【読了011・013】ルース・レンデル『殺意を呼ぶ館(上・下)』
※ややネタバレを含む感想です
ルース・レンデルは『ロウフィールド館の殺人』を読んだ瞬間「私この人一生好き!!」ってなった作家です。久々に読んだレンデル、やっぱり面白かった。イヴの迫力はさすがというしかない。
イヴとライザ、男の差が命運を分けたなあ……。ライザにとって、彼と出会えたことがどれだけ人生の財産であり幸運だったか。かたやイヴの男運の悪さよ。
何でも出来る、ものすごく頭のいい人だったのに、不運な出来事をきっかけに蜘蛛みたいに巣でジッとしてるようになってしまって