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読書感想文#47


久しぶりにここまで心動かされる本に出会った。家に置いときたいと思ったのですが、Kindleで読んでしまったのでどうしようかな

もう一度、どこかで買い直してもいいかもと思えるくらい

今回は『手紙屋〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜』 喜多川泰著を読みました。

この本を読もうと思った理由は2つあって、1つは友達からのおすすめです。

本当に勧めてくれてありがとうって思いが強いです。私も誰かに良い本を紹介できたらなと思います。

もう一つは、就活がテーマの本であったことです。いよいよ、就活が始まるので興味を持てるテーマでした。

エピソード

主人公がある日から通うようになった"書楽"には玉座と呼ばれる憧れの席があった。

ある日、同じ大学生の店員から誕生日祝いとして玉座を利用する権利が与えられる。そして、そこで手紙屋の広告を見つける。これが手紙屋との出会いだった。

それから、就職活動に悩みを抱える主人公と手紙を通して彼を応援する手紙屋の十通のやり取りが始まる。

これが物語の導入部分です。十通の手紙を通して、主人公がどう変わっていくのか、どのような経験をしていくのか。

そして、手紙屋とは一体誰なのか。というところも見どころです。

就活を楽しむ

就活ってやらなければいけないもの。時期が来たから始めるしかない。

そういうふうに考えて行っている人が多いと思います。私もその一人でした。

やらされているという気持ちに近いものがあります。しかし、この本を読んで、就活を楽しめたら良いなと思います。

就職活動という道具を利用して自らの成長を楽しむくらいの余裕を持って就職活動できたら良いなと思います。

就活を終えた人、山場の人から舐めてんだろって言われそうですが笑

就職活動は大好きになれる人探しです。そして場合によっては一生付き合っていくことになる人探しなんです。ですから、その人の財力や知名度で選ばず、"性格"で選ぶのが長い目で見ると一番いいということを忘れないでください。

その会社がどのように社会から必要とされているか。必要とされているということは、これからも成長をするだろうし、業績も上がる。

理念や社会に対して何をしているかということをしっかりと見て、それが理想論ではなく現実に活動しているかというところをよく見なければいけない。

人は友達や恋人を選ぶ時、社会的地位や知名度を気にしないのと同じように、自分の考え方や性格に合うのか、一緒に頑張ろうと思えるかを重視した方がよい。

昨日のワンキャリアのイベントの中でも、自分の会社が何者なのか、立ち位置はどこなのかを考えることで、お客様にとって与えられる価値は何かについて考えられるという話があって、つながる部分があるなという感じがしたし、与えられる価値について考えていることは大事だなと感じました。

倒れても立ち上がる人が強い

強い人ってどんな人だろう。倒れない人か?いや、倒れても立ち上がる人が強い。

就活をしていく上で、大変でうまくいかないこともこれから増えるだろう。

もちろん、長い目で見て人生においてもうまくいかないことも沢山あるはず。

そういうときはこの言葉を思い出したい。

今のあなたは、成功の人生を送る上でどうしても必要な経験を集めているだけなんです。
乗り越えた逆境が多ければ多いほど強い人間になれる

この二つの言葉は、きっと辛いことがあったときに勇気をくれる言葉になるはずり

この言葉を大切にしたい。

様々な逆境や壁を越えることが自分を成長させる。これは本当に共感できる。

だからこそ、今ある困難から逃げないこと。

今、目の前にあるものに全力を注いで生きる

これが大切。

掃除を怠らない

このような本を読んだあとはやる気に満ち溢れる。
そういった経験をしたことがある方も多いと思う。

しかし、時間が経てばこの熱は冷めていく。ピカピカの部屋も掃除を怠れば埃だらけになるように。

何もしなければ、荒んでいく。

"掃除を習慣化する"

ここにおける掃除とは?
→本を読み、意見をまとめること

この本ではこう書かれている。自分がやってきたことは間違ってなかったんだと安心できた。

動き続けることでピカピカに保つ。

転がる石に、苔はつかない』

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