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【オススメ図書⑬】最初に読む本2023 vol.4: 英語のライティング本
こんにちは!
名古屋大学附属図書館サポートデスクの院生スタッフです。
新入生の皆さんは、授業などで英語を使う機会はありますか?
高校の授業で習った英語は身に付いているけれど、大学で英語のレポートや論文作成はどのようにすればよいのか分からない…という方も多いと思います。
そこで、特に新入生のみなさんに読んでほしい本を、大学院生スタッフが厳選しました。
英語でのレポートの書き方などを知りたい方は、まずはこの本をどうぞ!
今回は、下記の4つのテーマのうち、最後の「英語のライティング本」について、厳選した6冊を紹介します。
1.学生生活全般
とりあえず広く浅く,大学生の学習生活を知りたい人へ。
2.学習・思考・情報探索
学び方,情報の集め方や吟味の仕方,考え方を知りたい人へ。
3.アカデミックコミュニケーション
自分の考えを,レポートやプレゼンの形で伝えるにはどうしたらいいのか知りたい人へ。
4.英語のライティング本
英語で書きたい・レポートの書き方を英語で学びたい人へ
英語のライティング本
英語で書きたい・レポートの書き方を英語で学びたい人へ。
比較的読みやすい洋書の中から、英作文一般を扱う本とアカデミック・ライティングに絞って論じているものを中心に紹介します。
Zinsser, W.
「On Writing Well: The Classic Guide to Writing Nonfiction」
HarperCollins Publishers, 2006.
キーワード: 英作文,書き方
■英語で「事実」を記述するにはどうすればいいか、ジャーナリズムを背景にもつ著者が解説した本です。
英語圏でよく読まれている本を使って英作文のことを考えてみたいひとにおすすめです。
[ 名古屋大学附属図書館|配置 / 請求記号 中央学3F、836.2|Z ]
Barnet, S., Bellanca, P., Stubbs, M.
「A Short Guide to College Writing」
Pearson Education, 2013.
キーワード: 発想法,書き方,読み方
■レポート・論文作成の作業プロセスに沿って、するべきことを説明してくれる本。
白紙を前に何も思いつかない人のために、着想法・アイディアのふくらませ方から出発しています。論文がどのように構築されるかを学べるので、書くとき(組立)だけではなく、読むとき(分解)にも役立つ知識が身に付きます。
[ 名古屋大学附属図書館|配置 / 請求記号 中央学3F、836.5|B ]
Taylor, G.
「A Student’s Writing Guide: How to Plan and Write Successful Essays」
Cambridge University Press 2009.
キーワード: 書き方,計画
■章ごとに目標が明示され、講義を聞くように自習を進められる本です。
単に「何をしなければならないか」を示すのではなく、「なぜそれをしなければならないか」「どうしてそういうことになるのか」という原理の説明が詳しく述べられているのが特徴です。
[ 名古屋大学附属図書館|配置 / 請求記号 中央学3F、807|T ]
Turabian, K. L.
「A manual for writers of research papers, theses, and dissertations : Chicago Style for students and researchers」
The University of Chicago Press, 2018.
キーワード: 引用,文献リスト,書き方
■正しく引用しないと剽窃になる可能性がある、と知ってはいるけど、英文レポートの場合どうしたらいいのかは全然わからないぞというときはこの本で調べられます。
パート1では研究の文脈で自分の興味を説明するにはどうすればいいのか丁寧に解説されているので、自分のアイディアを提示する方法とそのとき用いるべき語彙をあわせて勉強するのに役立ちます。
[ 名古屋大学附属図書館|配置 / 請求記号 中央学3F、836.5|T ]
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オススメ図書は、いかがでしたか?
アカデミック・ライティングの作文ルールにおいて、使用言語による違いはそれほど大きくありません。
英語でレポートを書かなければならない人はもちろん、使用言語は日本語だけど大学式の書き方を英語で学んでみたいという人も、ぜひ気軽に“英語の本”を手に取ってくださいね。
それではまた次回!
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