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読書感想文#46


この本は古本屋を巡っているときに、見つけて購入しました。

個人的には比較的に悩まない方ではあるかと思いますが、就活は悩みが多くなると聞くし、自己分析にもつながりそうなどの理由もあり購入しました。

内容

客観力はとても重要な能力であり、
・人生の満足度
・仕事の生産性
・ストレスレベル  などに影響を与えます。

「客観力をつけなさい」とよく言われ、客観力が大切なんだなという事は、みなさんも何となく感じていると思いますが、客観力を保つのはかなり難しいものです。

これには、「バイアス」と「日常的な思考の大半を忘れる」という二つの要素が関係しています。

バイアス…知能、性格、ルックスにおいて平均点以上だと思ってしまうバイアスにより、真実から目を逸らしてしまうこと。

日常的な思考の大半を忘れる…日常の心の浮き沈みを掘り下げられれば、自らの反応をより正しく判断できるようになる。

確かに、日常的な思考の大半、どのような意思に基づいて選択を行なったかということには、かなり意識的に振り返ろうとしなければ忘れてしまうなと感じます。

では、どのようにして客観力を保てばいいのか。これには、「自己省察」と「知的謙遜」がキーワードとなります。

自己省察…自分の欲望を正しく知り、思い込みに惑わされず真実を見抜く力

知的謙遜…自分の能力を正しく知り、より深い成長を促すための力

この2つを手に入れることができれば、優れた客観力を身につけることができ、人生の満足度が高くトラブルにも負けにくく、不安にも悩まされないようになれるのです。

知的謙遜については、読書を普段からされている方はかなり高いレベルなのではないかなと思います。

読書をすればするほど、自分が無知であることがよく分かり、もっと沢山のことを知りたいという思考になると私は感じています。

決して、自分が知的謙遜の力が高い方であるとは思いませんが、読書をする前と後ではこの能力に関して少しの成長はあったのではないかなと感じてます。

そして、この2つ要素をどのように鍛えれば良いのかについては本の中で紹介されているので、気になる方は是非読んでみてください。

この本を読みワークを通して、自分の価値観について少し考えることができましたが、まだまだ自分がどのような考えを持っているのかについて言語化するのは難しいなと感じます。

自己分析、とても難しい。悩みどころです。

これでこの本についての紹介を終わります。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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