないのに、付けるたびに出てくる価格切りのオンパレード。

お値段は、誰でもつい気になっちゃうテーマなので、
きっと、こうすると、視聴率があがる!っていう制作側の狙いがあるんでしょうね。

だけど、ちょっと視点を変えると、
まっさらな子供たちがこの情報を浴び続けたら、
"まず先に値段(絶対的価値)が気になる人"

になってしまわないかなぁ。

何かを買うとき、

「私が買ったものは、誰かにとっても価値があるもの?」
「この買い物で、私は損をしていない?」

なんて思いはじめたりしないのかなぁ。

子供のころから、テレビの洗礼をめいっぱい浴びてきた、わたしにとっても、いまさらながら、
生まれて初めての気づきでした。

ソーイングを仕事にしてからか、
もうひとつ、作る側の視点を手に入れたせいか、
伝統工芸の価値は、その技であって欲しいし、
届いた人それぞれが、受けとるものであって欲しい。

旅の価値は、豪華か否かの前に、どんな経験や思い出に換算されるか、であって欲しい。

それが自然と子供たちに伝わるメディアを見せたいな~
と、ふと思ったんですよね。

価格って、とってもインパクトのあるものです。
あらゆるものの価値を”絶対的”に換算できる便利なもの。

だけど「価格=わたしにとっての価値」?
それはまた別の話のように感じます。

子供に「価格=あなたを含むみんなにとっての価値」だよと、
インパクトを与え続けると、
損得勘定が生まれて、自分のお買い物に自信がなくなり、買う体験や、買ったものを、純粋に楽しめなくならないかな?
と心配になってみたり…。

もしかして、自分だけかも?と思える価値ってとっても貴重

”自分だけの価値”
になるものって、それぞれのおうちにあったりしないですか?
そしてそこが、一番のお楽しみだったり♪

「価格=わたしにとっての価値」
じゃないかもな~って思えるところ、
我が家は”楽器”です。

音楽一家からは程遠い我が家ですが、
なぜか家には楽器がたくさんあり、
そして、あまり使われないまま、
我が家を素通りしていった楽器や機材は数知れず。

(以下、我が家で買った楽器たち)

さささと集められた我が家の楽器


・ギタームリだけどこれなら…と買ったウクレレ
・夫婦喧嘩の腹いせに買われた電子ピアノ
・仕事が忙しすぎて衝動買いされた中古バイオリン
・ハンドパンを妥協して、買ったハッピードラム
・アフリカンミュージックにハマったときに買ったジャンベ(大・小2台)とアサラト(2個)
・ピアノジャックに憧れて買ったカホン
・祖父の遺品の尺八
・娘のために買ったタンバリン
・友人とおそろいで買ったディジュリドゥ
・ギター(2台)
・三味線
・三味線の指練習用に買ったミンミン

最近は、
夫はギター、私は三味線に落ちつき、
週末たまに、演奏しています。
楽器をひたすら何年か集めて、やっと演奏の方に本腰が入ってきたわけだけど、
それでも我が家の趣味は、
楽器演奏ではなく、楽器収集じゃないかな~と思います。
( ´艸`)

使う頻度はほんとうにいろいろ。

赤ちゃんだった娘を大いに楽しませてくれたもの、
テレワーク中の休憩時間に、一瞬で気分転換させてくれたもの、
難易度高すぎて、1度触って終わったものetc.

たぶん、中古車は買えちゃうくらい、
楽器を買っています。
ちなみに、我が家には車庫も車もありません。

多くの人にとっては、車や旅行の方が断然価値があるものかもしれないけど、

そこが、

”我が家のユニークな価値”
なわけで、
”人生のお楽しみ”
なのです。

セミインドア派の我が家にとっては、
ご近所の大きな公園に遊びに行くことがとっても多いのですが、

そこで開催される小さなフェスでも、民族楽器に出会うことは多く、
それでいて、
たま〜に、
そのジャンルの人間国宝みたいな人が
演奏していることもあるので、
それがめちゃくちゃ楽しかったりします。
誰もテンション上がらない所で上がってるんですね。
(ふふふ)

ある日、いつもの公園で、娘に絵本を読み聞かせていたら、
ハンドパン2台を華麗に弾くおじいちゃまがいて、
とっても素敵なBGMに感じたこともありました。

ハンドパンはとっても珍しい楽器なので、
どうしてあのとき話しかけなかったんだろう…と
未だに後悔しています。

またある時は、娘と散歩していたら、
自転車で世界1周しながら、世界の民族楽器を演奏しているおじさんにも出くわし、
いろんなジャンルや国の音階について、
説明しながら演奏してくれました。

その日は極寒でしたが、
娘は、立ち止まり、30分くらいかじりついて見ていました。
これ、改めて音楽講座受けたら、すごい価値がありそうだなっていう濃ゆい内容、見放題な状態でした。

そして、津軽三味線を習い始めたころ、
尺八と太鼓と一緒に演奏する楽器だと知り、
ずっと忘れていた尺八を思いだす。

「!」

な~んか、つながっているって嬉しい〜という気持ちに。
(まさか、おじいちゃんに呼び寄せられたかな?)

これが我が家の”価値”ですが、

友人のおうちでは、
「ライトノベルは必ず新品を買う」
というこだわりがあるようです。

子供のころからお世話になった大好きなジャンルの本。
きちんと、買うたびに、作者に印税が入るようにしたいんだ。

とのこと。

娘さんにもそこはちゃんと受け継いでいるようで、
ちょっといいエピソードだな~って思いました。

お買い物って投票みたい

なんだか、お買い物って、
買う商品や買い方が、
”好き”の投票みたいです。

だから、特に好きなジャンルについては、
一票は一票でも、
より”熱い一票”になるように、
わたしなりのこだわりがあります。

その一つは、大好きなブランドは、
公式サイトから買うこと。

なぜなら、その買い方が、一番そのブランドにとって利益を生むからです。

最近は、Amazon Payが利用できるようになって、
公式サイトでお買い物がしやすくなったので、
この”熱い一票”は加速しつつあります。

お買い物と一緒で、
納税についても、ちょっとした決まり事があります。

ふるさと納税が当たり前になった昨今ですが、

”欲しい返礼品をいただく”
”好きな自治体に税金を納める”
”やっぱり自分の自治体に納税する”

選択肢や考え方はいろいろです。

我が家は、魅力的な返礼品を探して購入していたこともあったけど、
子供が将来同じ地域に住みそうだな~とか、
ちょっとほかの家庭よりもお世話になっている部分が多いかもしれないな、
と感じるところがあったので、
ふるさと納税の制度を利用することをやめました。

これも、自分が住んでいる自治体に一票。

ということですね。

わたしが好き!って思えたテレビ番組

さて、ここで話題を最初のテレビの話に戻します。
久し振りにテレビをつけて、
テレビが嫌いになった><

という話ではないんですね。

こんなテレビ番組いいぞ!
と感動した経験もわたしにはありまして。

それは、8年前、
インバウンドが話題になった頃でした。

それまで、
「ここが変だよ日本人」
を楽しく観覧していた視聴者に対して、

急にテレビが
「ここがスゴいよ、日本人」

のような企画にギアチェンしはじめたんです。

そのときは、
「ん?いったいなにが起こった?」

と思っていたのですが、
まもなく、
各国の人を受け入れるためにビザの発効要件が緩和され、
たくさんの観光客が日本を訪れました。

それはまるで、海外の訪問者をおもてなしの気持ちで迎え入れる準備のように思えました。

ここまで影響力がある、テレビ。
こういう番組の作り方はとってもいいな~。
と感じたのを覚えています。

人間の脳ってめんどうくさがりです。
その反面、ちょっと難しいことを達成すると、とてつもなく気持ちが良い生き物でもあります。

・わかる
・わからない
・わかりたい

わかりやすい情報がほしい!
に応えるのもいいけれど、

実は"わかると嬉しい"
を届ける番組が増えてほしいなと
思います。

”モノの価値”
は、絶対的なお得感を伝えるだけじゃなく、
自分にとっての価値の軸を見つけよう!
という番組が増えて欲しいなと思います。

お買い物は好きの投票💓

自分だけの”イイね!”を信じて買うと、気分がいい

あたりまえだけど、我が家で見つけたお宝は、我が家にいるとき、我が家の人にとって、もっとも価値のあるものです。

人生のだいたいのお買い物は、
"自分のためにするもの"

だから、

ほとんどのものの価値は、自分で決めるものであってほしい

大好きなものの価値は、自分で決めるものであってほしい

と思います。

最後にちょっとだけ宣伝


当店の取り扱う商品には、アートがあります。

「アートっていうと、お客さんがちょっと身構えちゃうから、ファブリックポスターね」

「布だから、そのまま貼れるしね」

なんて言いながら、ネーミングした気軽なアート作品たち。

・ファブリックポスター
こちらは、idee(イデー)さんにもアート作品を出していらっしゃる
Atelier CRAFT-Log. (井上陽子)さんがデザインしたコラージュのポスター。

キャンバス生地だから額に入れずにそのまま貼れる


この時期、人気の

・ファブリックカレンダー
壮大な景色が描かれたカレンダーは、
壁に飾れば、”おうちの窓から絶景が望める”そんな気分になる作品。
グラフィックデザイナー/イラストレーターの川原真由美さんデザイン。

1年飾るもよし、布巾にしちゃうもよし


・クリスマスタペストリー
出し入れがちょっとめんどうなクリスマスツリーも、オーナメントまで描かれたタペストリーなら、布1枚で完成。
スピッツのジャケットを手掛けたイラストレーター、福田利之さんデザイン。

1枚で圧巻!

小さいサイズもあります

さてさて、もう年末ですね。

1年の締めくくりと、1年のはじまり。

布1枚のインテリアで華を添えませんか。

純粋に、
”ひと目みて気に入った”

そんな気持ちで好きの投票いただけたらうれしいな~と思います。

BY nunocoto fabric







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